転んだ後の受身が大事!

日経平均 17512.98 -164.96 日経先物 17550 -160 円/ドル  120.32
TOPIX 1712.55 -18.44 TOPIX先 1716.0 -16.5 10年国債 1.680
出来高 216019   NYダウ 13346.78 20.56 WTI 62.46
売買代金 29548   ナスダック 2546.44 -15.78 670.10

本来であれば「転ばぬ先の杖」が必要なのかもしれません。
異常な程、相場は乱雑になっています。
新興市場を襲った伝染病が、中小型株全般に広まりました。
こんな状況なので、yahooの市況(動画)解説を見ていました。
新興市場に関しては、為すすべなし?って解説にはもう諦めが感じられました。
日経平均も-186.35円安の17491.59円と17500円を割り込みました。(終値は17512.98円)
寄り前発表の「3月機械受注」が、またしても大幅に予想と違ったため?
事前予想が+1.0%が、実数値が-4.5%なのですから、ひどいと言えばひどいのです。
negative-surpriseなんて、頓珍漢な解説がでていました。
経済数値の予想も、企業業績の予想もそうですが、市場コンセンサスとかアナリストコンセンサスとか、ここまで
違ってしまうと、一体何のための予想なのでしょうか?
まあ、愚痴っても始まりませんね。
ここで必要なのは「転んだ後の受身」なのです。

今週の「週報」では「今週はトヨタの安値を買う!」を強調しました。
キャノンや信越化学で実証されたと思います。
乱雑な相場であればある程、コア銘柄へ集中なのです。しかも、安値を買う!
そして、必ず買い下がりなのです。
先週の安値は7010円でした。本日の高値は7420円(終値は7330円)。
日経平均/トピックスが微妙な状況になっています。
同週報では、14日~16日に注目!と述べました。
極端に言ってしまえば、日経平均で上か下か1000円は振れると思います。(今週がヤマ)
株式需給や企業業績などからは、90%以上の確率で上昇と考えますが、反面、投資家行動が
全く逆になっているのです。(自虐的な売り叩きに自信?)だから、上か下か?なのです。
この様な状況では「米国急落/急騰」が鍵を握ってきます。急落の影響は計り知れません!
但し、下がってしまえば・・・・・・?
昨年5月~6月の急落とは、需給も業績も不安はないのです。下がれば反発も急?
だから、転んだ後の受身なのです。
トヨタの安値を買う!
7000円割ったら、6800円だったら・・・・・?買い下がりの「余裕」を持つ事が受身となります。

そして新興市場に関しては、ヤフーとJAFCOを「指標」としていました。
両銘柄ともに軟弱な値動きとなっていますが、下げ渋り?は感じられます。
ヤフーの4万円、JAFCOの5000円では下げ止まる?→新興市場も?って考えます。
昨日はタチエスの例をあげました。
BPSへ注目するならば、トーメンエレク(7558)の1750円なんて?(BPS=2140円/EPS=172円)
100株単位で丹念に安値を買えば、中長期でタチエス型と考えます。
また、決算から急落している日本特殊陶業(5334)ですが、1845円~1872円が下値のゾーン?
本日の安値1871円を下回れば強気の対応が望まれます。

 

大事なのは貸借対照表?

日経平均 17677.94 124.22 日経先物 17710 170 円/ドル  120.17
TOPIX 1730.99 7.90 TOPIX先 1732.5 11.0 10年国債 1.665
出来高 237369   NYダウ 13326.22 111.09 WTI 62.37
売買代金 31385   ナスダック 2562.22 28.48 672.30

大事な「週」が始まりました。
週報では「上か下か?三角持合離れ?今週は大事な週か?」を説明しました。
特に、14日~16日の三日間に注目しています。
その一日(本日)は、案の定、値上りしたとは言え重苦しい一日だったのです。
日経平均に関しては、17827.48円を更新し18000円回復となれば、6月~8月で二万円挑戦も?
一方、17203.03円以下となってくれば、3/5日の安値16642.5円を試す展開にも・・・・・?
東証一部の売買代金が三兆円を超えだしました。
その分、現物市場に厚みが出てきてはいるのですが、個々の銘柄の価格形成が乱雑なのです。
どうして、機関投資家が自虐的な投資行動をとってくるのかとても理解できません。
決算数値の発表を待って、予想以下であれば「叩き売る!」。しかも機械的に?
損益計算書だけで貸借対照表は、全く無視されているのです。

