標準編差が上昇へ?

日経平均 18149.52 178.03 日経先物 18200 180 円/ドル  123.58
TOPIX 1788.39 15.45 TOPIX先 1790.0 15.5 10年国債 1.890
出来高 200133   NYダウ 13639.48 85.76 WTI 68.00
売買代金 26981   ナスダック 2626.71 27.30 658.70

上値が重たい?の連呼の中、日経平均は三連騰!三日間で416.75円高となっています。
この三連騰には、それなりの特徴があります。
まず、売買代金が少ないのです。
6/14日が24195億円、6/15日が26751億円で、本日が26981億円。
売買代金は、6/8日のSQ当日が51325億円で、その後は2兆円台の低水準を続けています。
売買代金が少ないから本格反騰が疑問視されているようです。
ただ、いつも述べていることですが、株価の上げ下げは、その量ではなく「差」なのです。
売りが少なくなった分、値上りしだしたと考えるべきなのです。
そして、この売却の「犯人」が、郵貯と簡保と特定された以上、売り圧力も限定的かも?
当然、この局面では、売買代金の増加は、株価上昇に拍車をかけると思います。

次に、日経平均先物の、その日の値幅です。
先物主導の値動きは変わっていません。問題は、その値動き(値幅)なのです。
6/14日の前場は50円/後場が60円、6/15日の前場は20円/後場が60円、今日が80円と60円でした。
少なくても、この値幅では、証券会社自己のデイトレードは厳しくなります。
また、純粋に先物を売却していたら、三日間で470円上へ持っていかれています。
本日も信託銀行経由の売却は継続していましたが、それを利用した先物の売却も、逆に今度は
買い圧力に変わってしまう可能性もあるのです。
窓を開けて上昇し、一日の値幅が小さい分、売る側も窮地なのです。

そして、26週移動平均の「一標準編差」です。
収束→拡散って強調してきました。先週末まで、収束し続けていた「標準編差」に変化の兆し?
先週末の282円が、本日は308円と、その収束が止まってきたのです。
ここまで、収束したのは05年の8月以来なのです。
05年8月以降、その標準偏差は1700円超まで拡散したのです。
今回が、どこまで拡散するかはわかりません。
それでも、ここまで収束したのです。このブログでの計算例の750円では慎重すぎる?
また、その拡散が、上なのか下なのか?これも決めてはくれません!
それでも、需給も企業業績も、国内の投資家が買わないだけで、良好そのものなのです。
また、海外要因も、こんなに上がっているから下がったら大変だ!って不安心理を募るのは
日本の投資家位かもしれません。
日本株式の環境は、贅沢なぐらい良好なのです!

2/26日の18300.39円が意識されますが、標準偏差の観点に立てば、単なる通過点なのです。
第一四半期の業績が発表される7月~8月にかかけて、その時点の26週移動平均が18000円?って
予測すれば、その時点までに、19000~20000万円は達成可能な範囲なのです。
このブログのコンセプトは安値を買う!でした。
その意味では、我々の参考銘柄に、安値はなくなった!かもしれません。
だから、買った安値を大事に!なのです。
余裕があれば、コア銘柄の押し目を買い増し!銀行株の押し目を買い増し!
安値を買う!って意地をはったNTTの531000円もドコモの193000円も、結局は安値だった
かもしれないのです。

 

いよいよ拡散か?

日経平均 17971.49 129.20 日経先物 18020 120 円/ドル  123.04
TOPIX 1772.94 16.30 TOPIX先 1774.5 15.0 10年国債 1.930
出来高 197153   NYダウ 13553.72 71.37 WTI 67.65
売買代金 26751   ナスダック 2599.41 17.10 655.90

