腹をくくれば?

日経平均 14644.26 -4.15 日経先物 14700 30 円/ドル  114.71
TOPIX 1505.51 -4.81 TOPIX先 1509.0 -4.0 10年国債 1.845
出来高 153045   NYダウ 10974.84 32.73 WTI 68.94
売買代金 18982   ナスダック 2107.06 -3.36 580.50

「商い少なく静かな相場」なんて、アホなコメントが出ていました。
確かに、現物市場は、今日も出来高は15.3億株、売買代金は1.89兆円の低水準でしたが、反面、
日経平均先物は107080枚と大商いでした。(静かな現物市場の裏で先物は過熱気味なのです。)
「指数」が一つの「仕手株」として、先物主導で大商いをやっているのです。
とても、「商い少なく静かな相場」なんて言えたものではないのです。
現物市場に「実需」の買いが入ってこない限り、この連中は先物を売ってきます。
また、彼らが「信用取引で痛んだ個人投資家の弱み」につけ込んできているのも事実なのです。
その意味では、この二点がポイントとなります。
繰り返しになりますが、現物に実需の買いが入るか?
特に、「外国人」の動向ですね。
明日からスタートと聞いていますが、野村のキャラバン隊など期待がもたれます。
また、主力株自体の自律反発も「実需」の買!なのです。(まだ本格化していません。)
個人の信用取引の状況はどうでしょうか?(維持率はどうなっているでしょうか?)
要は、個人投資家が「腹をくくれたか?」なのですが?
これは、口で言うのは容易ですが、一喜一憂の連続となっているでしょう。
正に「感情的要因」に基づく「下げ」となっているのです。

後場から、先物は-200円安の14470円まで、叩き売られあと、急速に戻し、結局+30円高の14700円で
終わっています。(前場:14720/14530円、後場:14700/14470円)
現物は、-4.15円安の小幅安となっていますが、実感的には-100円以上の下げと思えます。
先物が後場から売られるのはよくあるパターンですが、どうして、今日は戻したか?
要は、14500円近辺では、いくら売り方が勢いづいていても、「思惑」は張れないのでしょう。
現物との「裁定」が時間内に効かなかったのでしょう。
現物が、実感的には-100円安とは言っても、それ以下ではなかったのです。
指数に対する「寄与率」の高い「主力株」が下方硬直的になってきているのでしょう。
まだまだ、確認はできませんが、「売られすぎ」の局面なのでしょう。

具体的には、5500円以下のトヨタ、4500円以下のソニー、140万円以下の三菱UFJ、ドコモの
165000円以下、2200円以下のソフトバンクなど、寄与率の高い銘柄の「下値」が狙われだせば
先物もなぶれなくなってきます。
「安値」を買う!と腹をくくれば、相場の見方も違ってきます。

 

 

馬鹿の一つ憶え?

日経平均 14648.41 -211.94 日経先物 14670 -220 円/ドル  115.01
TOPIX 1510.32 -17.34 TOPIX先 1513.0 -15.0 10年国債 1.855
出来高 147007   NYダウ 10942.11 -72.44 WTI 68.98
売買代金 18633   ナスダック 2110.42 -19.53 572.40

また誤発注でした。(アドウエイズ株に関し立花証券が)
一体、ジェイコム騒動の再発防止はどうなっていたのでしょうか?
そもそもジェイコム騒動の時に述べましたが、誤発注は確率の問題なのです。
トレイダーにしろデイイラーにしろ、証券会社の発注の度合いに比例しているのです。
たまたま、IPOは、公開値と株数で、問題が顕在化するのです。
もしも、誤発注の再発防止を、真剣に検討するならば、証券会社の売買シエアを考える必要がある
のです。特に、先物市場ですね。一見、無関係に思われますが、ここがポイントなのです。
そして、その注目の先物市場。
今日もまた、後場からの「売り叩き」となりました。
テポドンは飛んでは来ませんでしたが、またまた、日銀総裁の村上ファンドなんでしょうか?
前場の終値が14810円(-80円安)が14610円(-280円安)まで叩かれました。
また、村上ファンドへのオリックスの出資額が200億円?あきれますね。
ただただ「感情的要因」で、指数そのものがなぶられてしまうのです。
一言、「投機的な先物売買に関しては調査の必要がある!」と述べれば一変するのですが。

さて、注目の「信用取引の買残」!
6/16日現在の残高が発表されました。買残は1171億円減少の48218億円となりました。
6/13日及び14日の「急落」に比べ、減少額が少ない、まだ未整理とみるべきか?
昨年は、買残のピークが5/13日、その後、15%減少して上昇に転じています。(32646→27846億円)
また、その間、株価は5/17日を底値に反転しています。
今回は、2/10日の59836億円が異常としても、それでも19.5%減少しているのです。
評価損率19.02%(6/9現在)の異常事態を、もしかしたら耐え抜いたかもしれません。
ここまで、不安心理が蔓延すれば、それでなくても「カメレオン軍団」は?
今こそ、「今日にでも二万円!」って言って欲しいですね。(何ヶ月も経っていないのです!)

