このレポートは投資教育を目的としたもので、投資勧誘等の営業活動を目的としたものではありません。
その内容等に関しましては、一切保障されるものでは有りません。宜しくご理解の程、お願い致します。
| 日経平均 |
9549.47 |
-127.33 |
日経先物 |
9550 |
-120 |
円/ドル |
89.07 |
| TOPIX |
837.71 |
-12.35 |
TOPIX先 |
837.0 |
-10.5 |
10年国債 |
1.300 |
| 出来高 |
255825 |
|
NYダウ |
10426.31 |
-11.11 |
WTI |
79.58 |
| 売買代金 |
14866 |
|
ナスダック |
2193.14 |
-10.64 |
金 |
1141.2 |
みずほFはつぶれるか?
メガバンクの下げが止まりません。特にみずほF。
みずほFの安値更新。19日の安値は154円。引け値は-11円安の155円。
出来高は4億株を超えました。
東証一部の出来高が22億6千万株でしたから、みずほF一社で18%を占めました。
みずほFの時価総額は2.35兆円に過ぎません。
考えてみましょう。
150円の株に金融の健全性はあるのか…?
遡れば日本興業銀行と富士銀行と第一勧銀の合併。その時価総額は?
沈まぬ太陽は昔日の思い出と化したようです。
そのみずほFの業績は?
確かに09年3月期には巨額損出を計上しましたが、09年9月期の決算を見る限り、その後の
収益力は徐々に回復に、経常利益は1038億円の黒字に転じています。
では、問題視されている資本内容は?
7月の時価発行増資が28億株で5200億円。(公募価格は184円)
他に優先出資証券で2370億円を調達。
少なくても資本自体は増加しました。
今上期末の自己資本比率は12.9%、Tier1比率は8.7%となっています。
問題はこのTier1比率の厳格化。
そして厳しい基準が採用された場合、BNPパリバ証券によれば、基準達成のために
必要となる普通株は2099億円と試算されています。
2099億円?「仮に資本調達しても、それ程大きいものではない」(BNPパリバ)
それでも、みずほFはつぶれるか?
株価は売りが多ければ必ず下がります。
CDSやEB債など金融派生商品と、投機的な裁定売買。
売れば利益が出る以上、売り圧力は増加します。
150円の株です。
ここからの判断基準は、つぶれるか?つぶれないか?
合併後のみずほFの高値は1030円。08年の高値が606円。今年が299円。
預金量が74兆円あります。
株価が150円になっても、世の中は平然?
まして経営にいたっては?
本来であれば株主に対し市場に対し、説明責任があるはずなのです。
問題の核心は、やはり経営の株価に対する無責任あるようです。
| 日経平均 |
9676.80 |
-53.13 |
日経先物 |
9670 |
-70 |
円/ドル |
89.15 |
| TOPIX |
850.66 |
-6.94 |
TOPIX先 |
847.5 |
-10.5 |
10年国債 |
1.300 |
| 出来高 |
226380 |
|
NYダウ |
10437.42 |
30.46 |
WTI |
79.14 |
| 売買代金 |
14083 |
|
ナスダック |
2203.78 |
5.93 |
金 |
1139.4 |
確かに間違ってはいないけれど…?
14日の日経新聞の一面からでした。
その後、各紙でも紙面を踊った「三菱UFJの一兆円増資!」
発行株数の20%強の増資です。
当然、希薄化やそれに伴う裁定売買で急落?
それでも、下げ幅は?
より下げ幅を早めたのは、三井住友とみずほFでした。
特に、みずほFは18日には3/10日の歴史的な安値166円を何の抵抗も無く下回りました。
この166円以下。EB債などオプションが隠れていた…?
引け後発表の三菱UFJの増資。
「一兆円を上限とスル新株発行の登録で期間は09年11/26日~10年11/25日」
14日の日経の記事と比較すれば一目瞭然?
19日の朝刊には「年内にも実施する方針だ」と書かれています。
株価は売りが多ければ必ず下がります。
リーマンショック以降、日本においては金融派生商品や先物/オプションに対する反省が皆無?
業者にとっては、本当に涎の出る市場かもしれません。
| 日経平均 |
9729.93 |
-61.25 |
日経先物 |
9740 |
-60 |
円/ドル |
89.07 |
| TOPIX |
857.00 |
-3.42 |
TOPIX先 |
858.0 |
-3.0 |
10年国債 |
1.305 |
| 出来高 |
191458 |
|
NYダウ |
10406.96 |
136.49 |
WTI |
78.90 |
| 売買代金 |
12420 |
|
ナスダック |
2197.85 |
29.97 |
金 |
1139.2 |
米国株の大幅高でも日本株は下がってしまう。
NYダウが+136.49$高でも日経平均は-61.25円安。トピックスは五日連続安に。
それでも米国は頼みの綱?急落したらどうなるか?
不安心理は増幅されますが、需給悪は需給悪。買いが少なければ上がりません。
上がって強気?下って弱気?は世の常。
今は需給の好転を待つ事なのです。
今週のポイントは「三菱UFJの一兆円増資の影響を見定める週に?」でした。
まずは、明日18日の三菱UFJの決算発表を。
前回のブログで述べました銘柄選別の基準。Ⅰ~Ⅳ。(前回参照)
その基準でのご参考銘柄。
①富士写真フイルム BPS=3479円予想。17日は2525円。
②ソニー BPS=2885円予想。17日は2525円。
③ヤマハ BPS=1275円予想。17日は923円。
(豊田通商/パナソニック…PBR一倍以下の国際優良株に注目!)
