円高にドバイショックが?

日経平均 9081.52 -301.72 日経先物 9070 -320 円/ドル  85.90
TOPIX 811.01 -18.55 TOPIX先 808.5 -23.0 10年国債 1.245
出来高 225673   NYダウ 休場   WTI  
売買代金 13582   ナスダック 休場    

ドバイショックが追い討ち?
寄り前の情報でした。ヨーロッパは軒並み-3%以上の急落。
ドル円は84.82円へ。
それでも日経平均は9200円はkeepされていました。
織り込んだはずの悪材料は14時から復活?
いつもの事とは言え、14時からの先物主導の急落となりました。
日経平均は-301.72円安の9081.52円。
更に日経先物はイブニングセッションで9000円の安値。その後は急反発し9180円。終値は9140円。
先物主導のヤリタイ放題の相場でした。

悪材料が重なると真犯人が隠れてしまいます。
日本株急落の10月以降の真犯人は需給悪。
大型時価発行ラッシュが相場を崩しました。株価は売りが多ければ必ずさがります。
現物市場が超閑散な状況で市場から資金を吸い上げたらどうなるか?
希薄化による株安→トピックスの下げ→先物主導の裁定売買→ヘッジファンドの暗躍
この循環を誰が一番わかって一番利用できるか?
この需給悪は三菱UFJの一兆円で極まっています。
最も需給悪は両刃の刃?払い込みが終わってしまえば需給は改善に向かいます。
また、需給悪は価格で調整されます。
日本の時価総額は269兆円で270兆円も切ってきました。
日経平均の9000円、トピックスの800pと言った大台は意識されるか?

次にマクロ的な要因は?
円高!
為替は国力を反映した通貨の交換レートと考えられます。
ならば日本は?円高で国が滅ぶ?
余りにも無策だったのです。特に日銀の役割は?
どちらにしても、この85円では景気回復は遠のきます。間違いなくデフレは進行します。
では、円高対策は?
①円売り介入!
この場に及んだら躊躇は禁物。協調介入の必用はありません。
断固たる日本の姿勢が大事なのです。
②日銀による金融緩和。
そもそも今回の円高は日銀の失策。相対的な円の供給量が少ないのです。
デフレ脱却のためにも日銀の政策は不可欠となっています。
③何もしない!円高を放置する。
何もしなければ、1995年4/19日の79.75円がターゲットに?
輸出企業の下方修正が相次ぎ、景況感は悪化。中小企業の倒産が増加。
政府や日銀に対する批判が高まり、民主党政権への支持率は急落。
さてさて…?

で、ドバイショックは?
ドバイワールドの債務残高は590億ドル。ドバイの債務総額800億ドルの大半。
ドバイはアラブ首長国連邦の首長国の一つですが産油国ではありません。
要はドバイ返済延期がその他の産油国へリスクが波及するかにかかっています。
ドバイだけの問題ならば欧州金融機関の問題に限定される?
個人的にはニュースのタイミングに注目しています。
米国は感謝祭で休場。最も影響が考えられるイスラム教国は犠牲祭。
株価的には欧州と日本や香港などアジア諸国に影響。
米国やイスラム諸国休場で世界一周したドバイショックは影響の少ないはずの日本へ。
その後、日本の大幅安を受けた欧州は反発。
グローベックスでは-300$以上の大幅安だったNYダウは-154.48$安。
米国にとって見れば、高値圏での当然な調整にすぎない?
日経平均とNYダウの差は、1228.4pも開きだしました。
勿論、ドバイショックは軽視は禁物です。
週末や週明けの情報分析は必要と考えます。