このレポートでは、安値を買いましょう!って繰り返しています。
「馬鹿の一つ憶え」って揶揄されだしましたが、それでも、中長期投資の核心なのです。
その意味でも、ここから下げてくれれば、狙い目は出てくるのです。
では、主力株の「安値」は?
トヨタ(5430/5780)、ソニー(4660/4840)、ソフトバンク(2160/2440)、三菱UFJ(137万/145万)
キャノン(7270/7710)などなど・・・・・、(直近安値/20日終値)
もしかすると、不安心理の中、「安値」は見送られてしまっているかもしれませんね!
それでも、この局面は、一発必中ではなく、買い下がりで、「安値」に対応しましょう!

 

先物の出来高に変化?

日経平均 14860.35 -18.99 日経先物 14890 -30 円/ドル  115.66
TOPIX 1527.66 -7.05 TOPIX先 1528.0 -6.6 10年国債 1.820
出来高 143755   NYダウ 11014.55 -0.64 WTI 69.88
売買代金 17305   ナスダック 2129.95 -14.20 581.70

本日の東証一部の出来高は14.3億株、売買代金は1.7兆円と、相変わらずの低水準でした。
また、先週まで荒れ狂った日経平均先物は、65687枚と、史上最高を記録した6/9日の198527枚の
三分の一、先週の二分の一となっています。
このレポートでは、「高値」「安値」も大商い!「出来高」はそのシグナル!と述べてきました。
果たして、日経平均先物(指数)は、先週の14020円で「安値」をうったか?
N証券のレポートでは、今回の暴落を次の様に述べています。
「実体経済に基づく理性的判断と言うよりは、・・・、感情的要因に基づく動きが市場を動かす」
確かに、「世界同時株安」って不安心理なんですから、感情的要因と言えるのでしょう。
ただ、実務的には、信用取引の追証の「極み」、その「弱み」に先物・オプションがつけ込んだ
人為的な「暴落」だったと思っています。
先週末のNYダウは-0.64$安の小幅安にもかかわらず、シカゴの日経先物は-220円安の14700円!
大幅安だったのです。本日の、日経平均先物(大阪)の安値は14770円と、シカゴの値段には鞘よせ
しませんでした。(実は、また仕掛けてきたか?と注意していました。)
まだまだ断定はできませんが、状況は少し変わってきているかもしれません。
「テポドンが飛んできたらどうするんだ?」
にわかに「北朝鮮」の地政学的リスクが煽られだしました。
「世界同時株安」とあいまって「感情的要因」を払拭するのは容易ではないかもしれません。
その意味では「米国株の安定」や「信用買残の改善」などチェックが必要なのでしょう。
また、現物に「実需の買」が入ってくるか? 信用の追証にメドはたったか?
どちらにしても、先物の動向から目が離せません。(先物の今後の出来高に注目しましょう。)

このレポートでは、安値を買いましょう!って繰り返しています。
では、逆に、どうして、安値は買い難いのか?
それは、正に「感情的要因」なのです。
実際、主要株の大半は、まだまだ「安値」で放置されていますが、ヤフー、ソフトバンク、CTC、
ジャフコなど、もう「安値」ではなくなっているのも事実なのです。
5000円以上のアルバック(6728)ではなく、250円安の3710円のアルバックが狙い目なのです。
また、「新興市場」銘柄にポンプ状況が目に付きます。
「新興市場」の回復は、期待したいところです。

 

野村キャラバン隊に期待!

日経平均 14879.34 408.58 日経先物 14920 480 円/ドル  114.62
TOPIX 1534.71 48.73 TOPIX先 1534.0 51.0 10年国債 1.810
出来高 211980   NYダウ 11015.19 198.27 WTI 69.50
売買代金 27121   ナスダック 2144.15 58.15 570.29

