IRI化した新興市場は?

日経平均 17973.42 14.54 日経先物 18010 60 円/ドル  122.03
TOPIX 1772.84 4.96 TOPIX先 1774.5 7.5 10年国債 1.795
出来高 255192   NYダウ 13668.11 40.47 WTI 65.08
売買代金 32692   ナスダック 2613.92 9.40 676.90

引け後、オリックスが株式交換でIRI(4741)を完全子会社化することを発表しました。
交換比率は1:0.667ですから、オリックスの株価で逆算すれば、IRIは21777円!
問題のIRIは6/24日上場廃止に向けて整理ポストでの売買でした。
5/28日には5350円の安値を付け、本日は7650円(+750円高)となっていました。
マザーズ市場上場第一号だっだIRIの上場廃止も衝撃的でしたが、今回の株式交換による
M&Aも、それ以上の驚きを感じています。
オリックスの株価への影響やIRIの株価は?ですが、IRIの現段階での時価総額は37億
に過ぎません。まして、株式交換です、オリックスには無風と思えます。
では、IRIの21777円って、どんな水準なのか?
上場直後の高値が3225416円(修正後)、今年の高値が1/16日の84900円、急落前の3/30日が
26550円なのです。
問題山積の会社です。その財務体質に疑惑が生じたと言え、確かに上場廃止よりは?なんですが。
それでも、上場廃止の措置が無ければ、一瞬耳を疑う交換比率でも、不可能だったかも?
大事な事は、このM&Aが与える衝撃です。
多かれ少なかれ、新興市場はIRI化しているのが現状です。
単純にオリックスが「白馬の騎士」なんて有り得ないのです。
5/18日時点で、マザーズ市場の時価総額は2.9兆円、ヘラクレス市場は2.0兆円しかないのです。
今回のM&Aによって、新興市場は一変するかもしれません。
要は、下がりすぎていたのです!
明日からのIRI化した新興市場には注目となります。

本日、上海株が8.26%急落しています。
直近高値4335.96p→3670.40pですから、数日で15.4%の暴落なのです。
世界同時株安にはならないの・・・・?
それはそれで上海の株価を見て、先物主導の売りは出ているのです。
18000円は利益確定売りで重たい!なんて解説がありましたが、要は先物でした。
それでも、崩れはしないのです。
やはり、日本株に関しては、何かが変わってきているのです。
また、当の中国株に関しても、過度の悲観は不要と思います。
今回の暴落の原因は、政策にあり、その政策も失敗ではないのです。
株価の過熱の沈静化って事は、株価を下げる政策なのです。
その政策が効果を発揮したまでで、何も株式市場を崩壊させる意図はないのです。
それだけ政府が市場を直視している「証」であって、日本とは全く違うのです。
違った理由で米国市場が急落しない限り、世界同時株安には、もう少しの猶予があるのでは?

どちらにしても、安値を買う!で対応しましょう。
個人的ですが、本日はドコモ(9437)の202000円と三井住友(8316)の117万円を買いました。

三年で資産倍増は?

日経平均 17958.88 83.13 日経先物 17950 90 円/ドル  121.92
TOPIX 1767.88 12.20 TOPIX先 1767.0 9.0 10年国債 1.775
出来高 249391   NYダウ 13627.64 -5.44 WTI 64.01
売買代金 33106   ナスダック 2604.52 11.93 661.00

週報の会員募集に当って、会員の方には「三年で資産倍増」を目標にしていただきます。
この事をご説明する度に、どちらかと言うと胡散臭そうな反応が返ってきます。
株式は「売った買った」するのではなく「保有」するもの!
そして、「保有」する観点にたてば、「三年で資産倍増」は決して無理難題ではないのです。
まあ。三年は?ならば、一年で三割増ですね。
一年で三割ならば、少しは具体的になるかもしれません。
一年で三割増であれば、資産は三年で倍増になるのです!
このブログや勉強会でも、コア銘柄として、トヨタ/キャノン/武田/信越化学の四銘柄をコア
としてご説明してきました。
少なくても、この三年間、このコア銘柄を保有していたならば・・・・・・?
では、この先は・・・・・・? 一寸先は闇でした。
だから、変化に対応する「柔軟な考え方」と「勇気ある投資行動」が要求されます。
そのために、一喜一憂しながらも試行錯誤が必要なのです。
そのために、毎日のブログと週報、定期的な勉強会が必要なのです。
書く側と読む側、説明する側とそれを聞く側、それぞれお互いが切磋琢磨しているのです。

具体例を挙げましょう。
昨年の6月~7月にかけて、ドコモをご参考に考えてみました。
当時、いつものN経済新聞の「注目株を斬る」では「下値模索」と断言されました。
それでも、配当利回りは2.4%あり、妙味は大!とご説明。
記事の翌日より反転、七ヵ月後の2/27日に229000円の高値をつけました。これで37%上昇!
6/1日に3100円の上場来高値を更新した三菱商事は?
激安商社!として注目したのが、昨年の10月~11月でした。
2200円から買い下がった三菱商事が1984円と2000円ワレたのです。
「なかなか上がりませんね?」って愚痴の一つも聞かれました。
それでも、保有したならば!平均の買値が2100円とすれば、45%上昇!