いよいよかもしれませんし、きっといよいよなのでしょう。
明日の事はわからない!だから、今日も含めて「過去」が大事なのです。
少なくても、過去は所与で、明日の予測の為の「事実」なのです。
そして、この予測の検証と反省の繰り返しが、次の予測の精度をあげるのです。
基本中の基本ですね。
ここ数週間、日経平均の「収束→拡散」について述べてきました。
株価が「正規分布」に従うならば、その標準偏差は、必ず「収束→拡散」するからでした。
しかも、収束すればする程、その拡散は激しくなる習性があります。
勿論、標準編差自体は、上なのか下なのかは語ってくれません。
だから、大事な26週移動平均の「傾き」なのです。(上を向いているのか?)
「拡散って言われるけど、なかなかですね?」って言われます。
「そうは言っても、上値は重いし、出来高も少ないですよね!」って言われています。
日本株が重たいのは、売り圧力がある(あった)からで、誰が何って言っても、売りが多ければ
株価は上がりません!どうして、日本株が上がらないの?なんて愚問中の愚問だったのです。
その「犯人」も、郵貯と簡保と年金!ハッキリしているのです。
そして、この売り圧力が、標準偏差の収束の原因だったのです。
6/15日現在の、26週移動平均の「一標準編差」は282.9円に収束しています。
拡散のタイミングは、いよいよ???? なのです。
上がってからでは、誰にだって言えるのです!
日経平均が上に拡散するならば、その上値も期間も、容易に予測できるのです。
(週報の6/3日号を参照してください。)

このブログのコンセプトは「安値を買う!」でした。
その意味では、上値が重い!って連呼の中で、実は、安値がなくなってきているのです。
だから、買った安値は大事に!って述べています。(日経平均の19000円から売りは考える?)
やっとかもしれませんが、トヨタ(7203)が7700円となってきました。
トヨタの安値は、5/11日の7010円でした。
今回も、安値近辺は大商いで、その気になればいくらでも買えたのです。
株価が下がったら、既にトヨタは天井!って、いつものNさんのやることなのです。
そのトヨタの13週移動平均も26週移動平均も、未だプラス転換していません。
8000円での売り圧力も予想されますが、その近辺でゴールデンクロスが予想されます。
トヨタが上ならば、その相場は、やっとこれからなのです。
また、日経平均/トピックスの上昇自体が、トヨタの上昇にも繋がるのです。

そして、銀行株です。
指数の拡散の原動力は、銀行株って考えています。
今週が狭いレンジでのもみ合いになった分、都銀三行ともに、一段高?って思っています。
三菱UFJの200万円、三井住友の160万円、みずほFの120万円・・・・?
相場の本命となれば、それだけで上昇余地は広がってきそうです。

 

上値は重いのか?

日経平均 17842.29 109.52 日経先物 17900 170 円/ドル  122.79
TOPIX 1756.64 10.72 TOPIX先 1759.5 14.5 10年国債 1.950
出来高 185461   NYダウ 13482.35 187.34 WTI 66.26
売買代金 24195   ナスダック 2582.31 32.54 652.70

米国株の大幅反発(NYダウ=+187.34$高)でも、上値は重い!の連呼でした。
日経平均は+109.52円高の17842.29円でした。果たして、上値は重いのでしょうか?
本日の売買代金は、2兆4195億円で六月に入って最低の水準でした。
株が上がるか下がるかは、売買量ではなく、売買の「差」でした。
その意味で、本日は継続した信託銀行経由の売却が少なくなったのです!
信託銀行経由の売却が、ここ数ヶ月の日本株低迷の「犯人」である事は明白なのです。
昨年の12月末で、郵貯と簡保の保有株は8.1兆円でした。
07年の売却額が2.5兆円とされていますから、郵貯と簡保は、約三分の一を売却しました。
あとどの位売却するのか、郵政の総裁じゃないのでわかりませんが、既に限界かも・・・・?
信託銀行経由の売却の、その日の規模などは、証券会社の自己部門には推測可能?
だから、いつも un-fair って述べているのです。
当然、信託銀行経由の売却が少なければ、先物での裁定は難しくなります。
実際、17900円まで一値に1000枚単位の「売り板」を出しても、下を叩けなかったのです。
本日の日経先物の値幅は、17840円~17900円の狭い値幅だったのです。
売買代金が低水準でも、100円高するのは、上値が重いのではなく、下値が堅いのです!

