今週は政策対応か自律反発か?

日経平均 15732.48 458.80 日経先物 15730 430 円/ドル  114.70
TOPIX 1523.57 43.18 TOPIX先 1524.5 48.5 10年国債 1.585
出来高 218540   NYダウ 13079.08 233.30 WTI 71.98
売買代金 30445   ナスダック 2505.03 53.96 666.80

それにしてもですね?
米国の政策頼みだけでは、何とも心もとない?事なのです。
今回の日本株の暴落に関して、誰が何と言っても、その原因は日本にあるのです。
日銀も市場から「目」を離していれば、何の対策も出てこないのです。
好循環の時は「無策の策」も、悪循環の時は「無策」は手遅れにもなってしまいます。
暴落時は(安くなれば)個人の買いが入る?
馬鹿を言ってはなりません。
誰かが買わなければ、値段は付かないのです。外国人が売っている以上、誰が買うのか?
とにかく、日本株が落ち着くかどうか? (外国人頼みは変わりません!)
今週の注目は、政策対応なのか?自律反発なのか? それらの見極め!となります。
盛んに、下値のメドは?戻りのメドは?って解説されますが、市場メカニズムが壊れてしまった
以上、そんな議論は、何の意味も持ちません。
今回の暴落も、委託売買の68%が外国人が占有し、外国人以外「買いの主体」が存在しない
需給構造にある事は、ハッキリしているのです。
今後、外国人が更に売ってくるか? そんな事、誰が解るのでしょうか?
ただ、単純に言える事は、ここまで占有した市場なのです。
高く売るか?安く売るか?も外国人の手の中なのです。
投資の基本は、安値で買って高く売る!自明のことなのです。

今日の日経平均は+458.80円高となりましたが、17日の後場の下げ分の上昇に過ぎません。
相変わらず先物主導の値動きとなっていました。
その先物が、12:56分の15960円から14:21分には15710円まで売られました。(引け15730円)
その間、指数への寄与率で、主力株が裁定売りに押されていました。
この状況で、政策にpositive-surprise はあるか?
また、株価は自律反発できるか?
外国人頼みとなれば、やはり米国株の動向は注目です。
そのNYダウですが、四ヶ月で2000$あげて一ヶ月で1150$下げて230$戻しているのです。
この下げ一ヶ月の間に、日経平均は3000円下がっているのですから、比較になりませんね。
特に、米国株安と円高、円高と日本株売りは、完全にリンクしています。
16/17日には、一円の円高は、日経平均の-250円安と裁定されていました。
残念ですが、今週も、米国株次第の状況が予想されます。

ただ、既に自律反発の水準には入っていると思われます。
日興によれば、17日時点でトピックスのPERは14.8倍まで下がっているそうです。
PERが14.8倍ならば、益利回りは6.75%なのです。
10年国債の利回りが1.58%です。
イールドスプレッドは、6.75%-1.58%=5.17%と5%を超えます。
新興国でも後進国でもないのです。
この状況では、経営者が馬鹿でない限り、自社株買いは有効となります。
ROEの向上のためにも、この機を利用しない法はないのです。
その意味でも、自社株買いをやってくる企業には注目しましょう。

個別銘柄に関しては、17日の安値を基準に考えましょう。
たとえば、トヨタであれば6130円。この値段で、配当利回りは2.12%あります。
この基準で、キャノンは?信越化学は?銀行株は?
また、従来の人気集中銘柄の、海運/非鉄/鉄鋼/造船/商社などは、いち早く物色されると
思われますが、次のテーマの模索に入る可能性が高いと思います。
どちらにしても、安値を買う!に徹しましょう。

8/18日付けの「自らに驕りはなかったか?」に対し、川上氏と稲川氏からコメントを頂戴
しました。貴重なご意見、ありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。