余りにも稚拙!

日経平均 15565.02 -65.89 日経先物 15600 30 円/ドル  115.73
TOPIX 1577.92 -4.96 TOPIX先 1580.0 3.0 10年国債 1.845
出来高 169568   NYダウ 11124.37 48.19 WTI 74.00
売買代金 21646   ナスダック 2071.74 11.46 646.00

普通に、この記事(解説)を読んで、どう思いますか?
8/11日(金)のN経済新聞の朝刊です。
「信用の売り方優位!評価損率12週連続プラス。株価急落局面で利益計上!」
「おいおい、もうちょっとヤバイぞ!つめを伸ばし続けている証拠!」なんて思えれば合格です。
(もちろん、このヤバイズぞ!は売っている側で、株価の底入れってことです。)
実際、売り方の評価損率が最高の10.14%(6/9日)、買い方の評価損率が20%を下回ったと思える
6/13日に、日経平均は14218.60円の安値をつけました。
そもそも、信用取引って短期売買の象徴と違いますか?
その評価損率が12週もプラスなんて、とてもとても優位なんて?
しかも、何に対して優位なんでしょうか?(N新聞は買い方に対して優位と思っているようですが)
評価損率は、「残」に対する基準で、実際の売買の一部なんです。
その一部分をもって「優位」という比較の基準を持ち出すのは、余りにも稚拙!
百歩譲って同じ土俵で考えれば、もう既に、「買い方が優位」なのかもしれません。
もう既に、買い残は、ピークの59836億円(2/10)から40745億円(8/4)へ減少しているのです。
また、「株価急落局面で利益計上!」って表現も意味不明!ですが、どうして、評価損率のプラス
が利益の計上に繋がるのか?よくわかりませんね。
そして、「個人は空売りを巧みに利用しながら市場に参加している。」と結論づけています。
もう、この解説に至ったら、あきれる以外、どうしようもありません。
「個人」と言う「総体」で「空売り」を巧みに利用できるか、やってみたら?

同じ解説の下に、本当は大事な記事が、小さく載っています。
「投資主体別売買動向」です。
残念ですが、最大の注目!「外国人が二週連続で買い越した。」はこの一言のみ。
そうです、連日の「外国人の買い手控え」「外国人売り」の解説に反し、外国人は二週買越し!
おそらく8/7日の週も買越し、しかも大幅な買越しが予想されます。(寄り前動向より)
「売り方の評価損率」なんて頓珍漢な事に紙面をさかずに、もう少し、的を得て欲しいものです。

五月以降の日本株の急落は、信用取引の高水準の買残に追証が発生、その間、外国人も売り継続
その「弱み」に「先物・オプション」(証券・自己を中心に売り叩き)がつけ込んだ!
「需給構造のミスマッチ」だったのです。
その「信用の買残」「外国人動向」が改善に向かっているのです。
だから、大商いを続けながらも、先物・オプションで売り叩けなくなってきているのです。
日足ベースでは新値三本足が陽転しました。(8/9日、15656.59円)
次は、7/4日の15710.9円ですか?

さて、個別銘柄ですが、とにかく、「安値を買いましょう!」なんです。
まだまだ、「安値」に放置されている銘柄が目に付きます。
個人的には、味の素(2802)の1200円以下、ノリタケ(5331)の600円以下、東京精密(7729)の
5000円以下、三益半導体(8155)の1730円以下、住友電工(5802)の1450円以下など。
また、トヨタやキャノン、主力銀行は「押し目」買い!
値嵩では、ローム(6963)、日東電工(6788)、トヨタグループでは、アイシン(7259)、
愛知製鋼(5182)、豊田通商(8015)に注目しています。