今週は安値の確認を!

日経平均 13021.96 4.72 日経先物 12990 -60 円/ドル  106.96
TOPIX 1286.10 -1.04 TOPIX先 1278.0 -15.0  10年国債 1.400
出来高 215907   NYダウ 12240.01 57.88 WTI 93.59
売買代金 23643   ナスダック 2320.06 15.21 926.70

本日の東証一部の値上り銘柄は478銘柄、値下りは1164銘柄でした。
ほぼ全面安にもかかわらず、日経平均は+4.72円高、トピックスは-1.04p安となっていました。
その値上り478銘柄の中に、トヨタやキャノンなど主力株が多かったのです。
指数に対する寄与率ですね。
一方で、任天堂やイビデン/コマツなど景気敏感株が下げ止まりません。
足元の業績が好調でも、先行き不安?って決めてしまえば、売る側は勢いづきます。
まして、大和ハウスなど業績下方修正となればストップ安まで売られます。
週報でも述べましたが、今週は下値の確認?どこで下げ止まるか?がポイントと考えます。
1/22日の12572.68円の安値を更新すれば?
何度も述べてきましたが、別に安値を更新してもしなくても・・・・?
要は、日本株にとって、安値/底値を確認することが大事なのです。

その1/22日の安値では?
業績は一切無視しています。残るは、配当利回りとPBR?
1/22日のトヨタの株価は4880円でした。
トヨタの配当利回りは2.87%でした。
2/8日と本日とトヨタの株価は6020円をつけています。この環境の三週間で1140円の上昇。
どうしてトヨタが上昇するのか?疑問視する解説がありました。
自社株買い!誰もがわかる事なのです。
お金に色はありません!
実需の買が入れば、時価総額トップのトヨタでさえ、ここまで堅調になるのです。
その意味で、武田/キャノン/ホンダの配当利回りと株価を考えてみましょう。

そして、指数の下げを牽引している景気敏感株です。
イビデンやコマツがどうしてこんなに下がるのか?新日鉄もオークマも・・・・・・。
業績を否定すれば、人気化した株価が狙われます。
景気敏感株の多くは、配当利回りでもPBRでも、極端には割安になってはいないのです。
単純化すれば、人気化してきた分、売られているのです。
最後の最後まで値持ちが良かった銘柄群が、この局面では下げを牽引しているのです。
こう考えれば、日経平均の安値確認後では、景気敏感株の急反発は考えられます。
この点に関しては、任天堂が象徴と考えます。
その意味で、任天堂がどの水準で下げ止まるか?注目と考えます。

また、安値を更新中のマザーズ指数ですが、戻りはマザーズ市場から?と週報で述べました。
新興株は夢を買う?お色気が相場になければ、反転には繋がりません。
銘柄では、ミクシイ(2121)の90万円以下やエヌビシー(6255)の35万円以下?
本日、ミクシイは907000円から、一時ストップ高の105万円となりました。
マザーズ指数が安値を更新する最中、ミクシイやACSESS/エヌビーシなど主力株には、何らかの
動意が感じられてきました。

繰り返します。
今週は安値の確認です。
1/22日の安値を更新してもしなくても、安値/底値の確認が大事となります。

トピックス先物のシエアは?

日経平均 13017.24 -189.91 日経先物 13050 -150 円/ドル  107.32
TOPIX 1287.14 -17.94 TOPIX先 障害   10年国債 1.415
出来高 235225   NYダウ 12247.00 46.90 WTI 88.11
売買代金 27728   ナスダック 2293.03 14.28 910.00

どうして日本株の下げは止まらないのでしょうか?
敢えて、愚問中の愚問を!
答えは、売りが多いから!当たり前ですね。
次に、一体こんな値段を誰が売っているのでしょうか?
数字はハッキリ語っています。いつもの主体別売買動向です。
昨年8月から今年の1月の半年間で、外国人の売り越し金額は2兆6821億円。
日本株の需給構造は、外国人の買いで支えられてきました。
その外国人が、この半年、大量に日本株を売っているのです。
日本株の異常な需給構造/外国人が売ってきたら?が露呈しているのです。
この間、個人も6151億円の売り越しとなっています。
株は、売りが多ければ必ず下がります。要は、日本株の需給構造が崩壊したのです。

一方で、信託銀行(年金や郵貯)が1兆8664億円、事業法人(自社株買い)が1兆3301億円の
買越しとなっています。
また、直近の一月だけでは、外国人の7259億円の売り越しに対し、国内勢では、証券会社の
自己部門が4930億円の売り越し以外、他の主体は買越しとなっています。
2/8日の後場から、東証のトピックス先物に障害が発生、取引が中止となりました。
そのトピックス先物の売買シエアは、証券会社の自己部門が45.6%、外国人が50.3%!
現物の売り越し主体の証券会社の自己部門と外国人で95.9%のシエアなのです。
日経先物の35.2%と49.8%で85.00%と比較しても?
先物主導で、外国人と証券自己が、結果として売り叩いていることが良くわかります。

では、外国人と証券自己は売り続けるか?
残念ですが、答えはわかりません。
ただ、彼らは利潤動機で、一般投資家の弱みに付け込んできているのです。
数値を見てみましょう。
先物の裁定買残は、10月第二週の4兆1191億円が1月末に2兆5548億円で1兆5643億円減少。
信用取引の買残は、8/3日の4兆3805億円が2/1日に2兆3324億円で2兆481億円減少。
現物市場に3兆6000億円強の売りが出たのです。
需給面では、先物や信用取引の需給は、少なくても改善しているのです。
それでも、売り続けるか?

