「安値」は買える!

日経平均 15859.45 -56.23 日経先物 15840 -20 円/ドル  111.75
TOPIX 1612.76 -3.41 TOPIX先 1609.5 -3.5 10年国債 1.840
出来高 141552   NYダウ 休場   WTI  
売買代金 17964   ナスダック      

今日も「新興市場」は止まりません。
イートレード(8701)やインデックス(4685)は、僅かながらも前日比プラスとはなりましたが、
各「指数」は、連日の安値更新となりました。
「新興市場」に対する思いは、昨日述べましたが、当然のこと、売りが多ければ下げる!のです。
ただ、くれぐれも、価格(値下がり)と共に「夢」をも売ってしまわないことが肝心なのです。

さて、本日の現物市場の出来高は14.1億株と15億株を下回り、売買代金も1.79兆円と、低水準。
昨日、注目してください!と述べました、日経先物の出来高は75666枚と、二日連続の7万枚台。
相変わらずの「先物主導」の売り先行の相場展開なのですが、少なくても、先週の値動きとは、
全く、違ってきているように思えます。
まず、出来高の減少。次に、売り先行、しかも、後場からなんですが、それでも、その下げ幅が
縮小(本日は前日比-20円安)してきているのです。
この二点をとっても、今回の急落の「主犯」は、良いとこ取りで雲隠れしたか?
まだまだ、明日からの動きを注視しなければなりませんが、「先物市場」は基本的にはゼロサム、
提灯を付けてくれなければ、「主犯」は踊れないのです。

今週の注目点は、26週移動平均(週足ベース)が「下を向かないか?」どうかに注目しています。
やはり、昨年来、一度も下を向いていない「26週移動平均」が下を向くのは・・・・?
今週末の日経平均が15421.60円を下回るかどうか?
特に、下回ったから「もうダメ!」なんてこともないのですが、それでも中長期的なトレンドは
変化しないにこした事はありません。(それまでに個別色が出ていれば何の問題もないのです。)
いつかは、どこかで(年内中には)、本格調整は避けられないのでしょうから、とにかく、テーマ
にのった個別色が出てくることが望まれるのです。
実際、N経済新聞が「下値模索」とした「ドコモ」は、その記事以降、一円たりとも値下がりは
していないし、今回の急落も、全く影響はうけていないのです。
PHP研究所からは「ドコモが銀行を追い抜く日」なんて本もでてきました。
次の相場のテーマに「ドコモとヤフー」が名乗りを上げれば、それはそれなりなのですが。

そして、高級ブランドのバーゲンは、まだまだ、継続しています。
是非(結果)は別としても、トヨタやキャノン、三菱UFJなどの主力株が、短期間に急落した
のです。そうは言っても、「安値」は「安値」? しかも、上値は追わない!
さすがに、ブランド、目移りがしてしまいますが、「安値」を買うことが肝心となります。