正に”日銀ETF買い”効果が…

9/7日 日経平均:-69.54 17012.44円 Topix:-3.05 1349.53p

(前日)NYダウ:+46.16 18538.12$    ドル円:101.45円

 

さすが…日銀効果! 勿論、是非は別ですが…

前場のTopixは-0.68%。日銀は後場から買ってくる…

後場からは…期待が先行した分、安値を更新しましたが、その後は一貫して戻り歩調に…

終値では、Topixは-0.23%の下げにとどまりました。

日経平均で見るならば…-178円安の16903.20円が-69.54円安の17012.44円。

この+100円がまさに日銀のETF買いの効果に…

9月になって初めての日銀のETF買い。注目の金額は、733億円でした。(前回は707億円)

9/21日に総括的検証を行うそうですが、非を認めない”総括”です。

当分は…日銀のETF買い効果を前提とした相場に…

 

そんな相場の状況…強気になったり弱気になったり…本当に忙しいのがN新聞の論調。

7日の夕刊「マネー底流潮流」では…

「主な株式指数でみた株価収益率/PERは、米国の18倍台に対し日本は13倍台と割安だ。

外国人投資家の再評価が始まるとの期待もある。9月中に1$=105円。日経平均株価が

18000円のシナリオが。かなたにぼんやり見えてきたように思う。」

この論評からは…

日経平均が17000円に乗せ、ドル円も104円となった水準で、強気に転じ始めたN新聞の

心理がよく表現されています。

その分析も…日米のPERを持ち出しての稚拙な分析。

米国の18倍が、割高なのか割安なのかの分析も行わない…稚拙なもの…いつもの事ですが…

 

一転…7日の株価低迷には…8日朝刊「スクランブル」には…

「7日の日経平均株価は欧米アジアの主要株が総じて堅調ななか、逆行安となった。米国の

利上げ観測が遠のくと世界のリスク資産は買われやすくなるが、円高で日本株は上値が重く

なるという”一人負け”の構図だ。市場関係者の間では、年内の米利上げを通過しても、

日本株の不人気が続きかねないとの見方が強まっている。」

本当に…面白い新聞です。

上がれば強気…下がれば弱気…”インジケーター”としては、実に有効に使えますね。

 

どちらにしても…我々の基本は、安値を買う!でした。

今回も…直近叩き売られた…中小型/growth株。安値はしっかり買えました。

当然ですが…戦術の徹底! 現金化がすすみますね…

 

米ISMから101円台へ…

9/7日 日経平均:+44.35 17081.98円 Topix:+8.73 1352.58p

(前日)NYダウ:休場  ドル円:103.56円

 

中小型株の on-parade? 直近売られていた、中小型・growth が急反発に。

売買代金は、1.62兆円の低水準でも、値上がり銘柄数は、1561銘柄とほぼ全面高。

日銀のETF増額以来…大型/中小型、外需/内需、value/growth…買いと売りのcontrast…

要は指数寄与から外れる銘柄群が売られていましたが…省エネで逆回転に…

いくら日銀が筆頭株主って言っても…

時価総額が4兆円の超大型企業のPERが80倍には、どこか無理が…

 

夕刻に…米ISM非製造業指数が51.4%と08年以来の大幅低下を受けて…ドル円が101円台へ…

何とも…為替担当者はたまったものでは…

当然ですが、ドル円との相関から、日経平均は急落。日経先物は16890円まで下がりました。

これを受けて…7日の相場。

指数寄与の低い中小型株の物色が継続するか…

前場安ければ、日銀のETF買いの効果は…SQを控えるだけに注目度は増しています。

 

黒田総裁の”顔”からは…?

9/5日 日経平均:+111.95 17037.63円 Topix:+3.09 1343.85p

(前日)NYダウ:+72.66 18491.96$   ドル円:103.40円

 

何とも…お粗末な会見に。日銀の黒田総裁の会見が始まると…

104円をうかがうドル円が…逆に、103円へ引き戻される…黒田総裁の会見内容?

会見内容は…市場に芽生えだした日銀政策の限界を全面的に否定する内容でしたが…

それでも…黒田総裁の”surprise”を期待するならば…それはそれで期待外れに。

問題は…黒田総裁の”顔”…どこか、お疲れのような自信のなさが感じられてしまいました。

要は…緩和の限界論ではなく、緩和が効いたのかどうか…

異次元と称された金融政策…期限付き。それを延期し、更に期間を限定しない?

やっと…検証/総括って言葉が出ても、それは日銀用語。

自分たちのやって生きた事、やっている事は間違ってはいない!って確認の意味。

まあ…どちらにしても、日銀は追いつめられ始めました。

 

さて…日経平均は17156円まで戻ってきました。

今週は”SQ”です。いつもの事ですが、”SQ”で狙われるoptionは、前週の基準値から、±1000円。

勿論、そうなるとは限りませんが、単純化すれば難しくない?ですね。

前場安ければ、日銀のETF買いも…707億円が後場から投入されれば…

また、日経平均の25日も26週移動平均も、その標準偏差が拡散の局面に…

標準偏差の拡散も、日経平均の”上”か”下”か…どちらかに±1000円幅の値動きを示唆…

そして、相関するのがドル円…先週は、95円なのか105円なのか…を説明しました。

条件的には、17500円が視野に…

この単純化に基づけば、17000円回復も、黒田会見から円安が止まれば、伸び悩んだのも想定内に。

 

ただ…17500円が視野に入れば…おそらくは、N新聞にN証券…一斉に強気に転じるはず…

いつもの事ですが、上がって強気、下がって弱気では、実践では全く通用しません!

次の大波乱。”9/21日”が控えています。

何が起きても驚かない!