本日の夕方発表の「主体別売買動向」(6/4日~6/8日)によれば、
この期間、外国人が5722億円の買越し、個人が2037億円の買越し、反面、投資信託が2101億円の
売り越し、信託銀行が2231億円の売り越しとなっていました。
やはり、外国人は大幅な買越しで、信託銀行も売却の継続でした。
それにしても、どうして投資信託が2101億円も売り越すのでしょうか?
個人が買越しに転じた分、日本株低迷の「犯人」が明白となっているようです。

書店の店頭に「Nビジネス」の特集版が積んでありました。
今後の有望株の特集のようでしたが、その中に逆に「既に天井を打った?」銘柄として、
トヨタ/みずほF/ソフトバンクが上げられていました。
おやっ?って記事/解説を読んでみますと、要は、株価が下がっている点と、その過程で
信用取引の買残が増加している事をあげていました。
ちょっと考えさせられましたが、よく考えてみれば、いつものNさんでした。
N経済新聞は、最も信頼の出来る「指標」でした。
こんな所にも、ヒントが隠れているかもしれませんね。

 

犯人は郵貯と簡保に年金?

日経平均 17732.77 -28.14 日経先物 17730 -70 円/ドル  122.15
TOPIX 1745.92 -5.70 TOPIX先 1745.0 -10.5 10年国債 1.960
出来高 211931   NYダウ 13295.01 -129.95 WTI 65.35
売買代金 28279   ナスダック 2549.77 -22.38 653.10

昨日のブログで、信託銀行経由の売却に関し、その実体を白日にする事が、N経済新聞の仕事?
って書きました。何故、日本株が上がらないか?なんて自明のことなのです。
要は、現物の売りが継続する!それを先物で裁定する!解りきったことなのです。
驚いた事に今日の朝刊です。
N経済新聞の朝刊のコラム「まちかD」には「政策系は犯人ではない?」って解説。
「四、五月の株価の上値を抑えた犯人として、一部でささやかれていたのが政府系金融機関の
売り。預金保険機構や銀行等保有株式取得機構が売却方針を打ち出しており、信託銀行が
統計上売り越せば、政府系が動いたと指摘を呼んできた。だが、ここへ来て、実質的な影響は
軽微との見方がでている。・・・・・・・・」
預金保険機構などの売却は10月以降でしょうし、市場に影響のないように10年規模での売却?
初めから、そんな事は誰も聞いてはいないのです。
信託銀行経由の売却は、郵貯と簡保、合わせて2.5兆円の売却。
どうして、N経済新聞は問題の本質を問わないのでしょうか?
何故、郵貯と簡保が、短期間の間に、形振り構わず日本株を売却するのか?
また、企業年金連合会は、日本株の運用シエアを引き下げ出したのか?
それにしても、郵貯や簡保、それに年金も、利回り維持の原資を、自ら削っているのです。
しかも、聞くところによれば、10月以降は「買い」になるそうです。
意味不明な投資行動も、結局は無責任な売買が許されてしまう風土にありそうですね。
郵貯も簡保も年金も、個人投資家と違い、損得の尺度が狂っているのは事実なのでしょう。

それでも、日本株に関しては、少なくても何かは変わったのです。
米国の動向、金利の動向、為替の変動、中国株の激震、総悲観のなかでも、崩れないのです!
本日、日経平均は一時-168.98円安の17591.93円で17600円を割り込みました。
10年国債は1.985%へ急落。金利との裁定による先物の売りが継続しました。
確かに、上海の急反発の影響は否定できません。
上海株は急反発、本日も+2.56%の104.34pの上昇となりました。既に、急落から80%の回復!
でも、今までは・・・・?好材料には全く無反応だったのです。
信託銀行経由の現物の売りは継続しても、その絶対量が減少!しかも、先物との裁定で売られる
現物株の下値が限定的になってきたのです。
それは、トピックス型の主力株で考えれば明快なのです。
トヨタ/ホンダの下値は?銀行株は?NTT/ドコモは?キャノン/武田は?
今日の所は、株券の調達が容易だった武田が売られただけなのです。

