| 日経平均 | 16091.73 | -72.41 | 日経先物 | 16070 | -110 | 円/ドル | 118.36 |
| TOPIX | 1573.54 | -8.50 | TOPIX先 | 1569.5 | -12.0 | 10年国債 | 1.705 |
| 出来高 | 171543 | NYダウ | 12305.80 | 54.11 | WTI | 56.26 | |
| 売買代金 | 22783 | ナスダック | 2449.06 | 6.31 | 金 | 621.70 |
この世界的同時株高の中にあって、どうして日本株だけが安いのか?
景気後退懸念? 金利上昇懸念? 企業業績不安?
とにかく、後付けの理屈探しでやっきになっているようですが、どこにも答えは見当たりません!
まあ、その中にあって、現象面で、少しは説得力を持つのは「先物の裁定買残」かもしれません。
要は、なぜ下がるのかは、売りが多い!からなのです。
この真理からすれば、裁定買残は、たしかに「売りの要因」ではあるのです。
株価(日経平均、トピックス)と、この裁定買残の推移をみてみましょう。
一目瞭然で、高値/安値は、僅かなラグ(株価が先行)を持って、一致します。
今回も、日経平均(トピックス)が10/24日で高値をとり、裁定買残は10/27日(10月第四週)に
50493億円がピークとなっています。
その意味では、裁定買残が5兆円へ乗った段階で「売り」が正解だったのです。
この事は、日経平均の4/7日の高値:17563.37円からの急落の時も、裁定買残はピークでした。
日経平均は4/7日の17563.37円から6/14日の14045.53円への急落!
これ程の急落も、その要因を誰も説明してくれませんでした。
このブログでは、その4/7日からの急落を次の三点で説明しました。
①信用取引の追証の発生(個人マーケットの崩壊)
→新興市場の崩壊、積み上がった信用の買残(59836億円)
②外国人売りによる需給の悪化
→日銀のゼロ金利解除による世界的なリバランス。(二ヶ月連続の外国人売りこし)
③先物/オプションを使った証券自己部門の暗躍
→①②の要因に加え、裁定買残が4/21日に44229億円でピーク。
ここで大事な注意点があるのです。
構造的には、株価が上昇する限り、裁定買残は積みあがります。
しかも、その規模(水準)は、あくまでも結果論なのです。
4/7日の17563.37円の時点が4兆円だったからと言って、その4兆円自体の是非の議論なんて、
何の意味も待たないのです。実際、6月の第三週の30267億円からは積み上がったのです。
たとえ、売りが正解だったとは言え、5兆円がどうか?これも結果論だったのです。
それでも、株価が下がり、裁定買残が減少に向かっているのは事実なのです。
この事実を踏まえれば、この裁定買残がどこまで減少するのか?
技術的には、大事なチェックポイントとなります。
ここ一年間の裁定買残の推移からみますと、12/22日の39383億円→1/20日の30537億円(-22.5%)
4/21日の44229億円→6/23日の28808億円(-35.0%)。
そして、今回です。10/27日の50493億円→?(直近は46808億円-7.3%)
発表の数値は、11月の第二週分で一週間遅れています。
絶対水準の調整がどこまで進んでいるか?
また、この先の調整の期間は?って推測していきます。
個人的には、最長で12月のSQ(12/8日)まで?って考えています。
そうであれば、株価は、その手前で反転を始めます。(1~2週前)
もう一度、4月からの急落の要因を考えてみてください。
たとえ、需給は悪化していますが、4月の急落よりも軽微と思います。
また、4月の急落時は「世界同時株安」だったのです。
その環境下でも、このブログでは「どうして日本株が一番下げるのか?」と疑問を投げました。
それ以上に、今回の「日本株だけが、どうして上がらないの?」は異常なのです。
その意味では、結果的な「裁定買残の減少」も、「裁定解消の状況」が出てしまった!と理解
すべきなのです。需給構造が崩れてしまったのです。
では、どうして需給構造が崩れたのでしょうか?
ここで、このブログで述べてきました、トヨタのファイナンスに関する「仮説」です。
くどくなっていますが、どう考えても、今回のファイナンスは理解の範囲を超えています。
10/24日から日経平均やトピックスは反落しました。
特に、トピックス中心に下げ、その下げ幅は-6.9%となっています。(ほぼ全面安?)
その全面安の中、トヨタだけは8.2%上昇しているのです。
しかも、4341万株の大量の売出しを発表したのです。(別に2000万株の自社株買いを実施)
好対照が、豊田通商の公募でした。
通商の株価は、この公募で、10/27日の3620円から急落しました。(公募価格は2979円)
しかも、払い込み終了後の17日には、2945円と公募価格を割ってきました。
公募に応じた投資家の売却可能日は、22日~だそうですが、それにしても?になっています。
如何に、トヨタの株価が異常となっているかが、よくわかるのです。
結局、このファイナンスに関連して「トヨタ買い/トピックス売り」の裁定が起きているのです。
本来は、トピックス上昇/トヨタ上昇、トピックス下落/トヨタ下落が、相応なのです。
トヨタは時価総額ダントツで、トピックスが急落する中、需給悪をかかえても上昇するのは、
誰が考えても異常なのです。(トヨタの上昇分、銀行や証券、商社や不動産が売られるのです)
そのトヨタの値決めは、週明けの20日~となります。
サイコロ「2勝10敗」(+1→-7→+1→-3)のトピックスは、「1勝11負」になっていくのか?
異常は、異常であるが故に、必ず是正されます。
どちらにしても、その鍵はトヨタが握っているようです。
トヨタの上昇→トピックス反転(上昇)以外、答えは見つからないのですが?
今回のブログは、長くなりましたので、ここまでとします。