また、長いブログに?

日経平均 15734.60 -179.63 日経先物 15730 -130 円/ドル  116.34
TOPIX 1538.04 -14.83 TOPIX先 1534.5 -12.0 10年国債 1.660
出来高 145059   NYダウ 12326.95 5.36 WTI 59.24
売買代金 20642   ナスダック 2465.98 11.14 629.00

決戦は金曜日!だったのですが?
週足ベース(26週移動平均)のプラス転換など、先送りとなりました。
大事な一日だったのですが、無抵抗のまま先物に蹂躙されてしまったようです。
世界的株高にあって、どうして日本株だけが下がってしまうのか?
その単純な疑問よりも、後付けの「理由」を探し、もう諦めが先走っているようです。

主な後付の「理由」は、
①景気後退懸念(日本はもとより米国の景気後退が気になる!)
→確かに機械受注は三ヶ月連続の大幅下方修正でしたが、GDPは設備投資は旺盛、機械メーカーの
決算は大幅上方修正でした。
米国に関しては、米国自体の株高は堅持されています。FRBと日銀の信頼性の違い?
②企業業績不安(9月~3月に関しては大幅な下方修正!)
→上期は上方修正にもかかわらず通期の見通しを据え置いた企業が多かったのは事実ですが、
企業経営者にとって通期減益は嫌がる点なのです。
財務諸表を見る限り、企業業績の不安は、全体としては感じられません。
③証券税制に対する不安(07年末で優遇税制の期限切れ)
→07年末で株式の譲渡益課税が10%(本来は20%)の優遇措置が時効。これによって、個人の
売却が増加するのを嫌気して外国人が売ってくるとの懸念がでています。
確かに、この税制を巡っては争点になるでしょう。政策当事者に戦略がない以上、仕方ない?
ただ、外国人の売りに関しては、彼らにとって、安く買えるにこした事はないのです。
④円高による企業業績不安(下期の想定レートは115円の企業が多い)
→そして、ここ数日は「円高」です。しかし、円高を懸念しても、売られているのは内需関連?
なのです。(金融/商社/不動産/建設・・・)

どうも、特にN経済新聞が力説している理由はピントが外れているようです。
ただ、これらの後付けの「理由」も、マインドの冷え込みによっては現実味を帯びてきますので
この点に関しては要注意となります。

では、なぜ日本株だけが下がっているのでしょうか?
いつものことですが、答えは「売りが多い!」の一言です。
そして、これもいつもの事で、先物主導で売られているのです。
どうして、N経済新聞などは、この先物主導の相場を無視しているのでしょうか?
では、どうして先物から売られるのか?
実需の売りにギアリング効果をつけて、先物主導で売られているのです。(何十倍の売りにも?)

今回の10/24日以降の下げの「理由」は、
①先物自体の裁定買残が5兆円を超えた。
→裁定買残は株価上昇時は積み上がりますが、反面で調整圧力にも働く?(信用買残と同様)
ただ、絶対水準の基準はありません。(10月四週:50823億円→11月三週:46269億円)
②あおぞら銀行、トヨタなどの大型売り出し!
→あおぞら銀行が3510億円、トヨタが2960億円、豊田通商が640億円の資金が吸収された。
これは「両刃の刃」で、それでなくても不足している個人の投資資金が眠ってしまった。
また、それに伴う換金(売却)が進んだ。
③外国人売り(11月の第一週~二週目は、1642億円、620億円と二週連続の売りこし)
→世界同時株高にあって低迷する日本株にリバランスが生じた。
第三週は651億円の買越しになっている。
④新興市場の安値更新!
→ジャスダック、マザーズ、ヘラクレスの新興三市場が年初来安値を更新した。
マザーズなどは、1/16日の2800.68pが11/21日には1002.83pとなりました。
指数自体が、十ヶ月で三分の一近くなってしまったのです。異常としか言い表せません!
個人投資家は深刻な状況に陥っているのです。
⑤証券会社自己部門の暗躍?
→そして①~④の「需給悪」を見逃すはずはありません。
11月以降、外国人以上に証券自己は大幅な売りこしとなっています。

おそらくは、今回の急落も「需給悪」に先物主導で演出されてしまったのでしょう。
具体的には、「あおぞら銀行買い/主力銀行売り」「主力銀行売り→金融株売り」
「金融株売り/トピックス売り」、「トヨタ買い/トピックス売り」「トピックス売り→内需売り」
この種のトピックス中心の「裁定」が頻繁に解消売りを誘発してしまったのでしょう。
実際、NT倍率に見られますように、日経平均に比べてトピックスが売られたのです。
11/24日のトピックスの安値:1528.22pを6/16日のNT倍率:9.69倍で換算すれば、日経平均は
14808.45円と15000円を、大幅に割り込んでいるのです。
また、11月にはいって、実働16日のうち、トピックスは「3勝13負」の異常事態なのです。

この異常事態が、今後も継続してしまうのか?
トヨタに関する「仮説」の信憑性は別としても、異常は異常が故に、必ず是正されます。
その意味では、決戦は金曜日?は、無抵抗に終わってしまったのですが、新興市場は予想外に
それ以上には崩れなかったのです。NT倍率も10.23と止まりだした様にも感じられます。
トヨタの払い込みも終了しました。
シカゴの日経先物は15615円と-115円安くなっていますが、これも業者の売り仕掛けでしょう?
何しろ、困ったことですが、売れば儲かっているのです。(月曜日は売りが優勢?)
弱みにつけ込んだ「売り叩き」です。要は、弱みが無くなれば解決するのですが。
ここからは、一つ一つ具体的に考えて生きましょう。
トヨタが下がっていない分、他の主力株が下がっているのです。(年初来安値が続出

さて、週明けですが、どこで下げ渋るか?
まずは、トヨタの値動きには注目しましょう。
今回の売り出しの売却可能日は11/
30日と聞いています。それまでの値動きです。
7000円をキープ(安定操作は不要?)できれば、トピックスは反発してくると思います。
次に、主力三行、みずほFの79.1万円、三井住友の113万円、三菱UFJの137万円は?
しっかり、買下がりで対応すべきとおもいます。(野村Hも1844円となっています。)
キャノンは?11/24日には5960円をつけてきています。
これらの主力株が、更に崩れていってしまうのか?
極論は別として、もう十分に下がっていると思われます。

大バーゲンセールであることは間違いなさそうです!