日本は不治の病?

日経平均 15801.80 -325.62 日経先物 15780 -310 円/ドル  114.84
TOPIX 1510.95 -33.76 TOPIX先 1502.5 -34.5 10年国債 1.530
出来高 158938   NYダウ 13403.42 -39.10 WTI 80.57
売買代金 23681   ナスダック 2581.66 -20.52 723.80

日本の株式市場は、不治の病に懸かってしまったのでしょうか?
何故、こんな状況の時に、日経平均の-325円安(トピックスの-33p安)を許してしまうのか?
株価は売りが多ければ、必ず下がります。
逆に、買いが多ければ着実にあがります。本日のキャノンが示しています。(自社株買い)
日経新聞の夕刊の解説では
「世界的な信用収縮懸念を背景に前日の欧米株が下げた流れを引き継ぎ、金融株を中心に
売りが先行。先週末に急伸した反動で利益確定売りも出やすかった。」
では、欧米の株がどれだけ下げたのか?
また、どうして日本のメガバンクを中心に金融株が売られるのか?トヨタが売られるのか?
グローベックスで欧米株が売られているわけでもなく、為替も極端な変化はなく。
疑心暗鬼による不安心理が増幅?価格メカニズムが崩壊しているのです。

そして、三井住友の頭取(全銀協会長)のコメントです。
「米サブプライム問題の影響について市場はナーバスになっており安定化するにはしばらく
時間がかかるのではないか?日本の金融機関に対する影響は限定的」
この程度の危機感しか持ち得ないのか?と不思議になります。
株価に対する配慮が全く欠如しているのです。
イングランド銀行がノーザンロックの全預金を保護する声明をだしても、ノーザンロックに
取り付け騒動が起きていると報じる?
三井住友の時価総額が、とうとう5.9兆円になっても、影響は限定的?と。

本日、金融株中心に急落しました。
先週末、一旦は反発した都銀株が、寄りから大量の売りを浴びました。
三菱UFJが-50000円安/4.81%、三井住友が-45000円安/5.48%、みずほFが-52000円安/7.91%
これで影響が限定的なんて、全銀協会長も、よく言えたものなのです。
株価は、間違いなく、何かを催促しています。
日本の金融に、何かが起きるのでしょう。
企業買収されるにしても、する側にとって、千載一遇のチャンスなのです。
そして、野村Hも、-115円安の1746円となってきました。
シテイの日興コーデイユアルの買収価格は1700円でした。
野村Hも、十分に、その射程の範囲になってきました。

いつも述べていることですが、安値は底値とは限りません。
それでも、既に、金融株全体が、オーバーシュートの極に近づいたと考えています。
現状では、FOMCの状況はわかりませんが、それによって急落するならば、安値は買う!
そして、その事が、不治の病の対処療法と信じます。

NT倍率が何かを語る?

日経平均 16127.42 306.23 日経先物 16090 340 円/ドル  115.02
TOPIX 1544.71 21.84 TOPIX先 1537.0 23.0 10年国債 1.540
出来高 240284   NYダウ 13424.88 133.23 WTI 80.09
売買代金 36615   ナスダック 2601.06 8.99 717.90

NT倍率(日経平均÷トピックス)が10.44倍になってきました。(前場では10.45倍)
ちょっと記憶にないな?って思っていたら、03年9月9日以来だそうです。
えっ? 03年? 日経平均が7607.88円の安値が03年の4月でした。
その日経平均は9月には10000万円の大台を回復しました。
残念ですが当時の市況のセンチメントは忘却のかなた?
それでも、難しく考えなければ、日経平均に比べトピックスが売られているって事なのです。
当時は、日経平均の戻りに較べて、トピックスの戻りが悪かったのです。
そして、トピックスの戻りの悪さは?
そうです!時価総額の上位銘柄の戻りが悪い!って事なのです。
では、具体的には?
ドコモとNTT、トヨタにホンダ、銀行株の戻りの鈍さが主因だったのです。
そう考えれば、現在のNT倍率10.44倍も、当時と共通するのです。
03年当時も「年内には5000円も?」なんて不安心理が増幅されていました。
週刊誌の「9/18日大暴落!」なんて記事も、当時を思い出させます。

先週(9/10日~14日)一週間で、日経平均は5.26円上昇しましたが、トピックスは?
トピックスは-12.31p下げています。
個別的には、トヨタが-70円安、キャノンが-290円安、三菱UFJが2万円安、信越が-950円安
三井住友が2.5万円安など主力株の大幅安が目だった一週間でした。
トピックス中心に売られていることがハッキリしているのです。
では、その主力株が、この先どこまで売られるか?
数値は何かを語っています!
NT倍率の10.45倍も、必ず何かを語っているのです。
14日の前場のNT倍率10.45を機に、後場から突然?銀行株が反発しました。
恐怖心と不安心理に支配された相場です。
その変化は見失ながれがちなものです。
それでも、数値は冷静に、その変化を物語っているかもしれません。

