権威の鎧に守られて…聞く耳持たず…

5/29日 (前場)日経平均:+633.36 38355.70円 Topix:+40.62 2810.13p

((前日)NYダウ:-244.95 42098.70$   ドル円:145.70円

 

エヌビデアの決算に加え…T関税差し止めの司法判断報道受け…

日経平均は38000円、Topixは2800pの大台を一気に回復。

半導体関連が俄かに注目されだしましたが…何を今更…ですね。

先週の金曜日のN新聞の朝刊…日経平均のチャートから…『戻り一巡』の解説。

通用しない”アイランドリバーサル”を持ち出しての悲観記事でした。

すぐさま…『N新聞の読み方』に照らせば…『一巡どころか反転の兆し』って強調。

正に…その通りで…今回も『インジケーター』は実に有効に。

どうして…N新聞は同じ過ちを繰り返すのか…答えは簡単で…彼らは検証をしない!

自らの誤りを決して認識しない…自らは正しく結果が間違っていると言う認識。

権威の鎧に守られて、聞く耳持たず…

さて…気が付けば…ソニーが上場来高値を更新…安値を買っておけたか…に違いない。

 

急落すれば…買場の到来に…

5/28日 日経平均:-1.71 37722.40円 Topix:+0.02 2769.51p

(前日)NYダウ:+740.58 42343.65$   ドル円:144.23円

 

少し…いや…予想した事とは言え…期待は大きく外れる…

米国株の大幅高…ナイトセッションの終値からは…38500円回復もって…

日経平均は日中の上昇分の+400円を全て吐き出し、終値ではマイナスへ。

連日の植田総裁の発言もあり…40年国債の入札では3.135%の過去最高金利。

勿論…最高金利と言っても…40年国債が募集されて以来の事。

50年前には10年国債で8%何て事も…その10年国債は1.515%…比較になりませんね。

感じられた事は…1日を通し…先物主導の確信犯的な値動き。

指数寄与の高い半導体関連は堅調に推移したのも特徴。

まずは…明日の未明のエヌビデアの決算待ちに…急落すれば…買場の到来に…

 

本当に…懲りない人なんですね。

5/27日 (前場)日経平均:-91.21 37440.32円 Topix:+0.96 2752.87p

(前日)米国休場(メモリアルデイ)  ドル円:143.10円

 

本当に…懲りない人なんですね。植田日銀総裁の”利上げ方針継続”の発言…

長期国債金利の上昇で…金融機関の評価損やリファイナンスのコスト上昇…どう考えている?

物価だけの一面にこだわっていては…景気自体の失速にも…

まあ…今始まった事でもなく…失望も期待も希薄化が進む。

発言直後は142円に接近する円高。日本株の上値を抑える…日経平均は-100円安。

ただ、手控え…で崩れはしない。前場の売買代金は…何と1.5兆円の低水準。

格言通りならば『閑散に売りなし!』そして、正に…その通りに…

後場からは…長期国債発行の減額予測から長期金利が低下…

143円台への値動きに伴い…日経平均は急反発。14:45には+230円高水準に。

さてさて…今晩はアップルに注目。6日連続安中…28日はエヌビデアの決算も…

 

T大統領の『朝令暮改』…

5/26日 日経平均:+371.06 37531.53円 Topix:+16.39 2751.91p

(前日)NYダウ:-256.02 41603.07$   ドル円:142.55円

 

T大統領の『朝令暮改』…EU高関税の延期やUSステール買収承認の報道もあり…

心配された週明けの東京市場は…一転、朝方から堅調な推移。

日経平均は…お久びりの高値引け。37500円を回復。

但し売買代金は3.47兆円の低水準。相場自体の迫力は感じられませんが…

今回も『N新聞の読み方』が実に有効に…

個別では…半導体関連の急伸が目立っています。要は…安値を変えたか…ですね。

アドバンテストの5000円、イビデンの3000円。結果論ではなく十分に買えました。

三菱重工も日立もソニーも任天堂も…同様ですね。

明日は…水準の変化が感じられるか…エムスリーと住友鉱山の値動きに注目も…

 

今度は…EUとアップルが標的?

5/23日 日経平均:+174.60 37160.47円 Topix:+18.43 2735.52p

(前日)NYダウ:-1.35 41859.09$   ドル円:143.31円

 

T政権の『アキレス腱』が『トリプル安』ならば…それが致命傷に至らぬ様に…

ただ…馬鹿につける薬はないのかもしれませんね。

名門大学へ圧力をかけたり…飛行機を貰ってご満悦になったり…

まあ…何にしても…『暴政』は相乗効果となって全て米国に帰る…

23日の21:30…またもT大統領の発言が市場を攪乱。

「EUとアップルを標的とした新たな関税問題」

日経先物は一気に36450円まで急落。現物比-700円安。ドル円は142円台へ。

その後…当のEUや米国自体の市場への影響は日本ほどではなく限定的。

日系先物も36830円で取引を終了。相変わらず…日本株の投機的感応度は高い。

週明けは…米国が休日だけに…再度、36500円が試される可能性も…

勿論…急落を待てる余裕…安値を買っておけば…ですね。