opinion-leaderは?

日経平均 17163.20 153.65 日経先物 17140 140 円/ドル  117.81
TOPIX 1708.29 14.21 TOPIX先 1706.0 18.5 10年国債 1.560
出来高 190100   NYダウ 12226.17 115.76 WTI 56.59
売買代金 26657   ナスダック 2394.41 21.75 654.29

今週の「週報」で、野村證券の「日本株投資戦略(3月号)」を紹介しました。
「安値局面は割安優良株投資の好機に」とし「大局観を確認しよう!」とありました。
具体的には「08年三月末のTOPIXを2000pと見ている」とし「一見強気に見える株式展望は・・・・・・
それなりに蓋然性が高いと思われ・・・・」「売られ過ぎの感が強い銀行、小売に加え、徐々に
自動車・精密への注目も高めていきたい。」(同投資戦略3月号:3/12日)
そして、同証券は3/15日の「日本株市場コメント」では、
「調整は後半戦、ここからは買場を探す時期」と明言し「TOPIX=1600台、日経平均株価16000円台
は後から振り返ってみると、本年最高の買場の一つであった、という形になる公算」と断言。

注目は、これらのレポートが急落の最中に出されていることなのです。
一貫して、自らの主義主張を繰り返す事は、なかなかできることではありません。
実際、上がって強気、下がって弱気は世の常!しかも、一寸先は闇!なのです。
リーダーであるが故にやるべきことも、リーダーであるが故に出来難いものなのです。
結果は、あくまでも結果で、それを恐れていては前には進みません。
その意味で、opinion-leaderとしての主義主張が感じられているのです。

今週の「週報」では「転んだ後の受身」の大切さを述べました。
要は、危惧は危惧で、用心は用心、用心していれば危惧はある程度は防げるのです。
そして、この用心が余裕を作ってくれます。
このブログのコンセプトは「安値を買う!」でした。
安値は、下がっていなければ買う事はできません。そのためには、余裕が不可欠なのです。
この水準が、本年最高の「買場」であっても、疑心暗鬼では?

今週に入り、月/火の二日間で、日経平均は419.05円上昇しています。
その特徴は、出来高/売買代金が低水準(19億株/2.7兆円)だって事なのです。
要は、先物中心の「解消売り」が少なくなったのです。だから、現物が低水準なのです!
また、世界同時株安の連鎖?のなかで、NYダウは-3.9%、ナスダックは-4.7%、英国は-3.5%
独逸は-4.7%まで回復してきました。日経平均は-6.3%、トピックスは-6.4%なのです。
震源とされる米国の回復に比べ、どうして日本の戻りが悪いのでしょうか?
原因は、日本独自の「需給」にある(あった)事は明白なのです。
短期間の間に、1兆7000億の「裁定買残」が減少したのです。
そして、これによって日本株は急落し、その結果として、需給は改善しているのです。
今回の急落も、日本独自の構造上の問題が主因だったのです。

どうして、銀行株は下がるのか?
どうして、新興株はさがるのか?
実際、3/19日(月)は日経平均が265.40円の大幅高の中、銀行株と新興株は、安値を更新?
指数自体が大量に売られるからです!
そして、3/20日(火)は、この銀行株と新興株の下げが止まり?
指数やオプションであれば、期末(3/26日最終)が意識されるからです。
その意味でも、06年3月末を大幅下方修正したみずほF(8411)の株価は?
注目の週末(木/金)となりそうです。

 

銀行株と新興株は異常?

日経平均 17009.55 265.40 日経先物 17000 300 円/ドル  117.25
TOPIX 1694.08 17.02 TOPIX先 1687.5 19.5 10年国債 1.575
出来高 190218   NYダウ 12110.41 -49.27 WTI 57.11
売買代金 27337   ナスダック 2372.66 -6.04 653.90

本日、日経平均は17009.55円(+265.40円高)と17000円を回復してきました。
TOPIXは、1694.08p(+17.02p高)と、銀行株の低迷を反映していました。
出来高は、19億218万株、売買代金は27337億の低水準、先物主導の一日となりました。
また、新興市場のマザーズ指数は、997.10p(-13.27p安)と1000pの大台ワレとなっています。
難しい理屈はいりません!
見ての通り、銀行株指数と新興株指数が売られているのです。
何故でしょうか?

