貸借倍率が1.77倍へ

日経平均 12990.58 73.07 日経先物 12990 20 円/ドル  101.17
TOPIX 1255.97 9.73 TOPIX先 1252.5 6.0 10年国債 1.345
出来高 166703   NYダウ 12302.06 -23.36 WTI 111.76
売買代金 19426   ナスダック 2275.82 -14.42 928.70

先週も述べましたが信用の残です。
引け後発表の三市場信用取引の残高によれば、4/11日現在、買残は-101億円減少し2兆121億円で
04年1/9日以来の低水準。
一方、売り残は134億円増加し1兆1363億円となりました。
この結果、貸借倍率は、先週の1.80倍から1.77倍へ低下しました。
勿論、適正な貸借倍率なんてありようがありませんが、それでも二倍以下なんて・・・・・?
02年の3/8日が1.38倍、03年の2/14日に1.59倍・・・・・
買残にしても売り残にしても、あくまでも残ですから、その残が増える/減るの意味は?
先週のN経済新聞の解説では
「下値不安感から個人の投資家心理が後退している」
「信用買残の増加には株式相場を押し上げる効果がある。個人の投資家心理が後退し
信用買が膨らまなければ、今後の一段高は期待しにくい・・・・」
よく考えれば、的外れのチンプンカンプンな解説ですね。
残はあくまで残で、その結果、売り圧力にも買い圧力にもなります。
確かに、信用の買残が増加しないのは、買い手控えによるものでしょう。
ただ、半面で売り残の増加は、売り方の回転が鈍ってきたかもしれないのです。
お金に色はありません。
空売りの買戻しでも、買いは買いで、その余力が1兆円を超えているのも事実なのです。

今日の注目は、新日鉄とJFEです。
二桁の減益報道にかかわらず株価は?新日鉄が+14円高、JFEが+280円高となりました。
みずほFが三度目の下方修正や一兆円の優先株の値決めによる下値不安にも拘わらず、
連日の上昇。本日は+12000円高。
トヨタが上がらない?ホンダが上がらない?
それでも、一つ一つ悪材料にも反応が鈍くなってきている?かもしれません。
インテルの決算を不安視し、イビデンや日本特殊陶業が売られる?
そのインテルの決算は今晩、16日がIBMにJPモルガン、17日がメリルにグーグル
そして18日がシテイとなっています。
どうも、国内以上に米国企業の決算が気になるようです。
まあ、東証の委託売買の70%が外国人であれば、仕方が無いのでしょうが。

3/17日に6021.88円に拡大した日経平均の26週移動平均の二標準偏差の間隔-2σ~+2σの幅が
本日で5105.05円となりました。
この水準では断言は出来ないものの、明白に縮小しはじめています。
また、下落を続けた-2σの数値も、上昇に転じています。
総悲観のレポートが頻発するなかで、数値自体は、変化の兆しを示しているかもしれません。