本日、NTTが-53000円安の553000円まで売られました。
先週末発表の営業利益の横ばい予想を受け、野村證券がレーテイングを引き下げました。
それでも、一日で-8.8%も下げる理由には・・・・?
時価総額三位のNTTでも、売りが多ければ下がります。
一日で8400億円の時価総額が消失したのです。出来高は空前の115027株となりました。
NTTのBPSは507437円となっています。PBRが1.1倍まで叩き売っているのです。
今年の最大のテーマは何だったでしょうか?
誰にも異論はないのです!そうですね「M&A」なのです。
その異論の無い「M&A」で狙われる企業は?
彼らが狙うのは「損益計算書」なのか「貸借対照表」なのか?
下がって喜ぶのが誰なのか?
レーテイングの引き下げも、それはそれで勝手にしても、自らの使命感は?

タチエス(7239)を覚えているでしょうか?(ご参考に上げましたのが昨年の6月です。)
BPSが1400円あるのですが、07/3月期に業績は赤字転落。
いくら赤字でも、協豊会(トヨタ)とジェイテクトの関連で、1000円以下買い下がり?でした。
そのタチエスも、11/21日には730円まで叩き売られました。
その後、反発、先週の5/9日には1523円の高値をとっているのです。
時間軸さえ余裕を持てば、BPSは有効な武器なのです。
今年の最大のテーマ「M&A」を考えれば、今決算でも「貸借対照表」に注目なのです。

PBR1.9倍のトヨタでも、営業収益が2兆円あるのです。
この2兆円が、あと5年継続されたらどうなるか?
真摯に株式に取り組まなければ、一体日本はどうなっていくのか?
海運/非鉄など、決して否定はしませんが、上がって強気はいつもの事なのです。
その意味でも、異常な価格形成は、必ず是正されます。
余りにも業績予想に過敏になっています。いつもの演出なのでしょうか?
業績は四半期になっています。よくよく考えて見ましょう!一年先の予想は?

 

重箱の隅でしょうか?

日経平均 17553.72 -183.24 日経先物 17540 -230 円/ドル  119.85
TOPIX 1723.09 -13.90 TOPIX先 1721.5 -20.5 10年国債 1.645
出来高 231563   NYダウ 13215.13 -147.74 WTI 61.81
売買代金 31524   ナスダック 2533.74 -42.60 667.00

別に重箱の隅を・・・・・・?なんてつもりは毛頭ないのですが。
またまたN経済新聞の記事なのです。
5/12日(土)の朝刊には「東証マザーズ指数/算出来安値更新」の解説。
「11日の新興市場相場はそろって下落。東証マザーズ指数は・・・・・指数算出以来の安値を更新した。」
11日のマザーズ指数の安値は901.71pで、算出来の安値は4/24日の897.63pのはず?
おそらく、N経済新聞では違った指数を採用しているのかもしれません。
これで、新興市場に関する最も信頼の置ける「指標」が点滅しだしたのです。
その信頼度は99.999%なのですから、無視はできないのです。
実際、都銀株の反発も「空売りを浴びせた」(N経済新聞4/28日朝刊)って解説の翌日から!
それにしても、困ったものですね。

昨日の日経平均の安値は-281.68円安の17455.28円(終値は-183.24円安の17553.72円)でした。     
(トピックスの終値は-13.90p安の1723.09p)     
米国株安の影響だったのでしょう。(NYダウは-147.74$安)     
世界同時株高には反応が鈍く、米国株安には敏感に反応しています。     
勿論、国内に原因がある事は言うまでもありません。     
日本株を日本人が買わない!(売る事にしか自信の持てない機関投資家?)     
そして、異常なまでに「決算数値」に過敏になっています。     
しかも、その「数値」に対しては、「決算短信」の分析すらも伺えないのです。     
只ただ、会社側の予想数値が予想以下であれば売却!(海運/造船などはこの逆?)     
トヨタを筆頭に、トヨタグループや出光石油、日本特殊陶業、横川電気、カシオなど・・・・・。     
2兆円を超える営業利益を、今期も予想しても、トヨタは年初来安値を更新!     
これでは、トヨタに失礼?なのではと思ってしまいます。

