北朝鮮と機械受注が?

日経平均 16477.25 41.19 日経先物 16510 30 円/ドル  119.02
TOPIX 1634.83 0.62 TOPIX先 1635.0 -2.0 10年国債 1.720
出来高 168962   NYダウ 11857.81 7.60 WTI 59.96
売買代金 24801   ナスダック 2311.77 11.78 582.79

北朝鮮に関しては、とにかく、困ったことですね。
昔から「キチガイに刃物」って言われますが、何をしでかすかわからない恐怖なのでしょう。
要は、不確実性なのです。
ただ、今回の「核実験」にも、必ず、それ相応の理由はあるはずなのです。
北朝鮮の真の目的は?
真相はわかりませんが、相対的な利害ははっきりしてきます。
これまでの、友好国と考えられていた中国、ロシア、韓国はどうでしょうか?
ミサイルに核弾頭が搭載されたらどうなるか?
このミサイル、実際に米国まで飛ばせるの?
世界地図を見てください!北朝鮮から、北京やソウルがどれほど近いか!
核実験が行われたハムギョン北道とウラジオストクは?
今回は、どうも友好三国にとって、「対米/対日」以上の波紋をよんでいるようです。
そして、結果的にはしろ、誰が一番、ほくそ笑んでいるのか?
中間選挙が控えています。当然と言えば、当然かもしれません。
また、何よりも、独裁国家が、三代世襲できるかどうか?
北朝鮮にとっては、対外問題よりも国内統治の方に問題の核心はありそうです。

本日は、注目の「機械受注」です。
9/11日に発表された「7月の機械受注」は-16.7%の大幅な減少となっていました。
9/11日を思い出してください。14:00から、先物中心に急落したのです。
その8月の数値ですが、+6.7%と発表されました。
事前予想は+11%ですから、今回も大幅に事前予想を下回りました。
やはり、今回も14:00から、先物主導で急落しましたが、9/11日と違ったのは、引け際から下げ
渋ったのです。(日経先物は16630円→16440円→16510円)
この数値を見る限り、判断を来月に持ち越したのではないでしょうか。
まあ、総じて見れば、北朝鮮の核問題や今回の機械受注に関しては、冷静だったと言えます。

さて、本日の相場ですが、結局、日経平均は+41.19円高(トピックスは0.62p高)となりましたが
東証一部の値上がりは、僅かに374銘柄(値下がりは1236銘柄)でした。
どちらかといえば、全面安だったのです。
特に、新興市場の下げは止まりません。
マザーズ指数が-4.03%の下げ、ヘラクレスが-3.5%の下げでした。
最終的な期日や、見切り売りなど、まだまだ、底が確認できていないようです。
現在の相場が、大型の国際優良株の順張り相場になっているため、安値銘柄は、トコトン叩かれる
傾向にあります。(特に、中小型株や新興市場銘柄)
新高値銘柄の反面で、年初来安値更新も続出しているのです。

個人的には、本日は、キャノンの6500円、NTTの615000円、豊田通商の3240円の一部を売却、
目先の資金不足のためにと思ったのですが、「しまった!」と反省しています。
また、新たにオリコ(8585)の278円を買ってみました。

 

週明けのポイントは?

日経平均 16436.06 -13.27 日経先物 16480 20 円/ドル  117.96
TOPIX 1634.21 1.01 TOPIX先 1637.0 4.0 10年国債 1.705
出来高 154489   NYダウ 11866.69 16.08 WTI 60.03
売買代金 23075   ナスダック 2306.34 15.39 575.50

一週間を振り返れば、日経平均は+308.48円の上昇で、9/4日の16414.94円を抜いてきました。
また、トピックスは+23.48pの上昇に止まり、NT倍率は10.057倍となっています。
反面、新興市場のマザーズ指数は、-3.46%の下落で、明暗をわけています
キャノン、トヨタ、信越化学など、また、例の日経平均ワークシートの順番など、日経平均に対する
寄与率通りの上昇となっています。(キャノンが一日で300円以上上昇するのです。凄い!の一言
その一方で、銀行/商社/鉄鋼など素材は軟調な展開で「どうして上がらないの?」の声も。
個別銘柄でみても、東京エレクトロンや京セラの上昇に対し、ソニーや東芝の下落。
ソフトバンクの堅調に対し、ヤフーや楽天の下落。
特に、ミクシーなど新興市場銘柄の急落は止まりません!

