far-eastの島国では?

日経平均 17287.65 23.71 日経先物 17310 40 円/ドル  117.66
TOPIX 1713.61 2.93 TOPIX先 1716.5 4.5 10年国債 1.650
出来高 194297   NYダウ 12348.75 48.39 WTI 66.03
売買代金 22969   ナスダック 2417.88 0.78 667.60

三月末でした。
日経平均は17287.65円(+23.71円)トピックスは1713.61p(+2.93p高)となっています。
では、昨年の三月末は、日経平均が17059.66円、トピックスが1728.16pでした。
この一年、日経平均は僅か+227.99円(+1.3%)上昇していますが、トピックスは-14.55p安い!
日本株は、全体としては下がっているのです。(しかも新興市場は総崩れでした。)
この一年、日本企業は増収増益でした。
3/31日の日経新聞の朝刊に「業種別日経平均の騰落率」が載っていました。
上昇の上位は、海運(50.8%)造船(25.5%)電力(23.6%)水産(23.4%)ガス(21.3%)・・・・
下落では、自動車(-0.3%)電機(-4.6%)精密(-10.7%)機械(-11.8%)銀行(-12.7%)・・・・
見ての通りです。
確かに、far-eastの島国?一番のお家芸は、海運/造船/水産?

それでも、この一年、相変わらず「外国人」は日本株を買っています。
06年4月~07年3月第三週で、その買い越し額は6兆円を超えています。
事業法人(自社株買い)も2兆円の買越し!
株が上がらないのは、当たり前の話、売りが多いからです!
では、誰が日本株を売っているのでしょうか?
個人が-4兆円信託銀行(年金)が-2兆円、銀行など金融機関で-2兆円売り越しなのです。
その個人ですが、2006年3月末の個人金融資産は1556兆円となっています。
その構成比をみれば、現金/預金が50.9%(米国は13.3%、独逸が35%)!
株式/債券/投信が、18.5%(米国は53%、独逸が33.4%)!
リスクをとらない国民性?
それでも、個人の外貨資産残高が「個人40兆円 生保を逆転」(3/31日・日経朝刊)
為替リスクには、全く無頓着なのでしょうか?
不思議な国の不思議な個人投資家?
百歩譲って、日本株には将来性がない?って考えてみましょう。(世界同時株高の中)
では、その魅力の無い日本株を、どうして外国人が買い漁るのでしょうか?

謎は、まだまだあります。
銀行や郵便局の窓販によって株式投信が増加しています。
投資信託協会の資料によれば、株式投信の残高は、07年2月末で58兆円を超えてきました。
06年12月が29392億円、07年1月が20069億円、2月が5074億円純増しているのです。
そして、この間、主体別売買動向によれば、投信は12月が1422億円、1月が1192億円、2月が
2138億円、買越しどころか売り越ししているのです。
株式投信の募集では残高が増えても、実際の運用では売り越し?何か変ですね?
年金もそうですね。売り越しでは、所詮、先細りなのですが?!
日本株式に関しては、どう考えても不思議な、需給構造のミスマッチが起きているのです。

その外国人が、三週連続の売り越しの後、3月第三週は4086億円の大幅な買越し。
4月から、この外国人の動向に注目です。
5月の連休明けからは、またまた6月のSQが絡んできます。(連休明けの急落は例年の行事?)
ただ、今年は「三角合併」が始まります。
物議が起きる前に、株価が安い間に・・・・・?
そして、需給は、国内投資家の「弱気」とは裏腹に、既に改善しているのです。
不安定な水準である事は、否めませんが、上がってから強気になっても・・・・?なのです。