今週の週報の注目点は・・・

8/15日 日経平均:+122.69 9086.41円 トピックス:+8.93 777.12p
(前日)NYダウ:+125.71 11269.02$ ドル円:76.87円

今週の週報の注目点。
1)ドル円の動向。円高更新ならば株価は戻れない…?
2)週明けの米国市場。繰り返される乱高下の方向を見定める。
3)空売り禁止でも具体策は有効に…(欧米金融危機は仏にまで拡大?)
4)米国は景気指数を巡って不安定に上昇か。(消費は悪化を前提に)
5)日経平均の乖離は縮小するか?(標準偏差は収束に向かうか?)
6)ホンダと任天堂(ソニー)は下げ止まるか…(木を見て森を判断する…?)

ドル円は76円台で不安定な膠着状態。
先週末からの欧米の反発に比べ、日本株の戻りの悪さはここに。為替が…。
G7での曖昧な協調よりも空売り禁止って具体策のほうが有効に。
米国も国債の格下げから景気悪化が懸念されだしましたが…実際は?
週末/週明けの景気指数は予想以上に悪化。
それでも株価は急反発。
懸念された週明け。ニクソンショックから丁度40年で何かが起こる…?
結果は…NYダウは+213.88$高の11482.90$。
8/9日の安値=110604.07からは8.3%の急伸。

で、日本株は…?
日経平均と25日移動平均の乖離と標準偏差の収束に注目。
8/9日に-12.22%に拡大した乖離。
通常は+-5%の範囲に。10%を超える乖離は間違いなくオーバーシュート。
乖離の縮小は25日移動平均値へ。
また、その標準偏差。
標準偏差は拡散と収束を繰り返します。拡散が止まれば必ず収束へ。
その収束はやはり25日移動平均値へ。12日のσは410円。
15日は420円で拡散は止まりだしましたが…

そして個別銘柄のチェックとして…
ホンダと任天堂(ソニー)は下げ止まるか…
15日はホンダが+87円高。任天堂が+1070円高。ソニーが+64円高に。
注目はここから…
どちらにしても当面は「木を見て森を判断する」事が…
戦術の具体的対応としては8000円台を買って一旦は9500円で売却。

拡散から収束に向かえば・・・

8/12日 日経平均:-18.22 8963.72円 トピックス:-2.69 768.19p
(前日)NYダウ:+423.37 11143.31$ ドル円:76.74円

欧米の急伸を受けても日本株は下落。
「どうなってんでしょうか…?」「日本株は本当に戻るんでしょうか…?」
答えは12日の下げに関してはSQでした。
どんなに欧米が上昇しても、日本株の売りが多ければ上がりません。
先物と現物の裁定が…
円高を理由にホンダやトヨタ。半導体関連で信越。業績不安から任天堂。
輸出関連主要株は総崩れ?
現物に実需の買いがなく株券の調達が可能ならば…
しかも売りが売りを呼んでしまう。
PBR一倍以下が恒常化すれば、錯覚として下値の目途が見えなくなります。
ホンダの2500円。トヨタの2800円。富士写真の2000円…
一方で実需の買いが入れば…
輸出関連総崩れの中で自社株買いを発表したキャノンは200円高。
配当180円を公約している武田も下がりません。
やはり異常時には自社株は自社で守る気概が要求されます。
その気概が株主への経営としてのメッセージとなります。

輸出関連総崩れの口実は…超円高?
政府/日銀も円高対策を叫ぶだけで少しも腰が入っていません。
8/4日の直接介入は何だったのか…?
同じ自国通貨高に陥ったスイス。そのスイスフランが急落しています。
日本とスイスの違いは…
政策当局の危機感の違い。日本は場当たり的でスイスは本腰。その違い。
この為替水準では輸出関連企業の海外移転が加速します。
ホンダは海外生産車を国内に輸入する可能性も示唆しています。
企業としては当然の対応かもしれません。
しかも円高で株が売られる理由もなくなります。
でも…
国内では空洞化が進み税収も激減します。それで日本は…?
こんな単純な事。誰にだって解るのです。
それでも緊縮政策に増税。日本は日本人に売られているのです。

どちらにしても中長期では円高は是正されます。
政策的に修正されるのか、主力企業の海外移転や財政の破たん…ファンダメンタルズからの修正。
日本は最強通貨のその資格すらありません。
現在は利用されているだけ。それならばその円高を逆手にとる強かさがあれば…
N経済新聞では、今回のスイスフランの急落で「逃避資金、円に集中加速も…」と解説。
いつものN経済新聞の読み方を適用すれば…
76円台で膠着しているドル円。週明けのドル円に注目となります。