株価は売りが多ければ必ず下がります。
但し、その下げの反面で、価格には下方硬直性が有ることも事実なのです。
どんなに理屈が通らなくても、必ず下げ渋ってきます。
しかも、この下げが、外国人や証券会社自己による先物主導の演出であればなおさら?
買い手不在/全ての投資家が弱気の中、売れば儲かる?も危うい選択なのです。

週末のG7。
誰も期待していない/諦めている会議なのに、それでも失望売りなのか?
委託売買の71%を外国人がシエアする東京市場。
そんな異常な市場のトピックス先物がシステム障害?何かが訴えだしたのかもしれません。
1/22日の安値12572.68円が意識されます。安値を更新すれば、新値累積値が月の-5!
それでも、日経平均の10年サイクルの123ヶ月めが来月の3月。(120から123ヶ月)
在庫循環の40ヶ月サイクルで、前回の安値から40ヶ月が今月となっています。
10年や3年のサイクルでは、2月~3月に、大きな底値を形成する可能性が示唆されます。
週明けも、安値をシッカリ見極めて対応していきましょう。

失われた9000円?

日経平均 13207.15 107.91 日経先物 13200 110 円/ドル  106.54
TOPIX 1305.08 6.67 TOPIX先 1302.5 11.5 10年国債 1.420
出来高 237380   NYダウ 12200.10 -65.03 WTI 87.14
売買代金 27197   ナスダック 2278.75 -30.82 905.00

手元にN経済新聞の夕刊があります。
日経平均の前場の終値は12995.03円で13000円の大台を割り込んでいました。
おやっ?
一面を見る限り、その13000円割れの一言がありません。
NYダウが三日連続安って一面には解説されても、日経平均の13000円割れは?
別に、NYダウなんて、夕刊では、冷めたピザ?みたいなもんじゃないですか。
昨日の日経平均は-646.26円安だったのです。
その急落を受けての今日の値動きは、誰もが注目しているのです。その記事が一面に無い?
困ったことですね。

一方、同新聞社のNビジネスには、日経平均株価/失われた9000円!の特集が。
興味深く読ませていただきました。
問題意識や発想など、記者の水準の高さを感じました。
その特集では、本来の日経平均は22000円で株安の主犯はサブプライムではない!と断言。
政治/行政の失策で-4950円、日銀の政策ミスで-1687円、サブプライムで-1294円・・・・・・
とにかく、面白い分析となっています。(08年1/28日号)

さて、日経平均ですが、前場は-104.21円安で13000円の大台を割り込みました。
後場からは、年金?お金には色はありません、買い戻され、107.91円高の13207.15円。
明日のSQを考えれば、上出来?
ただ、25日移動平均との乖離率では、それなりに順当な値動きだったのです。
2/6日の乖離率が-1.10%、2/7日が-1.40%、2/8日が-5.34%で本日が-3.91%。
1/22日の-14.75%の異常から平均値へ、その後は、-5.34%で、今度は+5%?を目指すか?
その意味で、明日のSQや三連休明けの12日~15日が注目となります。
ここまで値動きの荒い相場も珍しい事なのです。
しっかり数値を把握して相場に対峙しましょう。
その分、安値が買えるのです。
いつもの事ながら、安値を買う!は高値で売る!と同義なのです。

個別的にはトヨタの値動きが教材となります。
日経平均が-646円安の中、昨日は+20円高の5800円、今日が+100円高で5900円。
どうして、堅調なのか?決算発表後、売られていないのです。
何故?
当たり前ですね。自社株買いによる実需の買い!
その期間は、2/7日から21日で1000万株、2/18日~29日で1200万株となっています。
更に、5%弱の保有自社株の消却で、EPSやROEの向上?
実需の買が入れば、下がらないのです。
明日からは、野村Hの2500万株の自社株買いが予定されています。
主力企業の経営者には、早くこの事に気がついて欲しいものです。

トヨタが示唆するのは?