川原神社の勉強会や、このブログを通じ、9/25日と10/10~12日の「転換日」を強調してきました。
まずは、日経平均やトピックスに関しては9/25日で確定したと思えますが、新興市場に代表される
中小型株や出遅れたトピックス型銘柄に関しては、10/10~12日なのかもしれません。
ミクシーの100万円の暴落などは、確かに、言った通りでした!なんですが、それでも投資家責任の
一言では済まされないような気がします。(IPOに関しては発行体にも責任が?)
新興市場は機能不全に陥る直前まできています。市場は誰が守るのでしょうか?

では、どうして、この様な明暗が出てくるのでしょうか?
ここでも、答えは、「買いが多ければ上がるし、売りが多ければ下がる!」なのです。
問題は「指数」なのです。
日経平均に比べてトピックスが割り負けしている分、銀行/商社/鉄鋼などに「裁定の売り」が?
マザーズ指数自体が売られるために、その寄与率の高い銘柄が売られるのです。
更に、その指数の「売り」に、個別の悪材料が利用されるのです。
商品指数が急落すれば「商社/素材」に大量な売り、WH買収が重荷?となれば東芝に大量な売りが
確かに、それはそれで?でしょうが、どうも疑問に思えてなりません。
いくら明暗を分ける「二極化」でも、今回は「IT相場」の様な特徴はありません。
売られやすい銘柄にも、指数中心の相場であれば、それなりの順番は回ってくるのです。

その意味では、週明けの「機械受注」が注目となります。
9/11日に発表された「7月の機械受注」(前月比-16.7%)が景気の先行きに不安を呼びました。
今回は、事前予想が10~11%の増加となっていますが、予想通りであれば?と思っています。
予想通りであれば(下振れしなければ)、今度はトピックス型(内需)も物色されるのでは?
まずは、この機械受注です。週明けの10日の14時に発表されます。

さて、週明けのポイントですが、
この機械受注を受けて、トピックス型(内需)が物色されるか?
→銀行の出遅れ、商社は年初来安値近辺など。
NTT(+ドコモ)が大相場なのか?
→KDDIを含め、年初来高値を更新!特に、NTTが634000円を抜けるか?
逆に、634000円抜けを確認してからでも遅くはないかもしれませんが、そうなれば大相場?
ソフトバンクの「空売り」は?
→ソフトバンクの信用の売残が5064万株(買残は5741万株:9/29日)と急増!
徹底した押し目買いに歩がありそうです。
また、直接的な関係はありませんが、ヤフーと楽天の動向。底入れを確認できるか?
新興市場は下げ止まるか?
→是非は別として、ミクシーの暴落は、何かを示唆しています。
このまま、新興市場が機能不全に陥るか?それとも、反発に転じるか?

どちらにしても、キャノンやトヨタに異論の余地はありませんが、ここは冷静に乖離率なんて
参考にして「押し目買い」を徹底しましょう。

 

今日、下がった銘柄は?

日経平均 16449.33 366.78 日経先物 16360 340 円/ドル  117.58
TOPIX 1633.20 31.21 TOPIX先 1633.0 27.0 10年国債 1.720
出来高 188067   NYダウ 11850.61 123.27 WTI 59.41
売買代金 27677   ナスダック 2290.95 47.30 566.70

昨日と全く逆の動きとなりました。
さすがに、ここまでの米国高には攻じ切れなかったようです。
個別的にはトヨタとキャノン、トヨタが230円高の6800円、キャノンが340円高の6590円と急騰。
また、日経平均の寄与率の高いアドバンテストは240円高、東京エレクは430円高、京セラは430円高。
この辺りは、日経平均ワークシートのリスト順となっています。
特に、今回は「時価総額」も加味して?と説明してきましたが、如何でしょうか?
また、その特徴としては、NT倍率にみられますように、トピックスが割り負けているのです。
本日も、NT(日経平均÷トピックス)は10.07(16449.33÷1633.20)と増加しています。
要は、銀行/商社/鉄鋼/不動産などの「内需」銘柄が上がらないのです。
なぜ? 売りが出やすい? 先物で「裁定」が効きやすい?
当然と言えば当然なのかもしれませんが、下がった水準は、更に売りやすい?のでしょう。
ただ、上昇局面で、日経平均型だけが上がることも不自然なのです。
まして、NT倍率が10倍を超えてきています。では、トピックス型は?