④武田 配当利回りは? 180円÷3600円=5% 17日は3550円。
⑤ドコモ 配当利回りは? 5200円割る13万円=4% 17日は130700円。
(NTT=3.26%…配当利回りに注目!)
そして、好業績で世界シエア銘柄にテーマ銘柄。
この銘柄はすでにtake-offしているだけに徹底した押し目買い。
⑥オリンパス 17日は2870円。(信越化学/キャノン)
⑦ホンダ 17日は2880円。(トヨタ)
⑧コマツ 17日は1793円。(三菱商事/東芝)
⑥~⑧では信越化学や東芝の下値に注目。人気株の下げは厳しくなる分妙味が?
⑨三菱UFJに代表される大型増資銘柄。
この大型増資銘柄のご参考値は公募価格。決まるまでは慌てない!
今後、NECに郵船に三井化学。
特に郵船が300円以下になれば…?とにかく公募価格を基準に。
個人的にはⅠ~Ⅳの基準で、具体的には①~⑨で。
| 日経平均 |
9791.18 |
20.87 |
日経先物 |
9800 |
50 |
円/ドル |
89.47 |
| TOPIX |
860.42 |
-6.38 |
TOPIX先 |
861.0 |
-4.0 |
10年国債 |
1.330 |
| 出来高 |
184482 |
|
NYダウ |
10270.47 |
73.00 |
WTI |
76.35 |
| 売買代金 |
11562 |
|
ナスダック |
2167.88 |
18.86 |
金 |
1116.7 |
日本の時価総額は?285兆円しかありません。
世界のシエアでは?すでに10%を切ったと思われます。
一日の売買代金は?16日は1.15兆円しかありません。
この環境下で、この一ヶ月で2兆円に及ぶ時価発行増資なのです。
やはり、どこかが狂っているのです。
では、何故?強引な増資が必要なのか…?
そもそもの原因は大幅な赤字だったのです。
その赤字に対し経営責任は?
時価発行増資を行えば?誰のためなのか?誰が利するか?
ファイナンスは引き受け業者に多大な利益をもたらせます。
また、急落した株価での公募価格決定。その後の反発。
公募自体は投資家にとっても…?残念ですが公募は人気化します。
一方で既存株主は?
それにしても…?
NYダウと日経平均は逆転どころか600pも差が出てきました。
S&P500とトピックスは0.77倍の異常値?
この環境です。(日本では安値が買えるって認識が大事となります。)
今週の週報では具体的な銘柄選択基準について述べました。
Ⅰ、PBR一倍以下の国際優良株。世界的なTOBの対象に?
Ⅱ、配当利回りに注目! 4%~5%って?
Ⅲ、好業績/テーマ銘柄。安値から2倍~3倍が続出?その押し目は?
Ⅳ、銀行株に公募銘柄。急落後の公募価格に注目!
需給が悪化しているのです。
株価は売りが多ければ必ず下がります。その意味で日本株は…?
では、この需給悪はどこまで続くか?
その最右翼の日立に三菱UFJが発表されました。
株価の先行性を考慮すれば、遅くても公募価格決定までか…?
また、大型増資による需給悪は、一方で両刃の刃。
公募の払い込みは乗り換えばかりではありません。
短期的に売買可能な株式資金は増加します。
悪化した需給の好転。
我々の対応は、安値を買う!でした。
焦らず慌てず…余裕を持って!その期間が与えられていると考えます。
| 日経平均 |
9770.31 |
-34.18 |
日経先物 |
9750 |
-40 |
円/ドル |
90.21 |
| TOPIX |
866.80 |
-0.90 |
TOPIX先 |
865.0 |
-2.0 |
10年国債 |
1.340 |
| 出来高 |
173603 |
|
NYダウ |
10197.47 |
-93.79 |
WTI |
76.94 |
| 売買代金 |
12065 |
|
ナスダック |
2149.02 |
-17.88 |
金 |
1106.6 |
三菱UFJの1兆円規模の大型増資。
避けられなかった増資とは言え市場環境は又しても無視?
自己資本の充実が既存株主の利益を損なったら?本末転倒かもしれません。
勿論、必要不可欠になった資本増強。
三菱UFJが先陣を切るのも理解できます。
ただ資本増強を最も必用としているのはみずほFに違いありません。
三ヶ月毎に大型増資が繰り返されたら…(9月末発表の野村Hから相次ぐ増資ラッシュ?)
その都度、トピックスとの裁定機会が生じます。
読み筋の大型増資も、短期的にはその影響は避けられません。
では如何すべきなのか?
公的資金注入で経営責任を取る。そのための法整備を急ぐ。
日銀に第三者割り当てをするとか、経営責任を明確にすれば方法はあるのです。
三菱UFJにしても優良銀行ならば、中間時価発行にするとか…?
既存株主や市場を守る。
自らの経営責任を隠蔽しながら安易な増資に踏み切る?問われる`For’!
日経の早刷り版から米国ADRで三菱UFJは-7.82%の値下り。円換算で465円?
25億株の増資ですから希薄化が…そして投機的な裁定売買が待っています。
一方でこの大型増資を嫌気して株価自体は低迷中。
公募終了後はあく抜けで反発?
残念ですが公募自体は、内外共に人気化するでしょう。
公募価格決定の日程にもよりますが、公募価格は420円~450円?
株価は野村Hの増資型か?急落後の戻りで公募価格が決定か?
どちらにしても、焦らず慌てず、株価は株価に聞く事が肝心と考えます。