日経平均 13099.24 -646.26 日経先物 13090 -660 円/ドル  106.35
TOPIX 1298.41 -57.07 TOPIX先 1291.0 -66.5 10年国債 1.400
出来高 250821   NYダウ 12265.13 -370.03 WTI 88.41
売買代金 28748   ナスダック 2309.57 -73.28 890.30

町村官房長官が、日本株の本日の急落に関して、理由が理解できない?って述べていました。
竹中元大臣の言葉を借りれば、彼らは政治家ではなく評論家!だそうで、仕方ないのです。
勿論、米国の大幅安の影響ですが、日経平均が-646.26円安するには・・・・・?
週末にSQを控え、先物主導の急落なのです。
朝方からの外国人売りも、その下げに拍車を掛けています。
要は、お金に色が無い以上、売りが多ければ下がってしまう!当然のことなのです。
本来は、この水準で売ってくれるのです!買えばいいだけなのですが?
下がってくれば悲観的になる?これでは、いつまでたっても安値は買えません。
1/22日の安値12572.68円を基準に考えましょう。
その時点で、各種の指標が異常値を示しました。
たとえ、1/22日の値段を下回っても構いません。悲観する事はないのです。
それはそれで、新値累積値の月の-5本で、大底の確認になるかもしれません。
日本株の低迷に関しては、その原因が日本自体にある事が理解されだしました。
従来の異常な無関心も、知らぬ存ぜず?ではいられなくなるのです。
できるならば、そうなる前に、対策/対応?ってなるのですが、期待する方が間違っている!
ここまで来てしまえば、株価は株価に聞くのが一番なのです。

日経平均と25日移動平均の乖離率です。
本日の25日移動平均値は13838.75円で、乖離率は-5.34%となります。
1/22日の-14.75%が2/4日の-1.1%まで回復した後の、反動の範囲なのです。
再度、13000円ワレは強気で対応したいものです。
1/22日~24日が12000円台が買えました。三日間でした。では今度は?
個別銘柄でも、その1/22日の株価を参考にしましょう。
すでに、その時点の安値を更新している銘柄や、逆に上昇に転じている銘柄。
今回の急落の特徴は、好業績を無視し粗に付け込む相場となっています。
だから、景気敏感株はトコトン売られ安値を更新しているのです。
信越化学やイビデン、任天堂も・・・・・・。
一方で、配当利回りやPBRは?

具体的にトヨタの株価を考えてみましょう。
1/22日の株価は4880円でした。その時点での配当利回りは2.869%となりました。
本日は、一時-200円安と売られましたが、終値は+20円高の5800円。
日経平均が-646円安の中、20円と言えども上昇しているのです。
明日からは1000万株の自社株買いが始まります。
更に、2/18日からは1200万株の自社株買いが継続してきます。
5800円でも配当利回りは2.41%あるのです。
自社にとって自社株の消却が財務体質を強化するのです。当然、自社株買いなのです。
要は、実需の買が入れば下がらないのです。
その意味で、トヨタの5000円以下は難しくなったかもしれません。
同様に、一銘柄一銘柄、底値を確認している?って考えます。買える間に?

今日はイビデン?明日は?

日経平均 13745.50 -114.20 日経先物 13750 -140 円/ドル  106.84
TOPIX 1355.48 -9.24 TOPIX先 1357.5 -12.5 10年国債 1.470
出来高 202626   NYダウ 12635.16 -108.03 WTI 90.02
売買代金 24826   ナスダック 2382.85 -30.51 909.40

ここまで売られる決算内容だったでしょうか?
昨日-1000円のストップ安だったイビデンの寄り付きは-800円安の4960円でした。
二日間で-1800円下げたのです。
この急落で注目は、その出来高です。867万株!
通常、イビデンの一日の出来高は100万株程度?
直近の大商いでは、昨年の10/4日が392万株で-310円安、12/20日が358万株で-360円安。
昨日のストップ安が比例配分だったため、自社株買いは今日から?(250万株の自社株買い)
そんな自社株買いすらも無視して叩き売ってくる?一体誰が売るのでしょうか?
おそらくは、何らかの機械的な売買なのでしょう。
それにしても、価格を無視して売ってくるのですから、不可思議な投資行動なのです。
決算発表をまって、それを機に売り叩く?困ったことです。

同じ事が、オリンパス-500円のストップ安、ヤマハ発動機は-400円のストップ安。
イビデンは11/1日の10000円が4960円、オリンパスは10/9日の5320円が3100円。
最近のソニーの株価もですね。
少しでも業績見通しを慎重に発表したら最後、業者の餌食になってしまうのです。
キャノンの決算発表でN証券の格下げに憤りました。
accidentalなsurpriseならともかく、決算発表前後の不連続を是正するのがアナリスト!
その本分を忘れ、事後的な評価に走る、そんなアナリストは百害あって一理なしなのです。
よくよく自らの使命を見つめ直して欲しいものです。

さて、日経平均は1/25日から、一日毎に上げ/下げを繰り返しています。
1/25日+536.38円高、1/28日-541.25円安、1/29日+390.95円高、1/30日-133.83円安
1/31日+247.44円高、2/1日-95.31円安、2/4日+362.54円高、2/5日-114.20円安です。
ここまで規則的に〇×を繰り返すのも珍しい?
幾分、×の日の下落幅が少なくなっているようですが、果たして?
そして、この規則性では明日は?
とにかく、大事な事は、安値を買う!
その基準として、1/22日の株価を注目しましょう。

個人的ですが、本日はイビデンの4960円を買いました。