まずは、銀行株に関してですが、連日の急落は異常です。
25日移動平均線との乖離は、本日の安値で、三菱UFJが-12.2%、三井住友が-11.7%、みずほFが
-11.8%となっています。(三菱UFJ:126万円、三井住友:101万円、みずほF:73.3万円)
日経平均やTOPIXが、大幅高となっても、全くの無反応、逆に売られているのです。
当然なのですが、売りが多ければ下がります。
では、誰が、この時期に(三月末を控え)叩き売ってくるのでしょうか?
おそらく、オプションが隠れているのでは?と思っています。
そして、オプションであるならば、期末(最終受け渡し)をまたがない?
権利付き最終日が3/26日(月)で、オプションを組成する場合、最終日は避けるでしょうから、
オプションであるならば、銀行株も、一両日には落ち着きだすのでは?と思っています。
残念な事ですが、その権利行使日や行使価格に関しては、全くわからないのです。
ただ、無理矢理に叩きうるのですから、それなりの「歪み」は出てくるのです。
商いを伴って「下ヒゲ」をつける? その意味で、本日は?

次に、新興市場に関してですが、一向に下げ止まりません。
やはり、指数主導で、個別銘柄が売られているようです。
とにかく、新興市場に関しては、ヤフーの値動きで判断してみましょう。
そのヤフーが下げ止まりません。
本日のヤフーの安値が39200円で、06年10/13日の安値が39150、東証上場来安値が03年11/28日の
38750円へ急接近してきています。
この水準で、やはり大量な売りが、頻繁に出てくるのです。これまた、異常?

間違いなく、銀行株と新興株、正念場を迎えたようです。
ただ、異常は異常故に、必ず是正されます。
特に、指数やオプションが絡んだ場合、その巻き戻しも起きるのです。
少なくても、安易な売却だけは避けたいものです。

個人的ですが、本日は、三菱UFJの127万円、みずほFの748000円を買いました。
三井住友は101万円の指値をしましたが、不出来でした。
全て買い増し(買い下がり)です。(一割の値下り?)

 

注目の週明けが!

日経平均 16744.15 -116.24 日経先物 16700 -100 円/ドル  117.03
TOPIX 1677.06 -17.12 TOPIX先 1668.0 -19.0 10年国債 1.585
出来高 242832   NYダウ 12159.68 26.28 WTI 57.55
売買代金 33683   ナスダック 2378.70 6.96 647.10

そうは言ってもシンドイですね。
銀行株の急落(値運び)など、不安心理を増幅する結果となっています。
どうしても、何故?何故?が、想定外になってくると、どうしても自信喪失になりがちです。
それでも、だからこそ、単純化して推測することが大事になってきます。
何度も述べていることですが、日本株急落には、典型的なパターンがありました。
今回の急落も、その「四要素」に完全に合致しているのです。
そうならば、その「四要素」が、今後どうなるか?を考えてみることですね。

(その①)新興市場の低迷(個人のセンチメントの低下)
マザーズ指数は、3/5日987.43pと1000pの大台を割り込みました。(昨年1/16日高値2800.68p)
流動性に難ある市場です。そのため、指標としてヤフー(4689)を見ています。
ヤフーの株価は39550円となってきました。昨年の安値が39150円(10/13日)東証上場来の安値が
38750円(03年11/28日)です。これらの安値で、踏みとどまれるか?
少し乱暴ですが、ヤフーの株価動向で、新興市場の今後を予測してみてください。

(その②)信用取引買残/先物裁定取引買残(期限付き資金の需給)
今回の急落は、裁定買残の解消売り!でした。
このブログでは、6兆円超も推測しましたし、その後の大幅調整も計測しました。
実際、3月のSQまでに1兆7000億円の規模で減少しているのです。
その意味では、期限付き資金の需給に関しては、既に改善しているのです。

(その③)外国人動向(外国人は売り越しになっていないか?)
外国人は、4月一週まで二週連続の売り越しとなっています。何しろ、外国人が買いの主体?
なのですから、その外国人が売れば、残念ですが日本株は下がっています。
4月第二週も、申告/株数ベースでは、大幅な売り越しになっています。(だから下がった?)
昨年の5月~6月の暴落時も、外国人は二ヶ月連続で売り越しましたが、週単位では三週連続
最長でした。今回も、三週連続?のあとの、来週がどうなるか?注目となります。

