裁定買い残にも異常が…

9/14日 日経平均:-114.80 16614.24円 Topix:-8.25 1314.74p

(前日)NYダウ:-258.32 18066.75$   ドル円:102.92円

 

前場のTopix。-0.28%でした。-0.23%を下回ったから…後場から日銀は…

それにしては…昨日もそうでしたが、後場からの市場impactが感じられない…買ってこない?

結果的には、三日連続の933億円のETF買い。三日間で2800億円の実需の買い。

この三日間の売買代金は、1.79兆円、1.66兆円、1.76兆円にすぎません。

しかも…後場からの発注です。市場に与えるimpactは、決して少なくはありません。

何か変だ?

恐らくは…ETFが組成される段階で、日銀の実質的な買いに、事前に売りが用意されている…

しかも…市場外取引。これだったら…売買代金は膨らまない…

ここまで、日銀が市場に介入すれば、当然ですが、それを利用する業者が…

勿論、業者は事前の手当てを必要としますし、中長期の観点では、市場価格には中立に…

ただ…市場が本来持っている機能は、間違いなく低下します。

 

引け後発表された裁定残。

9日の裁定買い残は、3385億円。3兆円ではありません。一けた減っています。

一方で売り残は、4822億円で、買い残と売り残が逆転しました。

市場に先高観があれば…先行する先物を売って現物で裁定する。買い残は自ずから増加します。

その先高観が過熱すれば、買い残が膨張し、逆に解消売りとなって株価は調整。

その需給による自浄作用が働かない…

市場に先高観が少ないことも否めませんが、何より日銀のマイナス金利の導入。

先物価格と現物価格の”差”を計算する理論値の算定が難しくなって、裁定そのものが減少?

日銀の影響は多面にわたってきました。

 

どちらにしても…9/21日に向けて…市場は調整色を強めてきました。

安値を買う!に徹すれば…急落は、welcome!に違いないですね。