上がってからでは誰にだって言える!
その通りです。だから、検証と反省が必要なのです。
検証と反省を繰り返せば、如何に「保有」することが大事かが実証されるでしょう。
そして、その「保有」を可能にするためにも、安値を買う!なのです。
たとえ、天下のトヨタでも、2/27日の高値8350円で買っていたら・・・・・?
高値で買った場合の、保有の難しさは説明に及びませんね。
だから、安値を買う!なのです。
「どうして先生は海運や非鉄には・・・・・弱気なんですね。」って言われます。
決して、海運や非鉄を否定しているのではないのです。
ただただ、安値を買う!ってコンセプトから外れているからです。
3000円を超えた三菱商事を含め、腕に自信があれば、それはそれで勝手なのです。

一年に何度も無い好環境?になったようです。
好環境であれば有るほど、他所見をせずに、着実に足元を見続けましょう。
一年で三割は難しくは無いのです。
コア銘柄と銀行株の動意に注目しています。

買ってきた安値を大事に!

日経平均 17875.75 287.49 日経先物 17860 270 円/ドル  121.52
TOPIX 1755.68 21.93 TOPIX先 1758.0 24.5 10年国債 1.740
出来高 215717   NYダウ 13633.08 111.74 WTI 63.49
売買代金 31613   ナスダック 2592.59 20.53 653.10

四の五の言わずに、とにかくチャートを見てみましょう。
自分の「目」を信じれば、日本株の急動意は実感できるハズなのです。
株価が正規分布に従うならば、三ヶ月に及ぶ持合は、収斂→拡散の典型的なパターン!
日経平均の週足ベース(26週移動平均)の一標準偏差は、現時点で340円に縮小しています。
小泉衆院解散相場では、この一標準偏差が1500円以上拡大したのです。
まあ、ここまで拡大しないとしても、通常の750円には拡散すると予測します。
日経平均の目標値なんて、鉛筆舐め舐めで?単純に計算できるのです。
現在の26週移動平均は17344円です。
一標準偏差が拡散に向かい750円になるならば、その上値の二標準偏差は1500円。
当然、26週移動平均も上昇してきますから、ある時点が18000円とすれば、後は足し算!
18000+1500=19500円 これが二標準編差で、オーバーシュートすれば二万円となります。
しかも、期間は三ヶ月あれば十分?かもしれません。
こんなこと、上がってくれば誰にだって言えるのです。
上がって強気!下がって弱気は世の常!なのです。
肝心な事は、今日の動意を、自分の「目」で確信できるかどうか?なのです。
いつも述べていることです。 一寸先は闇!
米国株だって中国株だってバブルはバブルなのです。
警戒感が総楽観に変わるとき、何が起きるか解らないのです。
だから、リスクはリスクとして注意を払いながら、転んだ後の受身が大事なのです。

ここで大事な事は具体的に考えることです。
日経平均が二万円になるならば・・・・・・・?
今回の日本株の低迷はトピックスと新興市場株に特徴がありました。
特にトピックスは「時価総額」です。
日経平均二万円=トピックスの2000pとすれば、その2000pで時価総額上位銘柄は・・・・・?
その意味で、銀行株やトヨタ/ホンダ、NTT/ドコモの水準を考えるのです。
これらの安値圏に放置されている主力株が20%~30%上昇すれば、トピックスの15%上昇は?
先物主導の裁定のために売り叩かれた銘柄群が、逆に指数を押し上げる原動力かもしれません。

そして、今日まで買ってきた「安値」は大事にしましょう
本日、信越化学(4063)が+250円高の8160円となってきましたが、週足のゴールデンクロスは、やっと!
これからなのです。短期的な目標値は週報に書きました。
武田(4502)も+150円高の8170円。信越と同様な動きに入ってきました。
また、上場来高値更新のキャノン(7751)も+110円高の7160円。
コア銘柄で唯一出遅れたトヨタに関しても、時間の問題と思っています。
まずは、コア銘柄で9000円一番乗りは・・・・・・?
くれぐれも、余所見をせずに、安値を買う!に徹しましょう。
コア銘柄以外でも銀行株、NTT/ドコモ、トヨタグループ、ホンダ・・・・・・
個別銘柄に関しては「週報」をご参考にしてください。

 

楽観が支配しない限り?