(その④)先物主導の売り叩き(証券自己を中心とした?)
急落の要素の①~③につけ込んで来ます。利潤動機で動く輩です。見逃すはずはありません!
ただ、先物主導のため、必ずSQに絡みます。
SQは、3月/6月/9月/12月の第二金曜日、プラス毎月の第二金曜日となります。
今回も、三月のSQに絡んだ!と考えています。
ここから4月~6月まで、急落が持続するか?注目は、三月末までの二週間となります。

次に、日経平均です。
要は、今回の急落が、昨年の5月~6月の暴落並かどうかなのです。
需給面で比較すれば、③の外国人の動向以外は、既に峠は越えた?と考えています。
昨年の5月~6月の暴落では、日経平均が5/8日の17375.25円→6/14日の14045.53円へ暴落。
その率は-19.16%と拡大しました。今回は、-9.64%となっています。
現在の「水準」(16744.15円)ですが、昨年6/14日の安値14045.53円~3/2日の高値18300.39円
までの上げ幅の「黄金分割」が、16683円となります。(×0.38)
確かに、この水準では抵抗ラインが見受けられます。
また、週足ベースでは、26週移動平均が16802.85円となっています。
26週移動平均を割り込んだ水準で切り返すことができれば、トレンドは変わりません。

では、その26週移動平均ですが、26週前の日経平均は、15634.67円。
来週末が、この数値以下でなければ、26週移動平均はマイナスにはなりません。
ここでも、昨年並みの暴落かどうか?そうでなければ、上昇トレンドは変らない事になります。
それでも、不安心理と総悲観?が充満しています。
現水準ではオーバーシューも、残念ですが否定はできません。(可能性の問題です。)
そのオーバーシュートですが、急落の①~④の要素から考えれば、3%で十分?と考えます。
16532.91×0.97=16036.92円
また、上記の14045.53円→18300.39円の「半値」が16172.96円となります。
あくまでも可能性の問題なのですが、可能性として予測しておくことが大事なのです。
「転ばぬ先の杖」ではありません。「転んだ後の受身」が大事なのです。

さて、急落を続けている「都銀株」です。
この下げは、異常です。この株式の状況で、昨年来「安値」を更新しています。
おそらく、何らかのオプションが絡んでいる以外、その理由がわかりません。
オプションであるならば、3月末(配当が絡む)を越えない?
ちなみに、三菱UFJの05年5/20日の安値87.3万円→06年4/7日の高値195万円の黄金分割は
128.2万円。(昨日は128万円が安値となりました。)
同じく、三井住友は、65.9万円→139万円の半値が102.5万円。(同安値は103万円)
みずほFが、46.9万円→103万円の半値が74.95万円。(同安値は74.3万円)
異常は異常故に、必ず是正される!って思っています。
やはり、都銀株の復権がなければ、今後の日本株の上昇も・・・・・・・?

 

売られる銀行株?

日経平均 16860.39 183.50 日経先物 16800 250 円/ドル  117.14
TOPIX 1694.18 19.24 TOPIX先 1687.0 22.5 10年国債 1.585
出来高 230562   NYダウ 12133.40 57.44 WTI 58.16
売買代金 30230   ナスダック 2371.74 21.17 642.50

今回の日本株の急落は「裁定買残の解消売り」が主因だったのです。
この事は、意外に解説されてはいません。
その「裁定買残」だけで、ピークから考えれば1兆7000億円も減っているのです。
SQ当日も入れたとしても、僅か八日間です。
そして、当然、アドバンテージを有する業者が「先物」を売らないはずがありません。
だからこそ、解説がされないのでしょう。
自らのアドバンテージを、公開する必要など全く無いのです。(まだ何回も起きる?)
おそらく、この種の「手口」は、日本に限ってはいないのでしょう。
その意味で「世界同時株安」とか「株安の連鎖」って格好の合言葉になっているのです。
今回の急落も、結局、昨年と同じ?って思っています。
日本株急落の「四要素」
①新興市場の急落(→指標としてヤフーをみています。ヤフーの低迷が続いています。)
②信用買残/裁定買残の増加(→今回は裁定買残が6兆円超、次回は7兆円?)
③外国人動向/売り越し(→2月第四週、3月第一週と二週連続の売り越し)
④先物主導の売り叩き(→必ずSQに絡んできます。)
見ての通りで、全てに合致しました。