さて、日本株低迷に関しては、世界同時株安が世界同時株高になれば米国の景気後退を懸念?
一転、連日の米国株高になれば、期初は会社側の業績予想が慎重って逃げまくる。
実際、予想を下回った企業を叩き売り!過度の反応なのです。
そして、今度は連休明けは、毎年急落しているからって強調してきました。 
これでは、戯れ言に耳を傾けてしまった投資家は、たまったものではありません。
無責任にも程があるのです。(アナリスト諸氏の自覚に期待します。) 
それでも、ここ三年、連休明けは確かに急落していることも事実は事実。 
その意味で、少し検証してみましょう。

04年4/26日12163.89円→5/17日10505.05円は13.7%急落。      
05年4/30日12195.66円→5/17日10825.39円は11.3%急落。      
06年5/12日17375.25円→6/13日14218.50円は18.2%急落。

見ての通りで「例年連休明けは急落」って言っても、06年と04/05年は全く違うのです。
昨年は6月のSQに絡んだ「日本株急落の四要因」でした。
今回がどうなるのか?なんて疑心暗鬼になる前に、一つ一つチェックすればいいのです。
①新興市場の崩壊→既に崩壊しているのです。この時点から更に下がるか?
②信用買残/裁定買残による売り圧力→信用買残/裁定買残ともに現在は低水準?
③外国人の売り→4月は連日大量の売りが報じられましたが実際は大幅な買越し?
④先物主導の売り叩き→今週から東証一部の売買代金が三兆円、現物市場に実需が?

少なくても、昨年の状況とは全く異なっているのです。 
それでも、海外市場には注意は必要です。 
日本を除いた世界的株高は異常な上昇となっています。 
しかも、その調整の影響は、間違いなく日本には影響大でしょう。 
ただ、その分、鳴りを潜めている「三角合併」です。(余りにも不自然な静寂となっています) 
「する側」と「される側」、その株価の位置関係を考えれば自明のことです。 
いつから、その牙をむき出しにしてくるか、時間の問題と考えています。
 

トヨタに失礼では?

日経平均 17736.96 -11.16 日経先物 17770 20 円/ドル  120.06
TOPIX 1736.99 -8.02 TOPIX先 1741.5 -3.5 10年国債 1.670
出来高 248621   NYダウ 13362.87 53.80 WTI 61.55
売買代金 34263   ナスダック 2576.34 4.59 682.50

昨日の決算発表の影響でしょうか?
トヨタが-150円安の7050円と年初来の安値となってきました。
大方の解説では、08年3月期の予想に失望?って内容でした。
しかし、この数値に関しては、これ以上、何を望むの?って数値なのです。
07年3月期の営業利益は2兆2386億円なのです!(しかも08年3月は0.5%増益)
2/27日の高値8350円のトヨタと何も変わってはいないのです。
それでも、株は売りが多ければ下がります。
ちなみに、野村證券の「新値累積値」によれば、本日の7050円は「日が-9、週が-5」の奇数。
昨年5月からの急落時は底入れまで11週(12週目から反発)で今回は今週で11週目。
週足ベースでは今週DC(デッドクロス)しましたが、前回はその後二週目で底入れ反発。
また、昨年6/14日の安値5430円は52週移動平均を割り込みました。
今日の下げでも下値は十分なのですが、オーバーシュートは世の常?(二段構えとなります。)
その意味でも、明日はSQもかさなります。注目の週末なのです。
明日、7050円を切れば、後二週間、「日の-13、週の-7」で6800円で52週われか?

