何故、日銀は市場を守らない…?

3/7日 日経平均:-817.76 36887.17円 Topix:-42.82 2708.59p

(前日)NYダウ:-427.51 42579.08$   ドル円:147.42円

 

本当に…情けなくなってしまいますね…何故…日銀は『市場』を守らない…?

日経平均は…世界で最も売られやすい『指数』に。

日銀利上げ観測から長期金利が1.53%に上昇。金利差縮小から147円台の円高へ。

『裁定』取引(プログラム売買)が主導し日経平均は37000円割れへ。

『要因』は明白でも…『日銀批判』は全く聞こえてこない…

さて…任天堂ですが…-9.22%の大幅安。安値で-10.10%安。なぜ…?

プライム市場で値下がり率断トツ。 市況解説では…

「日本の金利差縮小を意識した円高進行が収益悪化につながる警戒感から外国人が

利益確定が先行…」(N証券)

正に…”不適切にもほどがある…” 全く。答えになっていない…

勿論…任天堂に固有の”悪材料”が隠れている可能性は残りますが…

おそらくは…『指数』との裁定…上昇した株ほど売られやすい…? 

逆に…その分…下げ渋ってきた銘柄も目に付く…『絶対的安値』銘柄は下げない?

10年国債金利が1.515%に…

3/6日 日経平均」+286.69 37704.93円 Topix:+33.20 2751.41p

(前日)NYダウ:+485.60 43006.59$    ドル円:148.88円

 

少しは”マーケット”へ配慮したら…って思いますが。またも…日銀が引きがねに…?

日銀幹部の発言から長期金利が急伸…10年国債金利が”1.515%”に。

2009年以来、15年ぶりの水準。国債運用の評価損は膨大に…

折角…日本株も『底入れ』を確認できるか…その『正念場』だったのですが…

長期金利の急伸(債券価格は下落)から…当然の『円高』…147円台へ。

”ナイトセッション”に移り…日経平均は急落。米国株安も加わり…37000円を割り込む…

市況解説では…T大統領の関税政策への不安を強調しますが…だったら、欧州は?

米国が大幅安でも…Daxは大幅高。本当に独が羨ましいですね。

勿論…我々の『対応』は…『戦術』が実に有効に…

そして…『戦術』ならば…日立と三菱重工…同じことの繰り返しに…

 

日経平均の現状…一言、異常ですね。

3/5日 日経平均:+87.06 37418.24円 Topix:+8.03 2718.21p

(前日)NYダウ:-670.25 42520.79$   ドル円:149.20

 

前日からのナイトセッション。日経先物は深夜の0:22に36260円の安値に。

前日比-1070円安の大幅安。その後急反発。明方の5:24に37550円の高値に。

5時間で1290円の大幅高。終値は36950円で僅か30分で600円の急落。

日中も100円幅の乱高下の末…15:45の終値は37420円。日中の高値は37620円に。

この値動きが…端的な日経平均の現状。一言…異常ですね!

標準偏差は-3σを突き抜け…異常値の連続…いくら…自己責任とは言え…大丈夫?

”日経平均は夜決まる”と言うものの…何じゃこれに…

勿論…異常な事は起きてしまえば…波乱を繰り返しながら、落ち着く先に落ち着く。

 

個々の企業には『実体』が…

3/4日 (前場)日経平均:-688.96 37096.51円 Topix:-32.57 2696.99p

(前日)NYダウ:-648.67 43191.24$    ドル円:149.21円

 

週明けの米国株は…ISM製造業指数に”エヌビデア”から大幅安…

昨晩のナイトセッションテで日経先物は…23:33に38260円に。それが…6:00に37300円。

更に…日中。10:34に36810円。僅か…12時間で-1450円の急落に。

この間…日本固有の”材料”は見当たらず…

勿論…T関税の実行が懸念されますが…それは欧州も共有…

その欧州では…FTもDaxも最高値を更新…自虐的な東京市場は抗う魂もなく…

世界で一番”売りやすい市場”…残念ですが、事実は事実。実需の”買い”が入らない…?

ただ…それでも…”指数”は売り易くても個々の企業には『実体』があります。

必ず…『均衡点』への回帰は始まります…37000円からの一段安は…まずは『狙い目』。

今回の急落局面でも…『戦術』での売買は有効に…

先週…具体例を挙げました三菱重工も…短期間で10%利益が実現。

 

自律反発に『理屈』はいらない…

3/3日 日経平均:+629.97 312785.47円 Topix:+47.47 2729.56p

(前日)NYダウ:+601.41 43840.91$   ドル円:149.98円

 

自立反発に『理屈』はいらない…

先週末の日経平均の25日移動平均の標準偏差は-3σを超えている…

この状況は0.015%の確率で…666回に1回。 ”666”は悪魔の数値(オーメン)…

そうそうはお目にかかれない『数値』…向かう先は中央値の25日移動平均値。

本日の25日移動平均値は38881円。今後の下落を考慮すれば…38500円への収斂?

これは…”テクニカル分析”から容易に導かれる…

ただ…T-Z首脳会談の決裂から…東京市場は”週明けの警戒感”にも覆われる…

まあ…それでも、+600円高ならば…これはこれで…

28日の急落時…リクルートの8800円を購入したって…ご連絡が数件。

本日…リクルートは自社株買いを好感し…+610円高の9410円。単なる偶然ではないですね。

イビデンの3600円もそうでしたが…『安値』を買切る事が肝心に