そう考えて、個々の銘柄をみてみましょう。
実際、トヨタやキャノンは別として、NTTやドコモが動きだしているのです。
ドコモは193000円、NTTは622000円で年初来の高値になっています。
ソフトバンクやKDDIとくくれば「携帯」がテーマになるかもしれません。
特に、NTTは04年4月の634000円を抜ければ、五年以上に及ぶボックス離れとなります。
また、ソフトバンクの5000万株を超える「空売り」は、どうやって解消するのでしょうか?
KDDIの親会社は京セラです。京セラの値動きも際立ってきています。
そして、銀行/商社/鉄鋼/不動産など、安値が目に付きますが、考えようによっては、その分
指数も上昇の余地が残っているのです。
これら「内需」銘柄が上昇に転じれば、トピックスは、その分上昇し易くなるのです。

本日は全面高となりましたが、その中でも、マイナスになった銘柄があります。
東芝が-40円安、ソニーが-10円安、任天堂が-260円安、愛知製鋼が-14円安、物産が-5円安など。
東証一部の値上がりが1409銘柄、値下がりが217銘柄ですから、マイナスは目に付きます。
東芝は、WH買収の出資負担、任天堂は好業績を織りこみ済み、愛知製鋼は業績不安?
その東芝ですが、-40円安は723円となっています。
出資負担って?そう思えば、700円ワレが狙い目と考えています。
また、愛知製鋼の業績不安って? よくわかりませんね。
トヨタが空前の増産をやって、グループ企業の業績に不安があるのは、ナンともです?
そう思えれば、750円は狙っても?と思いますが。

今日の上昇で、日経平均は9/4日の16414.94円を一気に抜いてきました。
こうなれば、いつもの「上がって強気の輩」が血気盛んになってきます。
「トヨタとキャノンが本命!新興市場から乗り換えましょう」って勧誘盛んになるでしょう。
本命は本命でも、必ず「値段」があります。
決して煽られることもなく、また、自ら奢ることもなく、着々と安値に徹しましょう。
売買で「鞘」をとるのは、業者に任せて、我々は、そんなに器用ではないのです!

 

乱雑な価格形成に!

日経平均 16082.55 -159.54 日経先物 16120 -120 円/ドル  118.03
TOPIX 1601.99 -15.85 TOPIX先 1606.0 -11.5 10年国債 1.720
出来高 190600   NYダウ 11727.34 56.99 WTI 58.68
売買代金 26110   ナスダック 2243.65 6.05 581.50

隙あらば?
先物主導の乱雑な価格形成となりました。
朝方から資源関連株(特に商社)に大量の売り物があったようです。
商品市況急落によるヘッジ売りと思えますが、三菱商事などPER10倍以下をどこまで売るのか?
本日、三菱商事は-120円安の2040円、三井物産は-84円安の1435円となっています。
出来高は、商事が2315万株、物産が2030万株の大商いとなりました。
どうも、先日のサハリン2問題以来、裁定に利用し易くなっているようです。
最も、今日の出来高から考えますと、商事の2000円ワレや物産の1400円ワレなどは、商品市況の
動向に関係なしに売られ過ぎの水準と思えますが?

そして、後場からは現物のバスケット売りが出た様子で、先物の売りと相乗しました。
トヨタ本体が買われる一方で、トヨタグループが売られる?
全面安の中(値下がりは1459銘柄/値上がりは187銘柄)トヨタは90円高の6570円の反面、愛知鋼は
-46円安の779円、ジェイテクトは-70円安の2220円など、こうなると業績ではないですね。
その愛知鋼にしても、出来高は284万株と、大商いとなっています。
買い板(注文)がないところに、大量の売りを出す。値崩れは当然なのです。
少なくても、個人投資家には、絶対にできない芸当なのです。

昨日のブログで対比しました、ソニーとドコモですが、本日も、その明暗は際立っていました。
特に、ソニーですが、本日も-180円安の4430円と安値を更新しています。
電機の中では、このソニーと日東電工(6988)の下げが止まりません。
日東電工は、昨日、9月の月間の売り上げを、前年同月比7%増と発表しましたが、更に売られ
-260円安の6530円となっています。連日の大商いになっています。
外資系中心に格下げのレポートが相次ぐのですが、不思議な事は、その目標株価が、各社ともに
実際の株価よりも、相当「上」なのです。(メリル9000円、モルガン7500円など)
どうも、下げている銘柄を、更に、安く叩きうる傾向があるようです。
あれ程、ソニーを6000円以上で推奨しておきながら?どうして、この水準では?