銀行株も、そうでしたが、安値を買う!余裕を持ちましょう。
本日、信越化学が7950円の160円高となってきました。
信越化学の13週前が7620円、26週前が7590円になっています。
明日、この数値以上で終われば、中長期のトレンドが上向きます。
8170円の上場来高値更新から、新たな相場展開が期待されるのです。
4月に行いました「川原神社/株式勉強会」では、キャノンと信越化学を具体的に説明しました。
売買タイミングについて考えました。
キャノンの6100円以下や信越化学の7000円以下は十分に買えたのです。
買った「安値」は大事にしましょう。押し目の買い増しが有効と考えます。
単純/明快な移動平均の考え方(自分の目で見える!)でした。
コア銘柄と言えども、それぞれの特徴があります。
トヨタも、折角、安値になってきているのです。
もう一度、考えてみましょう。
どこに、2兆円も稼ぎ出す企業があるのでしょうか?
2兆円を今期も稼ぎ出します!って発表して、年初来の安値では、トヨタに失礼?では。

また、決算発表が相次いでいます。
07年3月期は過去最高益で、08年3月期が期待はずれ?って急落も目に付きます。
アナリスト諸氏は、よくよく「決算短信」を熟読してください。
何故、08年3月期の数値が「慎重」になっているのか?
たとえば、減価償却費の増加は、その分、cashは留保されるのです。
ただ単に、数値だけ、株価が下がったから?なんて分析は慎みたいものですね。

日本特殊陶業の決算は?

日経平均 17748.12 91.28 日経先物 17750 80 円/ドル  119.74
TOPIX 1745.01 12.38 TOPIX先 1745.0 11.0 10年国債 1.665
出来高 244496   NYダウ 13309.07 -3.90 WTI 62.26
売買代金 32265   ナスダック 2571.75 0.80 687.40

注目の決算発表が相次いでいます。
総じて「企業側の業績予想は慎重」なのです。
特に、来期は減価償却費の償却方法が変更になり、それでなくても保守的になります。
引け後のトヨタの今期予想(営業利益は+0.5%予想の2.25兆円)への評価は・・・・・?
個人的には、この環境下でこの数値は、かなり評価に値すると思えますが、果たして?
明日の株価が注目となります。

また、14:00発表の日本特殊陶業
発表直前の株価2110円から1988円へ急落しました。(大引けは-73円安の1997円)
07/3期の営業利益は+26.2%増でしたが、08/3期予想が大幅な減益予想となりました。
EPSが154.24円が120円へ!株価は年初来安値を更新、2000円の大台を割り込みました。
えっ?って思って、「決算短信」をみてみました。
まず、売り上げに関しては前期実績が3448億円の現状維持で3450億円を予想。
営業利益が前期実績524億円を415億円へ減額!
減額の最大の原因は減価償却費の増加になっています。
減価償却費は前期実績188億円が278億円へ90億円の増加となっています。
よく考えてみましょう。
どうして売り上げが増加しないのでしょうか?
おそらくは、現状がフル生産なのでは?
実際、今期の設備投資額は292億円→650億円と倍増の計画となっているのです。
こう考えれば決して悲観した数値ではないのですが、売りが多ければ株価は下がります。
まして、数値と株価しか見ることの出来ないアナリストは・・・・・?
EPSが120円でもPERは16.5倍、PBRは1.61倍なのです。
そして「短信」には、経営目標として売り上げの3500億円、営業利益の500億円が!
営業利益の予想は415億円で目標は500億円になっているのです。
世界一のプラグと世界一のセンサーには変わりは無いのです。
ただ、残念なことには、同時に発表されました、売買単位の変更に関し、個人株主増加に
効果がある事は認めても、現状は十分に流動性があるとして見送られました。
株価に対するセンスの無さは否定できません。
株価に関しては、あく抜け待ち?と考えています。

本日、トピックスが1745.01p(+12.38p高)と節目の1741pを抜いてきました。
日経平均も17748.12円と17743.76円を更新、新値三本足の+2本となってきました。
非鉄/海運など急騰が目立っています。
さすがに強気な論調になってはくるのでしょう。
急騰銘柄に関しては売り場探し?
しっかり安値を狙っていきましょう。