「対応が難しい世界同時株安」(北浜流一郎氏)
世界規模での「金利引き上げ」とヘッジファンドの資金還元(資金縮小)が要因?
今週13日(火)の日経平均-614円安を、まのあたりにされると、その不安心理は充満します。
ただ、どうして「世界同時株安」の一番の下げが日本なのか?には答えてはくれません。
米国安と言って下げ、インドが下げていると言って、更に下げを加速する。
数値を取ってみれば、先進国ではダントツの下げとなっています。
昨日のレポートで述べましたが、信用買残が5兆円規模で、その評価損率が20%なんて、数字上の
問題ではないのです。「オートセル」なんて、異常中の異常なのです!
その「異常」に、どうして「対応策」が出てこないのか?
15日には、インドでは、「採り得る対応は全部行う!」の発言で7%指数が上昇しました。
連日の「外国人売り」(インドにとって)を牽制しました。翌日は4%上昇。
日本株の暴落は、信用取引を中心とした「需給悪」を、仕手化した「日経平均」が先物主導で演出、
「世界同時株安」って不安心理も利用されているのです。
どうして、そのことに「プロ中のプロ」を自認する方々がきずかないのか、不思議になります。
「信用取引」なんて、する方の責任で、それはリスク管理はできているハズ?
確かに、株式投資本来の中長期投資に徹すれば、「信用取引」は不要かもしれません。
バブル崩壊後、あつものに懲りた「信用取引」は急速に減少しました。
評価損率20%って言っても、その「残」自体が少なかったため、問題にもならなかったのです。
でも、今回は違います。ネットを通じて急拡大したのです。
信用の買残が5兆円を超えて、その評価損率が20%では、それはそれで「投資家保護」の方策が
必要となっているのです。
ジャスダックに限れば、評価損率は30%を超えたそうです。
しかも、その「弱み」につけ込んでいるのが、証券・自己の先物売買では、お話になりません。
「投資家保護」「投資家育成」は大命題なのです。
大命題は、時として、たとえ自己責任と言っても、守るべきは守られるべきなのです。
「現場」にいれば、こんな単純なこと、誰にだって解るのですが。

さて、来週も、まだまだ波乱が予想されます。
ただ、「世界同時株安」は、おそらくは仕組まれた「不安」と思っています。
バーナンキFRB議長の発言を契機とした「世界同時株安」によって、一体誰が得をして、誰が損を
しているか、考えれば自明なことなのです。
週末のNYダウは、僅か-0.64$安なのです。心配な米国の動きに比べ、シカゴの日経平均先物は、
何と-220円安の14700円なのです。
シカゴを下げておいて、週明けの大阪・シンガポールで、大量な売買が開始されるのです。
仕手株となってしまった日経平均の行方は、まだまだ、安心はできないのです。
その中、業界のリーダー「野村證券」が、6/22日から、日本株をすすめるキャラバン隊を復活する
そうです。「実需」の復活が相場を変える事は間違いなさそうです。

信用評価損率は語る!

日経平均 14470.76 161.20 日経先物 14440 170 円/ドル  114.91
TOPIX 1485.98 19.84 TOPIX先 148.30 21.5 10年国債 1.770
出来高 173233   NYダウ 10816.92 110.78 WTI 69.14
売買代金 23617   ナスダック 2086.00 13.53 565.50

6/9日現在の「信用取引の評価損率」-19.7%になっているそうです。
6/13日の暴落時(日経平均-641円安)には、-20%を超えていることが予想されます。
実はこの評価損率が-20%を超える!ッテ事態は、めったに起きることではないのです。
「信用取引条件」を考えれば、一目瞭然となってきます。
現在の「信用取引条件」は、委託保証金率が30%、株式担保掛目が80%で、90年の10/5以来の
緩和状態の継続となっています。
単純な計算です。
300万円現金(株券ならば評価額が375万円)を預ければ、1000万円の売買が可能になります。
その1000万円で-20%となれば、維持率の20%を切って追証の発生となります。
不足の担保を入庫するか、建て玉を損切りするかの二者択一となります。
この行為が遅延すれば、「オートセル」(自動決済)となります。
したがって、評価損を引きずって、その数値がどんどん悪くなるって、頻繁にはおきないのです。
2001年以降、この評価損率が-20%を超えたのは、三回あります。(最高は01年9月の-28.1%)
ただ、その三回とも、信用の買残は2兆円以下なのです。
評価損率が-20%を超えても、評価損の絶対額は、今回と比較になりません!
今回は、6/9日現在の買残が49390億円です。
買残自体は、ピークが2/10日の59836億円ですから、丁度、一兆円減少していますが、それでも、
一兆円の評価損があるってことなのです。
追証になった場合、先ずは、担保の差し入れを考えます。
現金は?担保に入っていない株券は?投資信託は?
インド株投信?中国株投信?ブリックス投信?それらは流動性がないのです。解約すれば・・・?
それらの「新興諸国」の株が急落するのは当然なのです。
また、国内でも、下がっていない「電力株」が売られたり、運用成績を誇った「トヨタグループ・ファンド」
が急落したり、その影響は計り知れません。
今日も、全く懲りずに「先物売買」は大商いですが、正に、「世界同時株安」と煽りながらも、
この個人投資家の陥った「信用取引の弱み」につけ込んでいる事は自明なのです。

さて、ではどこまで下がってしまうの?
それは、追い詰められた「信用買残」があとどのくらいか?にかかります。
しかも、その「弱みの状況」は、誰にもわかりません。
ただ、その状況が、もっとも顕著に表れていた「国内・新興市場」が回復しだしているのです。
マザーズ指数でみれば、6/2日の1188.44ポイントが、本日で1439.49ポイントで21.12%も回復
してきているのです。
まだまだ、この暴落の余波は予想されますが、「安値を買う!」しかも、買い下がりで!