日経平均 17588.26 -84.30 日経先物 17590 -90 円/ドル  121.55
TOPIX 1733.75 -4.15 TOPIX先 1733.5 -3.5 10年国債 1.735
出来高 202033   NYダウ 13521.34 14.06  WTI 63.15 
売買代金 27966   ナスダック 2572.06  14.87  657.20 

中国の株式取引の印紙税引き上げの効果で、本日上海市場は6.5%の急落となりました。
2月末の世界同時株安の再来は?
売る側にとっては「願っても無い」材料だったのです。
案の定、先物主導の下げとはなりましたが・・・・・・?
日経平均先物の出来高は133997枚で、4/27日の146643枚以来の大商いとなりました。
それでも、やはり一ヶ月前とは何かが違ってきているのです。
日経先物は、一時は-190円安の17490円まで売られましたが、終値は-90円安の17590円。
一方、トピックス先物は、安値が-14p安で終値は-3.5p安の1733.5pにとどまりました。
NT倍率から考えても、トピックスが下げ渋っているのです。

昨日も述べましたが、トピックスと新興市場が従来の急落の悪役でした。
そのトピックスを下げるためには?
銀行株が底を入れた?現状では、トピックスを下げるにはトヨタ/ホンダしか残っていない?
勿論、下げ渋ったとは言え、トピックスも一時-14p下がったのです。
トヨタの100円安(終値は-70円安の7280円)ホンダは-70円安(終値は-30円安の4190円)
日経平均は寄与率の高い値嵩ハイテク(京セラ/TDK/エレクトロン/アドバンテスト・・・・)で裁定は
可能でしたが、時価総額上位銘柄ではトヨタ/ホンダに限られたのです。
そして、そのトヨタ/ホンダをどこまで叩けるか?なのです。

この上海の影響が、特に米国でどうなるか?
今日は下げ渋ったとは言え、主体性の無い日本株です。今晩の米国は注目ですね。
それでも、よく考えて見ましょう。
日本の投資家にとって、安値を買うためには・・・・・・?
本日の日経平均の-190円安にあっても、コア銘柄で下げたのはトヨタだけでした。
武田も信越もキャノンも下げていないのです!
コア銘柄を安値で買う!と思えば・・・・・・?
何故、コア銘柄が下がらなくなったか?また、あれ程叩き売られた銀行株は?

先物主導で叩き売ってくるのです。
その先物が現物と裁定できなければ、いくらCS証券と言えども無理はあるのです。
叩き売ってくれる安値を買いましょう!
上海の急落はグリーンスパン先生でも警告していたのです。
ここまでバブル化してしまった中国株や欧米株、そのバブルが弾けるのは、全世界が楽観に
支配された時なのです!

単純化して考えれば?

日経平均 17672.56 84.97 日経先物 17680 80 円/ドル  121.32
TOPIX 1737.90 13.52 TOPIX先 1737.0 10.5 10年国債 1.745
出来高 177905   NYダウ 休場   WTI  
売買代金 22400   ナスダック      

昨日の東証一部売買代金が2兆447億円、本日が2兆2400億円の低水準となっています。
従来であれば、この低水準では先物主導で売り叩かれました。
何かが変わってきているのです!
本日の市況解説では「先物主導で今は様子見が賢明」(株式新聞)と?
一方で、誰もが今回の持合を抜けたら・・・?って強調しています。
先週からの銀行株や新興市場株の急動意を目の当たりにしても、未だ躊躇なのですか?
これでは、いつになっても「安値」は買えないことになります!
銀行株と新興市場株に関して、少なくても何かは変わったのです。
昨日のブログでも述べましたが、この状況で先物主導でトピックスを叩けば、その裁定は
トヨタ/ホンダやNTT/ドコモしか残っていないのです。
要は、これら主力株の「下げ余地」を考えることがポイントなのです。

単純化して考えましょう!
日本の株の低迷はトヨタ(7203)の株価が低調なためと単純化しましょう。
2兆円を超える営業利益を生み出して、更に今期も2兆円超を予想しているのです。
それが前期比0.5%しか増えないからって、もうトヨタは天井を打った!なのでしょうか?
トヨタの時価総額は5/25日現在で26兆2808億円に留まっています。
もう一度、トヨタの妥当株価を考える必要があるのです。
上がって強気!下がって弱気は世の常です。
日経平均の2万円、トピックスの2000pを想定してみましょう。
日経平均は値嵩株、トピックスは時価総額!寄与率ですね。
日経平均が2万円、トピックスが2000pならば、トヨタは単純計算で9000円が予測される?

そして、株価には、それぞれの個性があります。
では、トヨタの場合は?
昨年の5月~6月の急落場面が参考になります。
よくよく比較してみてください。(トヨタの週足チャートを参考にしてください。)
1~2週のズレは別として、非常に類似しているのです。
さらに、細かく見れば・・・・?
13週移動平均が26週移動平均を下回るDC(デッドクロス)示現の後、何週間で切り返すか?
そして、大事な事はトレンドとしての26週移動平均が下を向かないか?
その意味でも、まずは13移動平均値の7457円を今週/来週で回復できるか?
回復できれば、次は13週移動平均が上を向くか?
その計算は、13週前と週末の株価の単純な比較です。(7710/7860/7610/7840円)

繰り返します。
上がってから「一株=100$」なんて何の意味も持たないのです!