一喜一憂の毎日

日経平均 15096.01 -288.85 日経先物 15100 -260 円/ドル  113.27
TOPIX 1533.54 -33.76 TOPIX先 1534.5 -32.0 10年国債 1.875
出来高 196038   NYダウ 1100.014 -46.58 WTI 72.50
売買代金 25111   ナスダック 2162.78 -6.84 634.70

連日の急落です。日経平均は、この三日間で693.3円の下落となっています。
また、4/7日からの下落率は14.1%となっています。
2003年に遡りますが、当時、野村證券の株式関連の部署にいましたが、よく質問されました。
「どうして、こんなに日本株は下がるのでしょうか?」(日経平均が7603.76円当時)
「売りが多いからです。」
当時は、「外国人の買い」以外は、国内勢が総売りだったのです。(需給構造のミスマッチ!)
当時と状況は、全く違いますが、今回の急落も、それなりの深刻さを肌で感じます。
投資家が不在なのです。(総論の意味です。現在、奮闘されている方々が少数なのです。)
「高値」で踊る(踊らされる)投資家の割りに、「安値」を買い向かう投資家が不在なのです。
本日も、寄り前の「外国人売買動向」は、十日連続の売りこしになりました。
昼の「バスケット」も「売りきめ」が多い、と伝えられました。
これでは、いつものパターンの繰り返し、「先物主導」の急落に繋がっていきます。
この間、現物株市場は、「裁定」分を売り切るだけで、それ以外の売買は目立たず。
この現物株市場、50億株は当たり前、年内には100億株の出来高も夢ではなかったはず。
その現物株市場が、機能不全に陥ってしまっているのです。
しかも、その機能不全までも、「先物」では「下げ」の要因としてつけ込まれているのです。

さて、日経平均は15096.01円(-288.85円)となってきました。
昨年の5/20日の10788円を起点に、今4/7日の17563円は、62.8%の上昇!黄金分割でした。
この上げ幅の、黄金分割の調整は、14950円(38%下落)、ここで止まるか?
明日は、日足ベースの「新値累積値」の「極限数値」の「22」へ挑戦ともなります。
また、新値三本足は、これまた本日で「13」本。
どちらにしても、「現物」に実需の買いが入ってくるかが「鍵」となっています。
ザラ場で、安値(下ヒゲ)をつけ、大引けでは「大幅高」なんて、理想的なのですが。
繰り返しますが、いくら「先物」主導で「売りが加速」って言っても、現物市場に実需の買いが
入れば、「先物」は安易に売れなくなるのです。
売りが多ければ下がるのですが、逆に、買いが多ければ上がるのです。

また、ここまで下がってしまったのです。
「投資スタンス」は、必ず、中長期を見据えましょう。
一喜一憂の毎日ですが、株式投資には一喜一憂が大事!と信じています。
そして、「検証」と「反省」です。
次の「一手」は、必ず、このプロセスから、精度が高まると確信しています。

やせ我慢でも

日経平均 15384.86 -283.45 日経先物 15360 -320 円/ドル  112.25
TOPIX 1567.30 -27.62 TOPIX先 1566.5 -28.5 10年国債 1.925
出来高 154154   NYダウ 11048.72 -199.15 WTI 72.60
売買代金 20741   ナスダック 2169.62 -49.79 648.70

寄り前の「外国人売買動向」は、本日も870万株(2580-3450)の売り越しでした。
これで、九日連続の売り越し、しかも、米国株の大幅安での始まりとなりました。
結局、日経平均は15384.86円の-283.45円安となりました。
東証一部の値上がり銘柄は189銘柄、値下がりは1459銘柄と、その85%が値下がりしました。
問題は、外国人売り!信用の整理!といっても、出来高(売買代金)自体は低調なのです。
出来高15億株、売買代金2兆円では、現物株市場は、全く、機能していないのが現状なのです。
実際、先物売買からの「裁定解消の売り」で値が付くだけで、ザラ場中の個別銘柄のチックは
ほとんど感じられません。
また、先週「15年ぶりの大商い」だった先物も、昨日が75438枚、本日が87168枚と10万枚以下。
先物も、週末の「SQ」を意識しはじめました。
市況解説を見ても、あれ程「強気」だった連中が、一転「弱気」?
またまた、イランの地政学的なリスクを取り沙汰、米国株に対する不安を煽っています。
もっとも、これらのカメレオン的な変身は、今始まったことではありません。
それに、地政学的なリスクなんて、もともと、米国のための、ある種のフレーズなのです。
米国株が本気で心配ならば、米国株に投資するべきなのです。
外国人が、日本株にこれだけ投資したのです。(2001年以降、31兆円の買い越し)
米国株が気になるならば、直接、米国株を買った方が、それなりなのです。
また、外国人の日本株売りは、気になるところですが、日本経済の成長力を考慮したならば、この
水準で売ってくれるならば、それは日本にとってはラッキーなことでしょう。
デフレで買った資産を、みすみす、デフレ脱却の入り口で売却するとは考えられません。
会社自体を自分のものとするか? それとも、高値で売りさばくか?
この手法は、村上ファンドだけではないのです。

