ブラザーの株価が教える?

日経平均 16800.05 35.96 日経先物 16780 30 円/ドル  118.32
TOPIX 1632.64 -1.29 TOPIX先 1628.5 -7 10年国債 1.710
出来高 247432   NYダウ 13239.54 -31.14 WTI 71.47
売買代金 33426   ナスダック 2544.89 -11.60 681.60

注目された週明けの東京市場。
期待はずれなのか?踏ん張ったのか?(日経平均は+35.96円高/トピックスは-1.29p安)
少なくても、日本に独自性の無いことだけは確認されました。
先週末の「勉強会」での質問です。
「外国人の売り越しは続くのでしょうか?」
おそらくは(確実に)先週も外国人は売り越し?三週連続の売り越しが予想されます。
外国人の三週連続売り越しは2月の第三週から3月の第一週にかけての三週連続以来。
その意味では、今週も売りこせば、四週連続となり、やはり、それなりに注意は注意?
とにかく、外国人が売りこせば、為すすべナシの急落となっているだけに困ったことです。
勿論、その要因は、国内投資家で、外国人の投資方針に有るわけではありません。
今回のサブプライム問題も、国際的な信用収縮に発展し、日本株が下がる?ならば・・・・?
それならば、米国株の下げ率を考えてみましょう。上海の上昇率は?
金利上昇懸念と言われた10年国債は、1.71%に低下しています。
PERは18倍をきってきました。
これで、欧米との割高感が消えた?馬鹿言っちゃいけません!
もう割高が消えたどころか、イールドスプレッド(益利回り-長期金利)は、3.85%超へ!
初めから、日本株に割高感なんてないのです。
イールドスプレッドが3.85%なんて市場、一体どこにあるのでしょうか?
それでも、売りが多ければ下がってしまうのです。

では、日本株に未来はないか?
現状は、まな板の上の「鯉」?それでも、腐ってはいない純粋まぎれもない「鯉」なのです。
残念ですが、国内では誰も箸をつけないだけなのです。
どちらにしても、主力株がどこまで下がるか?
トヨタが売られ、キャノンが売られるのです。通信が買われてもドコモは売られるのです。
先物主導で指数から下げていきます。
そのため、個々の銘柄の値動きが不連続に荒くなっています。
それでも、その指数の下げは、現物との裁定の範囲となります。
逆に、トヨタがどこまで下がるか?銀行株は?ドコモは?キャノンは?・・・・・となります。
安値を買う!と思えば、たとえば、トヨタの6800円?とか、キャノンの5900円とか?
必ず、個々の銘柄から先に、下値は硬直的になります。
振り返ってならば、安値は誰にだって確認できます。
そして、口で言うのも容易い事なのです。

本日、ブラザー(6448)が+44円高の1415円で引けました。
ステイール社が大株主の、前株主総会でも物議を呼んだ代表的な「買収」銘柄です。
その株価は、8/1日の決算発表以来、異常な値動きとなっています。
8/2日は1500/1399/1399(高値/安値/終値)で-300円はストップ安。
その後、8/3日:1448/1375/1439で40円高、8/6日:1417/1357/1416で-23円安、
8/7日:1435/1406/1419で3円高、8/8日:1411/1228/1303で-36円安、8/9日:1435/1329/1382で
-1円安、8/10日:1382/1262/1371で-11円安、そして本日は、1431/1327/1415で44円高。
注目は、8/2日のストップ安は別として、その一日の値幅です。
8/3日が73円、6日が60円、7日が29円、8日が183円、9日が106円、10日が120円、13日が104円!
そして、8日までにステイール社の持株は9.19%→11.27%へ増加しました。
ステイール社の保有株が売られる反面で、その安値をステイールは、着実に買い増し?
買う側は、より安く!当たり前ですね。

では、誰が売っているのでしょうか?
ブラザーは、中堅優良株でありながら、完全に仕手株となっているのです。
そして、同じことが日本株全体に起きているのです。
誰が売って、誰が買うのか?
当面は、自社株買いが、その防衛策なのですが?