NT倍率が何かを語る?

日経平均 16127.42 306.23 日経先物 16090 340 円/ドル  115.02
TOPIX 1544.71 21.84 TOPIX先 1537.0 23.0 10年国債 1.540
出来高 240284   NYダウ 13424.88 133.23 WTI 80.09
売買代金 36615   ナスダック 2601.06 8.99 717.90

NT倍率(日経平均÷トピックス)が10.44倍になってきました。(前場では10.45倍)
ちょっと記憶にないな?って思っていたら、03年9月9日以来だそうです。
えっ? 03年? 日経平均が7607.88円の安値が03年の4月でした。
その日経平均は9月には10000万円の大台を回復しました。
残念ですが当時の市況のセンチメントは忘却のかなた?
それでも、難しく考えなければ、日経平均に比べトピックスが売られているって事なのです。
当時は、日経平均の戻りに較べて、トピックスの戻りが悪かったのです。
そして、トピックスの戻りの悪さは?
そうです!時価総額の上位銘柄の戻りが悪い!って事なのです。
では、具体的には?
ドコモとNTT、トヨタにホンダ、銀行株の戻りの鈍さが主因だったのです。
そう考えれば、現在のNT倍率10.44倍も、当時と共通するのです。
03年当時も「年内には5000円も?」なんて不安心理が増幅されていました。
週刊誌の「9/18日大暴落!」なんて記事も、当時を思い出させます。

先週(9/10日~14日)一週間で、日経平均は5.26円上昇しましたが、トピックスは?
トピックスは-12.31p下げています。
個別的には、トヨタが-70円安、キャノンが-290円安、三菱UFJが2万円安、信越が-950円安
三井住友が2.5万円安など主力株の大幅安が目だった一週間でした。
トピックス中心に売られていることがハッキリしているのです。
では、その主力株が、この先どこまで売られるか?
数値は何かを語っています!
NT倍率の10.45倍も、必ず何かを語っているのです。
14日の前場のNT倍率10.45を機に、後場から突然?銀行株が反発しました。
恐怖心と不安心理に支配された相場です。
その変化は見失ながれがちなものです。
それでも、数値は冷静に、その変化を物語っているかもしれません。

週明けFOMCに日銀政策決定会合
日銀の現状維持はsurprizeなしですね。日銀は、これ以外の選択肢は持ち得ないでしょう。
問題はFOMCですね。
FFレートの0.25%では期待はずれ?0.5%でもsurprizeなし?
随分、我儘勝手な期待が横行しているようです。
個人的には、0.25%で、別途、サブプライム対策で十分と考えていますが?
要は、それを受けて投機筋が、どう動くか?なのです。(上下?急動意は必至?)
ただ、NYダウにしても、既に高値から4%しか下がっていないのです。(一週間で329$上昇)
サブプライム問題からリセッションまで指摘される米国の、株価はしっかり回復しているのです。
上海も香港も史上最高値を更新しています。
原油(WTI)は80$を突破し、金も最高値に近づいています。
日経平均は?暴落に怯える日本だけが、直近高値から12%下がっているのです。

9/13日のブログで、野村證券の「日本株投資戦略」を紹介しました。
年内のトピックス1800p目標を論じていました。
一方、同証券の著名ストラジストの芳賀沼氏は「日経平均は9~11月に15000円割れで安値
つけることになる。」と断言していました。(投資レーダー:潮流9/13日)
同じ証券でも、全く違った見通しとなっているようです。
ただ、どちらにしても、現在の株価は「安値」ではあるのです。
いつも述べていることですが、安値は底値とは限りません。
安値と底値を混同してはなりません。
底値を買うのは難しくても、安値は買えるのです。
芳賀沼氏のご高説どおり、15000円割れがあれば、その安値も買う!
そして、年内1800p回復があるならば、その時点で強気にならず、一旦売却?

少なくても、NT倍率の10.45倍は、何かを語り始めているのです。
大きな波乱が予想される今/来週、安値を買う!に徹しましょう。

不自然な一日?

日経平均 15821.19 23.59 日経先物 15800 20 円/ドル  114.25
TOPIX 1522.87 -5.40 TOPIX先 2524.0 -5.5 10年国債 1.530
出来高 156210   NYダウ 13291.65 -16.74 WTI 79.91
売買代金 22357   ナスダック 2592.07 -5.40 720.70

前場の日経平均は+61.49円高、トピックスは+0.89p高でした。
指数だけならば、軟弱とは言え堅調は堅調?
ところが、主力株はキャノン-130円安、信越化学-150円安、東京エレク-180円安、東芝-40円安
アドバンテスト-110円安、三菱UFJ-10000安、JR東-12000円安、トヨタ+-0、・・・・
どうもバランスの悪い市況となっています。
トピックスコア30に代表される指数への寄与率の高い銘柄が売られているのです。
逆に考えれば、主力株の値下りに較べて、指数が下がってはいないのです。
その意味で、SQ前日の後場、主力株の値動きと指数の動向、どちらに収斂するのか?
注目の後場、特に、後場寄と14時以降?(ここまで前場終了時)
そして、その結果は?
主力株の売りは止まらず、それでも指数だけは小幅高/安。
不自然な価格形成の一日となりました。明日はSQ!

