三つの異常は更に進む!

日経平均 16358.39 -92.19 日経先物 16370 -110 円/ドル  114.31
TOPIX 1563.86 -6.69 TOPIX先 1566.5 -4.0 10年国債 1.565
出来高 177033   NYダウ 13676.23 109.26 WTI 85.27
売買代金 24206   ナスダック 2799.26 45.33 763.10

米国が大幅高しても結局は大幅安となってしまう市場なのです。
この二年間、世界中で、その株価が上昇しないのは日本だけ?
それでも、まだサブプライムが未解決?なんて言って、馬鹿な理屈で納得しているのです。
不思議で異常なお国柄なのです。
株価が下がることによる信用収縮に気がつかないのです。
日本株式に関して、三つの異常が存在します。
①異常な需給構造
②異常な価格形成
③異常な無関心
その三つの異常が、この不思議な市場を創っているのです。

本日も後場からの急落となりました。
トピックス先物は、後場から1585.5p→1560.5pと25p急落しました。
トピックスは時価総額です。
時価総額三位の任天堂がストップ高する中で、指数を下げるためには?
その結果が、トヨタ-150円安、キャノン-250円安などに象徴されているのです。
NY大幅高、為替安定の中、しかも決算発表前に、安値圏で、更に売り叩かれる?
任天堂が買われれば、トヨタ/キャノンが売られる?そんな馬鹿な?
ただただ、トピックスとの裁定のなせる業なのです。
問題は、そんな無謀な裁定を許してしまう市場そのものにあるのです。
株価は売りが多ければ下がります。
トヨタ/キャノンでもハゲタカの餌食に近づいてきたようです。

そしてNT倍率で日経平均がトピックス以上に売られました。
NT倍率自体が異常値?になったため、トピックスが売られれば、それ以上に売られます。
その為に、東京エレクトロンやTDKが売られるのです。
こんな馬鹿げた売買を、いつまで見逃していくのでしょうか?
本当に不思議で異常な市場なのです。

昨日も述べましたが、昨日大証に上場しました上海指数連動投信です。
本日はストップ高の87000円となりました。
株価は需給です。買が多ければストップ高も?
それでも、この商品はETFなのです。
上海50指数と言う現証券が存在するのです。
その現証券の fair-value は? 68000円と聞いています。
いくら上海に先物/オプションが無いと言っても、指数は存在しているのです。
この価格形成に、誰も異議を唱えないのでしょうか?
上がるから買う!では、上海が下がりだしたらどうなるのでしょうか?

そして、13時に発表された信越化学の決算です。
すでに日経新聞の観測記事が出ていたために、材料で尽くしで売られた?
08/3月の本決算の経常利益予想を2750億円から3000億円へ上方修正しても売られるのです。
しかも、この株価水準は?(終値は-100円安の7670円) 7/13日の高値は9580円なのです。
主力株の決算発表が始まりました。
明日はソニーとホンダとキャノンが注目となります。
決算が良くても売られるならば、その値下りの理由は決算内容ではないのです。
どうも、自社株は自社で守る以外、当面の防御策は無いのかもしれません。

この異常な環境の中、我々は安値を買う!に徹しましょう。
トヨタにしてもキャノンにしても、必ず下方硬直的になってきます。
いつもの事ですが、安値は底値とは限りませんが、底値は必ず安値なのです。
その為に、一発必中ではなく安値を買い下がる!
今晩の米国の動向が気になりますが、安値を買う!と思えば?