週明けFOMCに日銀政策決定会合
日銀の現状維持はsurprizeなしですね。日銀は、これ以外の選択肢は持ち得ないでしょう。
問題はFOMCですね。
FFレートの0.25%では期待はずれ?0.5%でもsurprizeなし?
随分、我儘勝手な期待が横行しているようです。
個人的には、0.25%で、別途、サブプライム対策で十分と考えていますが?
要は、それを受けて投機筋が、どう動くか?なのです。(上下?急動意は必至?)
ただ、NYダウにしても、既に高値から4%しか下がっていないのです。(一週間で329$上昇)
サブプライム問題からリセッションまで指摘される米国の、株価はしっかり回復しているのです。
上海も香港も史上最高値を更新しています。
原油(WTI)は80$を突破し、金も最高値に近づいています。
日経平均は?暴落に怯える日本だけが、直近高値から12%下がっているのです。

9/13日のブログで、野村證券の「日本株投資戦略」を紹介しました。
年内のトピックス1800p目標を論じていました。
一方、同証券の著名ストラジストの芳賀沼氏は「日経平均は9~11月に15000円割れで安値
つけることになる。」と断言していました。(投資レーダー:潮流9/13日)
同じ証券でも、全く違った見通しとなっているようです。
ただ、どちらにしても、現在の株価は「安値」ではあるのです。
いつも述べていることですが、安値は底値とは限りません。
安値と底値を混同してはなりません。
底値を買うのは難しくても、安値は買えるのです。
芳賀沼氏のご高説どおり、15000円割れがあれば、その安値も買う!
そして、年内1800p回復があるならば、その時点で強気にならず、一旦売却?

少なくても、NT倍率の10.45倍は、何かを語り始めているのです。
大きな波乱が予想される今/来週、安値を買う!に徹しましょう。

不自然な一日?

日経平均 15821.19 23.59 日経先物 15800 20 円/ドル  114.25
TOPIX 1522.87 -5.40 TOPIX先 2524.0 -5.5 10年国債 1.530
出来高 156210   NYダウ 13291.65 -16.74 WTI 79.91
売買代金 22357   ナスダック 2592.07 -5.40 720.70

前場の日経平均は+61.49円高、トピックスは+0.89p高でした。
指数だけならば、軟弱とは言え堅調は堅調?
ところが、主力株はキャノン-130円安、信越化学-150円安、東京エレク-180円安、東芝-40円安
アドバンテスト-110円安、三菱UFJ-10000安、JR東-12000円安、トヨタ+-0、・・・・
どうもバランスの悪い市況となっています。
トピックスコア30に代表される指数への寄与率の高い銘柄が売られているのです。
逆に考えれば、主力株の値下りに較べて、指数が下がってはいないのです。
その意味で、SQ前日の後場、主力株の値動きと指数の動向、どちらに収斂するのか?
注目の後場、特に、後場寄と14時以降?(ここまで前場終了時)
そして、その結果は?
主力株の売りは止まらず、それでも指数だけは小幅高/安。
不自然な価格形成の一日となりました。明日はSQ!

さて、巷では「18日に日本株暴落?」の説まで出ているそうです。
SQや三連休を前にして、不安心理を煽り立てているようですね。
その是非は別として、8/17日の15262円を下回り14000円台突入?があれば、それはそれで
大底の確認?で反発のキッカケと成り得るのです。
その可能性も否定せずに、また現状も把握する。
主力株の急落の反面で、日経平均は9/11(火)の15610円では止まっています。
この15610円の数値は、15262円を底とすれば、二番底としては2.28%で過去データとは合致?
個々の銘柄の下方硬直性に注目しましょう。
その切り口として、配当利回りもあります。
ドコモは161000円で止まりました。ドコモは160000円で3%となります。
電力株も2.4%では株価が意識されました。
その観点では、ホンダは3600円で2.2%、トヨタは6500円で2%となります。
金利上昇懸念?なんて吹き飛んでいます。
高配当も、9月末で意識されても?と考えます。

また、野村證券「日本株投資戦略-9月号」では次の様に解説されています。(9/10日)
「世界の金融市場は依然危機的な状況にあるが、年末にかけて市場の危機意識を反映した
政策が奏功し、金融市場が安定を取り戻すとともに、米国景気の先行き不安が解消し、
米国株価上昇、投資家のリスク許容度回復に帰結する展開が予想される。
年末にかけ、TOPIXが1800を回復するとの見方に変更はない。」

残り、三ヶ月でTOPIXの1800p回復が可能か?
今回の暴落も予想外であったならば、1800p回復も夢ではないかもしれませんね。

驚きは驚き!