単なる情報としてですが、ドイツの主力銀行の経営危機再燃って”うわさ”も入ってきました。

米国の金融政策や大統領選挙…大きな転換点が近づいているのかもしれません。

 

「未来=現在+過去」…

9/2日 日経平均:-1.16 16925.68円 Topix:+3.38 1340.76p

(前日)NYダウ:+18.42 18419.30$    ドル円:103.42円

 

注目の米雇用統計。市場予想の18万人を下回る15.1万人増に…

結果としては…一番無難な数値だったかもしれません。

9月の利上げには決定打に欠ける…かといってその可能性も否定されずに…

NYダウは、+72$上昇し、ドル円は、104円をうかがう…日経先物は、17120円に…

で…米国の9月利上げは…

勿論、今回の雇用統計の数値が、20万人を超える強い数値が出たならば…市場は市場として

9月利上げを織り込みに入ったのでしょうが…数値は数値。

個人的には、21日のFOMCまでの、大統領候補の支持率の数値だと思っています。

ヒラリー候補が優勢となれば、FRBは12月まで先送りする余裕が…

トランプ候補が優勢となれば、9月の可能性が高まる…

トランプ大統領誕生となれば金融政策そのものが問われる? 金融の正常化自体が見直しに?

その意味でも…政策の継続性を考えても。9月には実施しておきたい…

やはり…米国の大統領選挙。金融の面でも今年の最大のeventに…

 

そして…米国の利上げ…その影響は軽微ではありませんね。

昨年の検証…6月に上海が暴落し、年明けからは、原油が暴落…そして、次は…

今回の雇用統計の数値を受けて、日経平均先物は、17120円と、一気に、1700円越えに…

ただ…この値動き…来週のSQに向けて…基準値から±1000円が狙われる…想定通りに…

またも…超強気で知られるM氏から、日本株謳歌のレポートが出ています…

17000円を超えて強気になっても、実践では通用しないことにも…同じことの繰り返し!

我々の対応は…安値を買う!で一貫しています。

当然ですが…下がれば日銀のETF買いが…上値を追わなければ、それなりの成果も。

 

その日銀。21日の政策決定会合では…

話題になっている、均衡イールド・カーブの理論。債券市場には、すでに激震も…

10年国債金利が、-0.020%に…-0.045%が-0.020%ですから…激震なのですが?

日銀にも同情の余地が…

政府の意向に沿ったあまり…本来の金融政策を見失ってしまった…

本筋に戻そうとすれば…本来の金融政策ならば…

マイナス金利の深堀に、長期債の減額…議論/話題だけで、債券市場が急落…

更に…決定の段階では、マイナス金利の深堀は、金融機関の陳情から金融庁が横やりも…

長期債の減額は、40年債発行を目論む財務省の反対も…

結局…日銀には何もできない? せめて…ETFの増額? それすらも…これ以上の増額は?

日銀は間違いなく追いつめられました。

 

どちらにしても…同じことが繰り返されています。

わからない明日を、過去と現在の延長線で考えれば…「未来=現在+過去」…

これって、フィボナッチ級数。 不透明感が増せば増すほど…

過去を分析し、現在の結果を検証し、結果に対する反省を積み重ね、未来を予測する。

数値に対し、謙虚に真摯に対応したいものです。

 

 

日銀の次の一手は?

9/1日 日経平均:+39.44 16926.84円 Topix:+7.84 1337.38p

(前日)NYダウ:-53.42 18400.88$    ドル円:103.26円

 

9/21日が注目されています。日銀の追加緩和にFRBの9月利上げ…

両社のベクトルが違っているだけに、結果への思惑だけで、ドル円の値動きに影響が。

先週の”ジャクソン・ホール”から米9月利上げの可能性も出てきて…ドル円が103円台へ。

それでなくても…週末の雇用統計が波乱要因に。

FRBとしては…イエレン議長が、どんなに”ハト派”って言っても、景気指標は無視できずに…

株価は過去最高値を更新。しかも、S&P500のPERは17倍と、10年平均の14~15倍から乖離。

ケースシラー住宅価格指数も上昇。資産バブルの兆候が目立ってきています。

FRBの主要メンバーとしては、景気が後退する前に、金融の正常化を進めたいのが本音。

大統領選挙も近づき…9月も選択肢に…

 

一方で、日銀。我々の今年の”テーマ”は、「追いつめられる日銀」でした。

実際に追いつめられた日銀の”次の一手”は? ここで浮上したのが「均衡イールド・カーブ理論」!

何しろ…高等数学を駆使しての分析だけに…詳細は抜きにして、単純化してしまえば…

「均衡イールドカーブでは、景気に好影響を与えるのは主に短期金利で、長期金利の変動の影響は

少ない…」 

だから、従来の日銀のオペレーションは、短期金利が重要視されたとも言えるのですが…

今回の議論では、だから…マイナス金利を深堀し、国債買い入れの減額を検討する?

要は、長期債は、もうこれ以上は買えないって…しかも、副作用も…

何を今さら…最初から「均衡イールドカーブ」って言っていれば…妙な話ですね。

ただ、マイナス金利の深堀は金融庁が…長期債購入の減額は財務省が認めないでしょう。

既に、日銀の独立性は失われています。おそらくは、この議論も空中分解?

とにかく、何もできない日銀に…間違いなく、日銀は追いつめられました。

 

どちらにしても、我々は、何が起きても驚かない。

まずは、週末の雇用統計。数値によっては、円安がすすみ、日経平均の17000円回復も。

ただ…これって、想定の範囲。

来週はSQ。16500円を基準とするならば、±1000円が射程でした。

上がって強気にならない事が肝心に。