さて、巷では「18日に日本株暴落?」の説まで出ているそうです。
SQや三連休を前にして、不安心理を煽り立てているようですね。
その是非は別として、8/17日の15262円を下回り14000円台突入?があれば、それはそれで
大底の確認?で反発のキッカケと成り得るのです。
その可能性も否定せずに、また現状も把握する。
主力株の急落の反面で、日経平均は9/11(火)の15610円では止まっています。
この15610円の数値は、15262円を底とすれば、二番底としては2.28%で過去データとは合致?
個々の銘柄の下方硬直性に注目しましょう。
その切り口として、配当利回りもあります。
ドコモは161000円で止まりました。ドコモは160000円で3%となります。
電力株も2.4%では株価が意識されました。
その観点では、ホンダは3600円で2.2%、トヨタは6500円で2%となります。
金利上昇懸念?なんて吹き飛んでいます。
高配当も、9月末で意識されても?と考えます。

また、野村證券「日本株投資戦略-9月号」では次の様に解説されています。(9/10日)
「世界の金融市場は依然危機的な状況にあるが、年末にかけて市場の危機意識を反映した
政策が奏功し、金融市場が安定を取り戻すとともに、米国景気の先行き不安が解消し、
米国株価上昇、投資家のリスク許容度回復に帰結する展開が予想される。
年末にかけ、TOPIXが1800を回復するとの見方に変更はない。」

残り、三ヶ月でTOPIXの1800p回復が可能か?
今回の暴落も予想外であったならば、1800p回復も夢ではないかもしれませんね。

驚きは驚き!

日経平均 15797.60 -80.07 日経先物 15780 -60 円/ドル  113.90
TOPIX 1528.27 -4.12 TOPIX先 1529.5 2.5 10年国債 1.505
出来高 173906   NYダウ 13308.29 180.54 WTI 78.23
売買代金 24848   ナスダック 2597.47 38.36 721.10

驚きは驚き!
一瞬のうちに先物が買い戻されました。(トピックス先物が1553p、日経先物が16050円まで)
その後、売り方も体制を整え、瞬間的な高値からは急落となりました。
日経平均は-80.07円安でトピックスは-4.12p安で終了。
もし、安倍首相辞任の報がなければ、おそらく日経平均は-300円安だったかもしれません。
その意味では、株価にとっては・・・・・?
そして、答えは出ているのです。
どうして、辞任の一報で先物が買い戻されたか?
これが、たとえ売り方の主流ではないにしろ「やばい!」って正直な反応だったと思います。
これで、解散総選挙にしろ新首相による新内閣にしろ政治は前進します。
日本株低迷の幾分は解決されたかもしれません。(隙がなくなる意味で)

それにしても一致団結はできなかったのか?
あれ程までに持ち上げた安倍首相も、いじめられる側の最右翼になってしまいました。
病は気から? いや、気は病から?
どちらにしても、難しい病である事は間違いなさそうです。
悲しいことですね。

さて、今日の相場です。
安倍首相辞任のsurprizeの分、下げが少なくすんだ?と思っています。
SQ前です。米国株高でも、売りが多ければ下がります。
SUMCO-620円安や信越化学-280円安、後は銀行株で・・・・・? 売り方の思い通り?
決算発表(9/10日引け後)を挟み、SUMCOが急落しています。
9/7日-110円安、9/10-120円安、9/11日-480円安、9/12日が-620円安の四日連続安。
日興や大和のレーテイング引き下げが話題となっていました。
でも、本当にSUMCOの成長はピークを打ったのか?
また、信越化学の急落も考えれば、シリコンウエファか?
少なくても、決算数値からは読み取ることができません。
同じことが、東京エレクトロンにも?

いつもの事ですが、株価が下がって、レーテイングを引き下げて何になる!
ただただ、憤りを覚えるだけです。
いくら、その分、安値が買える!って思っても、不安心理は残ってしまうのです。
SUMCOの4800円、信越化学の7600円、東京エレクトロンの7500円、各社の通常時の株価は?
通常時が1000円上と思えれば、買い下がりと考えます。
イオンの1550円、古川電工の510円、日立の700円・・・・・・安値は盛り沢山?

 

いつもの事とは言え?

日経平均 15877.67 112.70 日経先物 15840 100 円/ドル  113.77
TOPIX 1532.39 7.17 TOPIX先 1527.0 4.0 10年国債 1.530
出来高 175272   NYダウ 13127.85 14.47 WTI 77.49
売買代金 24431   ナスダック 2559.11 -6.59 712.20

三井住友が、一時80万円の大台を割り込み799000円の年初来安値となりました。
この時点での時価総額は6兆1792億円、二日間で3635億円減少しました。
ここまで「強気」を堅持してきたN証券がレーテイングを「2→3」へ引き下げたそうです。
いつもの事とは言え、株価が下がってから、その足を引っ張るのだけは・・・と思うのですが。
案の定と言えば案の定?皮肉と言えば皮肉なことに?
株価は、一転反発、868000円までの戻りとなりました。(引け値は843000円)
サブプライム問題で、格付け機関の査定が問題視されていますが、その前に各証券の格付け
にも監視が必要かもしれません。
余りにも、無秩序/無節制ですね。
そして、三井住友の経営側にも問題が?余りにも株主を軽視?
少しでも、株主側にたった株価の意味/意義を考える必要がありそうです。
おそらく、企業買収となれば、個人株主は全員が買収側につくことが予想されます。
逆に考えれば、これ程、企業買収の好機はないのかもしれません。
株価は下がっているし、株主は経営に不満を持っている?