さて、本日の相場ですが、銀行株を除き、全面高となりました。
銀行株に関しては「トピックス買/銀行株指数売」が、相当出ていたようです。
三菱UFJやみずほFなど、昨年来の安値を更新し、厳しい状況が続いています。
本日の売買代金上位20社をみても、値下りは三社だけでした。
④日興コーデイユアル(-5円安)⑤三菱UFJ(-2万円安)⑥みずほF(-7000円安)
昨年来の安値です!
売られる銀行株、一体、どこまで下げるのでしょうか?
おそらく、チャートの悪さが指摘されてくるでしょう。(下がれが弱気が蔓延?)
それでも、株式が上がって、不動産が上がって、金利もやっと上昇?この環境は、銀行に
悪いはずはないのです。異常は、必ず是正されます。
既に買った方は、持続で、買値の一割下を買い下がる方針で、買ってない方は買いチャンス?
それこそ、日本の銀行も、再度、TOBの標的になってきます。

そして、まだまだ「余震」は続くと思われます。
但し、既に「需給」は好転していることを念頭に、安値は売らない!が賢明と思います。
この局面は、コア銘柄中心に、押し目買い!
コア銘柄は、26週移動平均に注目し、それ以下であれば、強気で対応!って考えます。

コア銘柄に集中!

日経平均 16676.89 -501.95 日経先物 16550 -580 円/ドル  116.10
TOPIX 1674.94 -50.49 TOPIX先 1664.5 -57.0 10年国債 1.565
出来高 239906   NYダウ 12075.96 -242.66 WTI 57.93
売買代金 31986   ナスダック 2350.57 -51.72 649.40

上がって強気!下がって弱気!は世の常と言っても、なかなかシンドイのも事実なのです。
特に、2/28日の-515.80円安(一時は-737.13円安)3/5日の-575.68円安(一時は-685.02円安)
そして本日3/14日の-501.95円安(一時は-549.99円安)!前日から不連続なのです。
しかも、下げのキッカケは?(世界同時株安?円高?米国住宅市場?・・・・・)
しかし、それらはあくまでも「下げ」のキッカケであって「原因」ではありません。
では、原因は?
それは、売りが多いからです。
おそらく「投機資金」は、自らの破綻?って演出しながら、売っているのでしょう。
彼らは市場の「歪み」を利用します。(まして提灯軍団は虎視眈々?)
その意味では、未整備な市場ほど狙われます。
第二の経済大国?言葉だけの、どこかの「属国」に過ぎないのかもしれません。
五月から始まる「三角合併」では、時価総額が勝負なのです。
狙う側と狙われる側、どうなっていれば狙う側に好都合か?自明なのですが・・・・・!

日興の上場騒動を考えてください。
シテイのTOB価格は1700円に引き上げられました。
1350円から思えば、彼らは思惑を外したのでしょうが、これで諦める輩ではありません。
株式交換だって考えているでしょう。(それでも安い!のです。)
当然、株価を急落させれば、その分、彼らにとっては有利だったのです。
どうして、日興だけが特別って?
シテイが白馬の騎士だ!なんて誰も思いません。彼らはハゲタカなのです。
自社の株価に鈍感な優良企業は、業種を問わず、軒並み狙われるでしょう。
そうなるまで、株価が安いほど、彼らには有利なのです。

さて、本日引け後発表されました「先物の裁定買残」です。
N経済新聞の「未整理」どころか、当ブログの「一兆円減少」の予測よりも更に整理が進んで
いました。裁定買残は4兆5000億となったようです。
ピークを6兆2000億と推測すれば、1兆7000億円減少したのです。
その全額が「解消売り」でないにしても、やはり「一兆円の売り」は創出されていました。
だから、下がったのです!(では、今日の下げは?)
米国株安と株安の連鎖が、巧みに利用された?と考えます。
どちらにしても、米国頼みの一面は否定できませんが、急落後の米国には政策があります。
日本と違って、政策当局が株価に無関心ではないのです。

少なくても、日本株はオーバーシュートしています。
そして、だいじな需給も好転しているのです。
この水準から、トヨタがキャノンが武田/信越などのコア銘柄が、どこまで下がるか推測して
具体的に考えることが大事なのです。
個人的には、この下げ局面で、できるだけコア銘柄に集中するつもりです。