また、このブログでも、何度か取り上げていますトーメンエレク(7558)も同様でした。
株価は、1878円(-106円安)の安値更新で、終値は1907円(-77円安)となりました。
確かに、ここまで下がってくると、業績の不安に襲われます。(何かが隠れている?)
それでも、この株価はPBRは0.94倍、PERは9.63倍、配当性向は1.57%なのです。
親会社は豊田通商で、たとえ赤字になったとしても、トヨタグループでPBRが一倍以下!
こんな状況でも、売りが多ければ下がってしまうのです。
要は、1.57%の貯金と思って持続できるかが勝負のようです。

まあ、どちらにしても、明日は重要なポイントとなりそうです。
本日は、日経平均で-159円安でしたが、体感的には-300円以上安かった感じがします。
ここ数日、16000円ワレを買い下がれるか?
安値を買える「水準」となってきました。

 

ドコモとソニーに明暗?

日経平均 16242.09 -12.20 日経先物 16240 -50 円/ドル  117.57
TOPIX 1617.84 -7.26 TOPIX先 1617.5 -11.0 10年国債 1.690
出来高 149898   NYダウ 11670.35 -8.72 WTI 61.03
売買代金 21359   ナスダック 2237.60 -20.83 603.29

このブログでは、常に、自らの「予測」に対し「検証」→「反省」の必要性を主張しています。
また、逆に、その「予測」が正しい場合の「確認」も必要となるのです。
半年前を思い出してください。
N経済新聞は、ある意味「特集」の形式で、サウジの皇族のインタビューを掲載しました。
その記事で、これからサウジが狙っている有力銘柄としてソニーを紹介しました。
「これから買うって、自分から言うはずないじゃん!」って皮肉ったものです。
まして、その時点で、ソニーは6000円を超えていました。
その時、このレポートでは、ソニーの「技術空洞」を紹介しました。
そのソニーが、本日、4580円(-150円安)の年初来「安値」となりました。
電池回収問題が、下げの原因とされていますが、要は期日と技術に難ありなのです。

また、同じ時期に、同新聞は「注目株を斬る」でドコモを解説。(3/6日:夕刊)
「業績不透明感から下落!」とし「下値を模索する展開になりそうだ」で結んでいました。
下値を模索するはずが、結局は、ビタ一文下がらずの「安値」だったのです!
勉強会では「三月末を控え、配当を取りましょう!」ってドコモをご参考にあげました。
全く「売り/買い」が逆なのです。
そのドコモが、本日、19万円(+5000円高)の年初来「高値」となってきました。
ソニーとドコモ、正に明暗を分けました。
(その記事を信じ、ドコモを売ってソニーを買った投資家がいないとも限りません。)

それでも、この種の事は、N経済新聞だけではないのです。
ここ最近の、ソフトバンクの外資系からのレポートなんても、その典型なのでしょう。
リーマンの「妥当株価900円」を信じ、ソフトバンクを売っていたら?
本日の夕方発表された、9/29日現在の信用の取り組み! ビックリしました。
ソフトバンクの信用の売残は5064万株(641万株増加)、買残は5740万株(863万株減少)!
貸借倍率は1.13倍となってしまいました。
一体、どうやって、この売残を解消するのでしょうか?
上がるか?下がるのか?
少なくても、追い込まれた側が、益々、追い込まれる事は必定と考えます。

さて、本日の相場ですが、特徴としては、トピックス中心に「指数」が売られました。
NT倍率は10.039となっています。(日経平均に比べトピックスの下げがキツイ)
野村不動産の上場もありましたが、銀行/商社/鉄鋼など内需が売られました。
また、楽天やインデックスなど新興市場の主力株も急落、これも指数の影響と思えます。
ただ、東証一部の中小型材料株が物色されだしました。
新興市場も「指数」の影響を受けるとなれば、ある意味、当然の動きかもしれません。
第一パン(2215)東京特殊電線(5807)兼松日産農林(7961)などの材料株です。
まあ、是非は別として(全く買う気にはなりませんが)、個別色が出てくるのは好ましいのです。
間違いなく、現物市場の「買い」は、今度は逆に、先物市場に影響を及ぼすのです。

個人的には、本日は三菱商事(8058)の2150円を買いました。買い増しです。
ソフトバンク(9984)の2355円、トーメンエレク(7558)の1963円は空振りでした。