さて、本日の相場ですが、相変わらずの先物主導の乱高下
内需の悪役、金融と不動産の急反発を受け、トピックスは七日ブリの反発(+7.17p高)
それでも、値上り銘柄数と値下り銘柄数は、774銘柄の807銘柄で値下りが多いのです。
実際、現物の売りに押された主力株では、値下り銘柄が目に付きました。
任天堂が-500円安、SUMCOが-480円安、武田が-90円安、信越化学が-130円安、トヨタが-10円安
ホンダが-30円安、キャノンが-70円安・・・・・・
これら主力株は、国内の公的機関の売却?と考えられますが、それもそろそろ限界か?
決して、戻りが鈍いのではありません。
株価は売りが多ければ、必ず下がります。だから、主力株でも下がったのです。
また、今週末のSQですが、波乱は、あと二日か?

今週の週報では個別銘柄に関し、次の様にコメントしました。
「銘柄に関しては、基本はコア銘柄ですが、次の相場では従来の鉄鋼/海運/商社/非鉄から
内需関連に大きく変化する可能性もあります。その場合、現在、安値を更新している
金融と不動産などが主流となるかもしれません。
現在の悪役だけに、下値が固まっていませんが、現水準からのダメ押しは狙い目?」

まだまだ、不安定な状況ですが、銀行/不動産の安値も注目!と考えています。
勿論、急落局面の「安値」が買い?となります。

病は気から?では相場は?

日経平均 15764.97 -357.19 日経先物 15740 -360 円/ドル  113.17
TOPIX 1525.22 -31.80 TOPIX先 1523.0 -34.5 10年国債 1.510
出来高 176375   NYダウ 13113.38 -249.97 WTI 76.70
売買代金 24989   ナスダック 2565.70 -48.62 709.70

病は気から?
相場に関しても、当然の如く?当てはまります。
最近注目されている「行動経済学」など、正に、理論と現実を両面で考察しようとしています。
有名な慶応大学のO教授も、実践では悩み多き日々を送っているようです。
それだけ、実際の投資行動は、儘ならないものと痛感します。(以上、週報の冒頭より)

昨日の川原神社での勉強会(21回となりました)では、今回の日本株の暴落の分析に基づき
今後の見通しについて考えました。
その引き金となったサブプライム問題に関しても、問題の核心を単純化しました。
おそらくは、的は外れてはいない?って確信しています。
また、今/来週の日経平均のチェックポイントとして、
①8/31日の16569円を上回るか?
②8/29日の15830円を下回るか?
③15680円(昨年の二番底の安値からの2.8%)で止まるか?
④8/17日の15262円を下回るか?    の四点を説明しました。
シカゴ日経先物の15805円や113円の円高から考えても、注目は③となっていました。
そして、ベストシナリオとしては、④から更に、15000円を割れ、14500円?へと説明しました。
それが、何故ベストシナリオなのか?
要は、現在の日本株の状況は、割安だけど底がわからない?(大底の確認が出来ていない?)
だから、14500円?ってなってしまえば、ハッキリしてしまうのです。
おそらく、その時点ではパニック状況となっていますが、時間的には瞬間的?
8/17日の15262円でも、充分な底値なのですが、それを誰もそう思っていないのです。
疑心暗鬼で不安心理が増幅?相変わらず、腰が引けているのです。

そして、こう説明されれば、今日の急落に対しても余裕があったのではないでしょうか。
いつもの、転んだ後の受身?ですね。
あれ程、二番底?二番底?って叫んでいた連中も、今日は一言もありませんでした。
もし、彼らが主張していた二番底ならば、今日の安値15650円は、それなりなのです。
病は気から?
ただ、往々にして相場は、大勢の思惑とは逆になります。
日本は元より、中国を除き(今日も上海と香港は上昇)世界中が警戒感を強めています。
確かに米国の雇用統計は、negative-surprise でした。
それでも、NYダウは-249.97$安で止まっているのです。
日本株に関して、国内に買いの主体が存在しない以上、仕方はないのですが、それでも?

注目の週明けの米国株は?
明日は「7月の機械受注」で週末はSQと懸念材料が盛りだくさん?
日本中が総弱気になっています。
15000円割れの可能性を考えながらも、安値を買う!に徹しましょう。
安値は底値ではありませんが、底値は、必ず安値となります。
個人的ですが、本日は、野村H(8604)の1801円を買いました。
1800円以下があれば、積極的な対応を考えています。