とにかく、安値を買う!に徹しましょう。
安値を買う!と思えば、NTTやドコモの安値も、旭化成やフジミインコなどの安値にも興味が
持ててくるものです。
個人的には、本日、フジミインコ(5384)の2875円を買いました。買い下がりの予定です。

 

銀行株?銀行株!

日経平均 17760.91 -73.57 日経先物 17800 -40 円/ドル  121.63
TOPIX 1751.62 -9.53 TOPIX先 1755.5 -7.0 10年国債 1.925
出来高 198486   NYダウ 13424.96 0.57 WTI 65.97
売買代金 26871   ナスダック 2572.15 -1.39 659.00

今日も金利上昇懸念?って売り先行となっていました。
そんな事、売る側の「口実」に過ぎない事、誰にも解っていることなのですが・・・・?
困ったことですが、国内機関投資家は、実に自虐的なのです。
10年国債が1.925%となれば、もう株価の上昇は考えられないような、投資行動?
それならば、欧米や中国の株高は、どう説明するのでしょうか?
上海が下がれば、中国発の世界的株安の連鎖が心配?
米国のT-note(10年国債)が5.2%になれば、米国の景気後退を心配?
いつまでたっても、国内投資家は日本株を買わないのです!
売りが多ければ、いくら外国人が買っても、相当分しか上昇しないのは自明なのです。
日本株が、どうして上がらないのか?
こんな愚問、早く白日にさらして(これがN経済新聞の仕事)次へ移行したいものです。
信託銀行経由の実需の売りに、証券自己の先物売り(金利裁定等)?
しかも、広範囲のバスケットの売りですから、流動性が無い株の値下りが厳しくなります。
そして、信託銀行経由の売りは、郵貯と簡保、今年既に2.4兆円売っているのです。
是非は別として、この売りが、日本株低迷の原因なのです。
国内に買いの主体が存在しない?実に悲しい事なのです。
5月末から短期間に20%急落した上海市場ですが、本日76.46p上昇し4072.14pと一気に
4000pを回復しています。では、中国では金利上昇懸念はないの?
中国国内投資家の投資意欲が旺盛なのです。

日経平均の26週移動平均の「一標準編差」が286.89円と益々縮小しています。
もう完全にポンプ状態になってきています。(収束から拡散へ!)
勿論「標準編差」は「上か下か?」には答えてはくれません。
だから、転んだ後の受身(急落したら安値が買える!余裕を持って)で対応するのです。
それでも、日経平均は「上値が重い!」と言われながらも、17760円なのです。
このブログでのコンセプトは、安値を買う!でした。
では、コア銘柄(トヨタ/キャノン/武田/信越)の安値は?
永久に上がらないように錯覚した銀行株の安値は?(みずほFは28%上昇)
この17760円の水準で、安値になっている銘柄は?
その意味では、下がらない限り、安値は買えなくなっているのも事実なのです。

どちらにしても、日経平均/トピックスは拡散してきます。
そのトピックスの牽引は銀行株で決定?と考えます。
逆に、都銀株が上がらなければ、それはそれで指数の上昇も難しくなります。
この観点から、本日の下げでも、三菱UFJは2万円高、三井住友は+-0、みずほFは僅か
-4000円安だったのです。銀行株は下げていないのです!
安値から、みずほFが28%、三菱UFJが15%、三井住友が18%上昇しています。
僅か一ヶ月です。安値はいくらでも買えました。
ここまで上昇しても、注目の度合いは?
スピード違反と思える位の上昇スピードなのに、過熱感は全く感じられません。
買った「安値」を大事に、徹底した押し目買い!と考えます。