自律反発に『理屈』はいらない…

3/3日 日経平均:+629.97 312785.47円 Topix:+47.47 2729.56p

(前日)NYダウ:+601.41 43840.91$   ドル円:149.98円

 

自立反発に『理屈』はいらない…

先週末の日経平均の25日移動平均の標準偏差は-3σを超えている…

この状況は0.015%の確率で…666回に1回。 ”666”は悪魔の数値(オーメン)…

そうそうはお目にかかれない『数値』…向かう先は中央値の25日移動平均値。

本日の25日移動平均値は38881円。今後の下落を考慮すれば…38500円への収斂?

これは…”テクニカル分析”から容易に導かれる…

ただ…T-Z首脳会談の決裂から…東京市場は”週明けの警戒感”にも覆われる…

まあ…それでも、+600円高ならば…これはこれで…

28日の急落時…リクルートの8800円を購入したって…ご連絡が数件。

本日…リクルートは自社株買いを好感し…+610円高の9410円。単なる偶然ではないですね。

イビデンの3600円もそうでしたが…『安値』を買切る事が肝心に

 

まずは、不思議に思わなくては…?

2/28日 日経平均:-1100.67 37155.50円 Topix:-54.16 2682.09p

(前日)NYダウ:-193.62 43239.50$   ドル円:150.57円

 

また…同じ事の繰り返し…日経平均は37000円割れ…何でこうなるの…?

東京市場の『構造問題』なのに…誰一人その『要因』には触れない…

だって…トランプ関税に円高…地政学的リスク・・・何か自虐的な言い訳が先行。

だったら…関税への懸念は日本だけ? 円高って…148円台がそんな『円高』なのか?

この1週間…英国は+1.73%上昇し独も+1.18%上昇…日経平均は-4.18%の下落。

当の米国も確かにナスダックは-3.46%下落していますが…NYダウは+0.94%の上昇。

まあ…何にしても…まずは、不思議に思わなくては…?

N新聞によれば…「5社に1社が”8月安値”われ」(令和のブラックマンデー以下)

そして…「4社に1社が純利益最高に」…この間…日本株は低迷から急落…

投機筋にとって…売れば儲かる”涎の出る市場”…本当に…こんな市場に誰がした?

その片棒を担ぐのが…『日銀』に違いないのですが…四の五の言っても始まらない。

投機筋の陰謀は…達成されてしまえば…必ず自律反発”へ…

難しく考えなければ…安値を買う事に…

この『水準』であれば…銘柄選別も難しくはない…より取り見取りにも…

真の企業価値が問われている事に…

2/27日 (前場)日経平均:+56.59 38198.98円 Topix:+13.23 2729.63p

(前日)NYダウ:-188.04 43433.12$    ドル円:149.17円

 

”7&i”に関し…伊藤創業家のMBOから伊藤忠が降りる報道…MBOは頓挫?

報道を受け…”7&i”は12%を超える急落、一方で伊藤忠は大幅高。

これって…伊藤忠は無謀なMBOに参画していたって事…違和感を感じますね。

1日で12%も株価が下落する事に…どこか”経営”は冷めたような…

そもそも…クシャタールの買収で誰が困るのか? 少なくても株価は…予想買収か価格は2700円。

困るのは…職を失う経営陣? 株主も最高値で売れる…従業員も給料は上がる?

現経営陣が実体価値がそれ以上って主張するならば…それなりの『対応』は必要に。

まずは…状況の説明と中期計画…急いだ『説明』を…

そうでなければ…直ぐに、クシャンタールの買収に応じることが…”世のため人のために…”

真の企業価値が問われている事に…

 

「安値』はそこかしこに…

2/26日 日経平均:-95.42 38142.37円 Topix:-8.30 2716.40p

(前日)NYダウ:+159.95 43621.16$   ドル円:149.26円

 

日経平均は38000円割れ、Topixは2700p割れ…”option”的には達成感も…

『指数』もそうですが…多くの主要株が大きな”下ヒゲ”を形成。自律反発にも…

週明けからは…明らかに…東京市場の脆弱性が際立った値動きに…

何故…日本株がこうなるのか…いつもの事ながら…日本株の『構造問題』…

そして…いつもの事ならば…その『対応』は…”安値を買う”事に尽きる…

「それができれば…苦労しない…」って言われるが…だから…実践では儲からない…

例えば…日立。

2/18日の高値が4448円。本日の安値は3722円。戦術で…4100円で売れると思えば…

4100円÷1.1=3727円。少なくても…3700円台は十分に買えました。

フェット氏に言われて気が付くのではなく…『安値』はそこかしこに…

先週末の米株大幅安はなぜ起きた…?

2/25日 (前場)日経平均:-430.95 38345.99円 Topix:-8.94 2727.59p

(前々日/前日)NYダウ:-748.63 +33.19 43461.21$    ドル円:149.48円

 

先週末…米PMIやミシガン大消費者指数の悪化を『理由』に米国株が急落。

ただ…従来ならば…それらの指数の悪化は『利下げ』促進で…”positive”になった?

それが…今回は…景気悪化でもFRBは『利下げ』はしないって…

だったら…それらの指数が良かったらどうなったか…?

良ければよいで…『利下げ』が遠のく…って急落には変わりなかった…そう思うのですが。

また…・PMIにしてもミシガン大にしても…どちらかって補完要因。

米景気悪化を決めるには…少し無理があるような…

では…何故…先週末の大幅安は起きたのか…?

個人的には…先週末は米国の”SQ”・・・先物/optionの思惑って考えています。

本来は…米国株特有の要因ですが…残念ですが…日本株の感応度はそれ以上に高い…

半導体関連はもとより…日立やリクルートなど…直近の人気株が大幅安。

日経平均は500円を超える大幅安に。一方でTopixは明らかに下げ渋っている…

まあ…何にしても…安値を買うことに徹すれば…ですね。

その安値では…

バフェット氏の買増し報道で”商社株”が大幅高。言われて気が付く様では情けない…?

今週の週報のご参考では…TDKと浜松ホトニクスを紹介しましたが…さてさて…