自らに驕りはなかったか?

日経平均 15273.68 -874.81 日経先物 15300 -750 円/ドル  112.75
TOPIX 1480.39 -87.07 TOPIX先 1476.0 -76.0 10年国債 1.580
出来高 294247   NYダウ 12845.78 -15.69 WTI 71.00
売買代金 42391   ナスダック 2451.07 -7.76 658.00

大変な一日となりました。(日経平均-874.81円安の15273.68円)
毎日、株価を直視していても、ここまでの暴落は想定外でした。
市場の事は「門前の小僧」が一番わかる?
そんな自らに驕りはなかったか?
否、理屈はともかくなのです。結果が全ての市場、甘えは許されるべきではありません。
ここ一ヶ月のブログを検証しても、反省すべき予測の山積みとなっています。
その意味で、昨日から苦悩の時間が過ぎています。
それでも、この体験を反省し、その反省を踏まえ今後の予測の精度をあげる!
反面教師でも、現場に即したopinionを提供するのが仕事?と自らに言い聞かせています。

そして今、今回の暴落も、結局は日本特有の構造上の問題が要因だったと考えています。
この一ヶ月、日経平均は3000円の暴落となりました。
一体、日本に何が起きていたか?
一ヶ月前は、標準偏差が極端に収束し拡散を迎えるタイミングでした。
このブログでも、8月~9月にかけて19500円~16500円へ拡散することを計測しました。
上下+-1500円幅は必ず動く?その時点では、トレンドからも当然?19500円でした。
標準編差が語っていた事は、正しかったのです。
実際は、予測した「一標準編差」が750円ではなく1500円?(株価の領域は3000円?)
この暴落の理由としては、一般的には次の二点に絞られます。
①米国発のサブプライム問題からの金融不安
②円高による企業業績不安

確かに、①も②も否定はできません。
それでも、①が原因で、日本株が際立って売られる理由にはなりません。
欧米と比べ日本の銀行は、サブプライムに関しては「健全」なのです。
また②に関しても、多くの企業の今期の想定レートは115円近辺?通期で見たら?
昨日今日、111円台が入ったから企業業績不安?は、余りにも短絡的なのです。
問題の核心は、株式同様、一ヶ月の間に124円→111円へ動いてしまう構造にあるのです。
今回の暴落!
①や②といった見えざる不安を煽ることによって、見事に仕組まれたのでしょう。
現場に即してみれば、やはり、この為替の動向は異常でした。
そして、先物の出来高です。
8/16日/17日ともに、日経先物もトピックス先物も、異常ともいえる出来高でした。
①を理由に、金融株を中心に、②を理由に輸出関連を、先物との裁定となりました。
更に、円買い/株先売りの裁定も加速しました。
それに、個人の信用取引の追証もありました。

その意味で、今回の暴落は、日本特有の構造上の問題だったのです。
日経平均が16日/17日で1200円(-307.12/-874.81)下がっても、欧米への影響は?
本当に、第二の経済大国なのでしょうか?
東証の委託売買の68%を外国人が占め、その外国人が四週連続で売りこせばどうなるか?
しかも、オプションを、先物と為替を使って、巧妙に操る!なすがままだったのです。
先物/オプションの権利行使価格でみれば、トピックスの1500p、日経平均の15500円までは
効力発生?次は1450pと15000円となりますが、そこまで売り叩けるか?
今回、日本株の暴落は、円高同様、社会問題となるでしょう。
既に、安倍政権(日銀も含め)の無策ぶりも指摘されだしています。
これ以上の下げは、仕組む側にも危険なのです。

暴風雨の最中です。
家屋の損壊も激しいものになっていますが、暴風雨は激しければ激しいほど短期間?
来週も余波は残ると思われますが、急速に落ち着く方向と考えます。