確率/統計的な事象では?

日経平均 15197.09 -386.33 日経先物 15220 -330 円/ドル  110.37
TOPIX 1456.40 -37.95 TOPIX先 1458.5 -32.5 10年国債 1.515
出来高 234390   NYダウ 13042.74 -223.55 WTI 96.32
売買代金 30520   ナスダック 2627.94 -68.06 834.70

為替の109円台への円高と、日経平均の15000円ワレ!
予測どおりの波乱の週明けとなりました。
日経平均の安値は-584.91円安の14998.51円!
引け値は-386.33円安の15197.09円で、安値からは+198.58円の反発にはなりました。
さすがに、この水準となると要人のコメントが出始めました。
御手洗経団連会長(キャノン会長)
「企業の円高への対応力は高まっている。・・・・・自国の通貨が強い事は国益にかなう。」
町村官房長官
「輸出産業に円高は厳しいだろうが国全体として長い目で見れば良い事だ」・・・・
ただ、残念なことに現場知らずの発言のため、円高容認?とされ、売り圧力に拍車が?
もう少し、現場で何が起きているのか?ご理解いただく必要がありそうです。

今回、株安に円高が追い討ちをかけているのではなく、それらは同時進行なのです。
投機筋による「円買い/日本株売り」の裁定取引?
一円の円高で、日経225先物が-250円売られているのです。
株が下がろうが、為替が投機に晒されようが、全くの無策、無防備な市場なのです。
売り叩いて利益がでるならば、それはそれで合理的な行動に違いないのです。
問題は、その投機行動を是認している市場関係者にあるのです。
勿論、いくら為替と株の裁定と言っても、それはそれで限界があります。
国益に叶う円高ならば、株安も国益に叶う?
こんな馬鹿なロジックは有り様がありません。
要は、裁定が効かなくなれば、投機筋の関心もなくなり、そのベクトルは正常化されます。

また、米国経済の崩壊による日本経済の影響を懸念するならば、日銀の採るべき適切な策は
今回は利下げ!なのですが。(または、円売り介入!)
要は、政策が機に乗じていないのです。
だから、利上げの時期も、景況判断も、全てが後手に回ってしまうのです。
やはり、日銀総裁は村上ファンド事件で辞任されるべきだったかもしれません。
時価総額は500兆円を下回り、日本経済にはスタグレーションの兆候が?
その兆候から、事前の策をとっていくのが政策のはずなのですが?
困ったことですね。

さて、今週の週報です。
今週は「森を見ずに木に注目!」をポイントとしました。
あくまで、短期的な動向に絞って、中長期の観点は横に置いて置くことが肝心?
日経平均でみれば、108.80円の円高で、14800円?(トピックスの昨年安値に対応?)
この水準がありえるか?
本日の安値14998.51円で、25日移動平均との乖離は-9.62%となりました。
8/17日の乖離率は-11.46%でしたが、今回は?
すでに日経平均は、本日で七日連続安は二年半ぶりの異常?
ストキャステイックやボリュームレシオ/サイコロなど、短期的指標どれをとっても、異常値を示唆?
米国株の動向にもよりますが、日本株の反発は一両日と考えます。

では、その場合、どこまで戻るのか?
この点に関しても、難しく考えないことです。
株価が正規分布に従うならば、拡散と収束は連続的な確率/統計的な事象なのです。
だから、短期的には「5%の壁」が存在しているのです。
25日移動平均との乖離が5%以上になればなるほど、その範囲に引き戻されるのです。
前回のブログを、もう一度見てください。
今回は、一旦反発へ向かえば、16000円近辺へは?
この16000円でも1000円の反発です。短期的には十分の幅?かもしれません。
中長期的な事は、その時点で考える?
今、この時点で中長期を考えれば、実は、その見通しは暗くなるばかりなのです。
だから、今週は、敢えて、木を見て森は見ない!事が肝心と考えています。