日経平均 15797.60 -80.07 日経先物 15780 -60 円/ドル  113.90
TOPIX 1528.27 -4.12 TOPIX先 1529.5 2.5 10年国債 1.505
出来高 173906   NYダウ 13308.29 180.54 WTI 78.23
売買代金 24848   ナスダック 2597.47 38.36 721.10

驚きは驚き!
一瞬のうちに先物が買い戻されました。(トピックス先物が1553p、日経先物が16050円まで)
その後、売り方も体制を整え、瞬間的な高値からは急落となりました。
日経平均は-80.07円安でトピックスは-4.12p安で終了。
もし、安倍首相辞任の報がなければ、おそらく日経平均は-300円安だったかもしれません。
その意味では、株価にとっては・・・・・?
そして、答えは出ているのです。
どうして、辞任の一報で先物が買い戻されたか?
これが、たとえ売り方の主流ではないにしろ「やばい!」って正直な反応だったと思います。
これで、解散総選挙にしろ新首相による新内閣にしろ政治は前進します。
日本株低迷の幾分は解決されたかもしれません。(隙がなくなる意味で)

それにしても一致団結はできなかったのか?
あれ程までに持ち上げた安倍首相も、いじめられる側の最右翼になってしまいました。
病は気から? いや、気は病から?
どちらにしても、難しい病である事は間違いなさそうです。
悲しいことですね。

さて、今日の相場です。
安倍首相辞任のsurprizeの分、下げが少なくすんだ?と思っています。
SQ前です。米国株高でも、売りが多ければ下がります。
SUMCO-620円安や信越化学-280円安、後は銀行株で・・・・・? 売り方の思い通り?
決算発表(9/10日引け後)を挟み、SUMCOが急落しています。
9/7日-110円安、9/10-120円安、9/11日-480円安、9/12日が-620円安の四日連続安。
日興や大和のレーテイング引き下げが話題となっていました。
でも、本当にSUMCOの成長はピークを打ったのか?
また、信越化学の急落も考えれば、シリコンウエファか?
少なくても、決算数値からは読み取ることができません。
同じことが、東京エレクトロンにも?

いつもの事ですが、株価が下がって、レーテイングを引き下げて何になる!
ただただ、憤りを覚えるだけです。
いくら、その分、安値が買える!って思っても、不安心理は残ってしまうのです。
SUMCOの4800円、信越化学の7600円、東京エレクトロンの7500円、各社の通常時の株価は?
通常時が1000円上と思えれば、買い下がりと考えます。
イオンの1550円、古川電工の510円、日立の700円・・・・・・安値は盛り沢山?

 

いつもの事とは言え?

日経平均 15877.67 112.70 日経先物 15840 100 円/ドル  113.77
TOPIX 1532.39 7.17 TOPIX先 1527.0 4.0 10年国債 1.530
出来高 175272   NYダウ 13127.85 14.47 WTI 77.49
売買代金 24431   ナスダック 2559.11 -6.59 712.20

三井住友が、一時80万円の大台を割り込み799000円の年初来安値となりました。
この時点での時価総額は6兆1792億円、二日間で3635億円減少しました。
ここまで「強気」を堅持してきたN証券がレーテイングを「2→3」へ引き下げたそうです。
いつもの事とは言え、株価が下がってから、その足を引っ張るのだけは・・・と思うのですが。
案の定と言えば案の定?皮肉と言えば皮肉なことに?
株価は、一転反発、868000円までの戻りとなりました。(引け値は843000円)
サブプライム問題で、格付け機関の査定が問題視されていますが、その前に各証券の格付け
にも監視が必要かもしれません。
余りにも、無秩序/無節制ですね。
そして、三井住友の経営側にも問題が?余りにも株主を軽視?
少しでも、株主側にたった株価の意味/意義を考える必要がありそうです。
おそらく、企業買収となれば、個人株主は全員が買収側につくことが予想されます。
逆に考えれば、これ程、企業買収の好機はないのかもしれません。
株価は下がっているし、株主は経営に不満を持っている?

さて、本日の相場ですが、相変わらずの先物主導の乱高下
内需の悪役、金融と不動産の急反発を受け、トピックスは七日ブリの反発(+7.17p高)
それでも、値上り銘柄数と値下り銘柄数は、774銘柄の807銘柄で値下りが多いのです。
実際、現物の売りに押された主力株では、値下り銘柄が目に付きました。
任天堂が-500円安、SUMCOが-480円安、武田が-90円安、信越化学が-130円安、トヨタが-10円安
ホンダが-30円安、キャノンが-70円安・・・・・・
これら主力株は、国内の公的機関の売却?と考えられますが、それもそろそろ限界か?
決して、戻りが鈍いのではありません。
株価は売りが多ければ、必ず下がります。だから、主力株でも下がったのです。
また、今週末のSQですが、波乱は、あと二日か?

今週の週報では個別銘柄に関し、次の様にコメントしました。
「銘柄に関しては、基本はコア銘柄ですが、次の相場では従来の鉄鋼/海運/商社/非鉄から
内需関連に大きく変化する可能性もあります。その場合、現在、安値を更新している
金融と不動産などが主流となるかもしれません。
現在の悪役だけに、下値が固まっていませんが、現水準からのダメ押しは狙い目?」

まだまだ、不安定な状況ですが、銀行/不動産の安値も注目!と考えています。
勿論、急落局面の「安値」が買い?となります。