我々の対応は…
今回の暴落で日経平均の標準偏差は拡散に。12日現在のσは410円に拡散。
9日の安値の8656円で移動平均との乖離率は-12.2%に。
短期的にはオーバーシュートに違いありません。
チャートを見ましょう。特にボリンジャーバンド。
ボリンジャーバンドで株価の位置を。
このボリンジャーバンドは標準偏差から構成されます。
ポイントは標準偏差の拡散が止まるか…?
標準偏差は拡散と収束を繰り返します。一旦、拡散が止まれば収束に。
しかも、その収束は25日移動平均値を目指します。
残念ですが短期も中長期も川の流れは下を向いています。
その川の流れの中でもそれなりの対応が…
日経平均の8000円台を買い下がって9500円で売る…
日本株の大バーゲンセールに違いないと考えます。

指数を見る限り・・・

8/11日 日経平均:-56.80 8981.94円 トピックス:-5.85 770.88p
前日 NYダウ:-519.83 10719.94$ ドル円:76.55円

指数を見る限り…
11日も日経平均の下げ幅は-56円に。欧米の下げは。
米国もですがドイツの下げは…?
10日現在、DAX指数は11日連続安。7/27日の7349.45pが10日には5613.42p。
この間の下げ率は-23.62%。立ち合いは11日です。
同様にNYダウは-14.25%。日経平均は-10.60%。
しかも円高です。明らかに日本株は下げ渋っています。
もっとも日本株自体に主導権がないのも事実なのですが…。

さて11日。全面安と思いましたら…
東証一部の値上がり銘柄数は784銘柄。値下がりは757銘柄。間違い…?
えっ?値上がり銘柄のほうが…。
持ち株は全部マイナスなのです。
また、マザーズ指数は三日連続高に。
欧米の暴落を直に受ける国際優良株の値下がりの一方で…
先物主導の下げ圧力に何かが抵抗を示しだしました。
変化の兆し?と思っているのですが…

10日引け後。
キャノンが自社株買いを発表。1500万株。
この水準。自社株は自社で守る…も経営の大事な事…
株主の不安を軽減する市場への強いメッセージに違いありません。

今度は仏が狙われだした?

8/10日 日経平均:+94.26 9038.74円 トピックス:+6.34 776.73p
前日 NYダウ:+429.92 11239.77$ ドル円:76.85円

えっ?日経平均は100円も上がらないの…?
為替ですね。円高が進行。76円台…
100円高でもホンダなど主力輸出関連が総じて売られました。
無意味な腰の引けた為替介入だったの…
どちらにしてもドル円の動向がカギを握っています。

今度はフランスが狙われだしました。
仏国債の格下げにソジェンの金融不安説。噂が飛び交って株価は急落。
10日の米国市場は暴落。NYダウは-519.83$安の10719.94$。
具体策が欠けた政策が追い込まれてきました。
集まるだけだった緊急のG7。
協調が無理ならば自国の事は自国で。
日銀にはやるべき事が有り余っているのですが…

厳しい環境ですが我々の対応は…
戦術では8000円台を買い下がって9500円で売る…?
不安心理は増幅しますが何度も繰り返してきた事でも…。

9日は大波乱の一日に・・・

8/9日 日経平均:-153.08 8944.48円 トピックス:-12.47 770.39p
前日 NYダウ:-634.76 10509.85$ ドル円:77.32円

9日の日経平均の安値は-440.77円安の8944.48円。終値は-153.08円安の8944.48円。
安値での25日移動平均との乖離は-12.22%。しかも-3σを超えました。
確率的には反発の数値に。数値は数値に聞く…
日経先物は大商い。
8日が115152枚。9日が158762枚。株価は乱高下。
4:30からのイブニングセッションでも、9050円初値が5:35には8860円に。
出来高は20000枚に。
現物との裁定が起きない時間帯です。異常な値動きに異常な出来高。
今回の暴落。米国発の暴落である限り米国が落ち着かなければ・・・
その意味では今晩のFOMC。
期待値が高まっている分、期待倒れにならないことを願いますが…
とにかく、具体策が…。

この暴落に対し。
保有額の10%の新規買い付け。この分は戦略で保有。
戦術では銘柄入れ替えも含め10%の買い付けを…提案しています。
従来から余裕/余力の維持を強調してきました。その時が来たと考えています。
8000円台の終値は震災時が二日。そして本日。
まだまだ波乱。8000円台の買い下がり。
しかも、余裕/余力は堅持しましょう。

こんな時です。ご参考になることを信じ、恥を承知で…
9日の前場の終値を参考に買指値をしました。
ソフトバンクは-200円以上も下がっているのに数円に拘って買えず。
ソニーも三菱商事も同様に買えませんでした。
買えたのはホンダに野村Hにパナソニック。
戦術で対応します。