その意味でも、今後の「外国人動向」に注意していきましょう。
寄り前の動向から、「売り越し」→「先物売り」→「現物に裁定の売り」。
後場からは、「バスケットの売り」→「先物の売り」→「現物に裁定売り」。
このパターンで、現物市場には、その主体性は全くなくなっています。
そして、このパターンは、「外国人の買い」や「バスケットの買い」さらに、現物に実需の買い
などにより、反転してきます。
特に、価格が下がっています(バーゲンセールです)、個別銘柄に対する実需の復活が期待される
のですが。 価格の下方硬直性は、下ヒゲの後、試されるかもしれません。
「安値」を買いましょう!
「安値」は、戻ってしまったら、もう「安値」ではなくなってしまいます。

明日は、碍子(5333)の1300円われ、ジャフコ(8595)の6000円われ、アイシン(7259)の
3500円われ、などなど。
厳しい局面ですが、「下がれば買う!」しかも、やせ我慢でも、少しは余裕をもって。
あと500円の下げを視野に入れて、ここは踏ん張りどころと考えます。

 

 

村上代表の逮捕

日経平均 15668.31 -121.00 日経先物 15680 -110 円/ドル  111.63
TOPIX 1594.92 -11.19 TOPIX先 1595.0 -13.0 10年国債 1.860
出来高 151896   NYダウ 11247.87 -12.41 WTI 72.33
売買代金 21235   ナスダック 2219.41  -0.45 641.00

村上代表の逮捕となりました。
ニッポン放送を廻る買収劇当時、いくら法に触れないからって「お天道様は知っている!」
やっていい事と悪いことの「分別」を、このレポートでは強調しました。
そして「法」は、あくまでも「網であって壁ではない!」とも述べました。
ここ一年、ライブドア事件、監査法人問題、村上ファンド事件と捜査は進んでいます。
それでも、これらの事件は、全て、波打ち際でふさげているはずなのです。
時間外取引にしてもインサイダー取引にしても、彼らは「市場」を通しているのです。
「市場」を通したという事は、自ずから「市場」のチェックを受けているのです。
当然あるべき「市場」チェックが機能していなかったことこそが、問題の核心なのです。
「利益第一主義」に陥ってしまった証券会社に「倫理感」はありません。
「利益」を優先する「取引所」にも、審査機能、一般投資家の保護育成の姿勢はありません。
「村上ファンド銘柄」一覧(特集)などの雑誌のたぐい。有名経済新聞もですね。
その意味では、我々は強くならなければなりません
目先の「欲」に踊らされずに、しっかりと、「安値を買う!」を貫く必要があるのです。

寄り前の「外国人売買動向」によれば、外国人は、八日連続の売り越しとなりました。
前5月は、月間を通して5500億円の売り越しとなっています。
この月間での売り越しは、2005年、2006年では初めてのことでした。
この数値から、確かに今回の「急落」が、外国人売りが一因でもあるのも事実なのです。
それでも、5月は自社株買いを中心に、「事業法人」が5000億円の買い越しなのです。
「外国人の売り」は「事業法人の買い」で吸収されているのです。
結局、今回の「日本株急落」は先物中心の「指数売買」によるもので、その「犯人」は証券会社の
自己部門なのです。「外国人」の「実需」の売りを、見事に利用しているのです。
しかも、「新興市場」の崩落が重なりました。
今更、信用取引の買い残が重石に!なんて、おとぼけもいいところなのです!
結局、そのツケは、一般投資家に回ってしまったのです。(セイリングクライマックスなど)

今回の村上ファンド問題に対する「司法」の見解は、「一般投資家を巻き込むのは許されるべき
ではない!」ってなってくると思われます。
一般投資家の育成の使命感を、今、誰が担うのか?
証券会社は、自らの使命感を放棄するとともに、その存続基盤すらも放棄し始めているのです。
それを意識してか、野村證券は、野村證券グループから野村グループと、名前は大変身?
一体、一般投資家の育成は誰が担うのでしょうか?
そして、その「答え」は既に見えているのです。

本日、日経平均・トピックスは、反落しましたが、「新興市場」は堅調となりました。
何としても「新興市場」の崩落は、今回の村上代表逮捕で終止符が打たれることを願います。

 

一本の電話に

日経平均 15789.31 285.57 日経先物 15790 290 円/ドル  112.73
TOPIX 1606.11 21.55 TOPIX先 1608.0 23.5 10年国債 1.915
出来高 240403   NYダウ 11260.28 91.97 WTI  70.34
売買代金 30643   ナスダック 2219.86  40.98  633.50

大変な一週間でした。特に、昨日は大変な一日でした。
「村上ファンド」に関しては、web-nikaidouをみても、予想通り、問題はライブドア同様、資金源
に移っていくのでしょう。「高値売り抜け」は、従来の「仕手筋」の手法だったのです。
「村上銘柄」の急落に、追証、不安心理が重複してしまいました。
株価は10時過ぎから急落、こんな時「安値を買いましょう!」何て言われても・・・・。
頭に血が上っている瞬間、東京のI氏より電話。
「セイリング・クライマックスだね。」
「一年に一回は、ないと思っても、やはりあるね!」って。
そのI氏は、「ジャフコの5820円が買えてしまった。」そうです。
当の自分は、6030円で30分前に買ったジャフコを、5810円で投げた矢先だったのです。
本来であれば、決してやるはずもない投資行動だったのです。(5810円はその日の安値!)
面白いもので、この電話、一本!  あっつ!
「安値を買いましょう!」の思いが、冷静に蘇ったのです。
直ぐに、数銘柄に「指値買い注文」を入れました。
結局、愛知製鋼の763円、ドコモの17600円を買い、ダイセキとフジミインコは日計って(買-売)
ジャフコの損失を埋めました。(ワンショット200万円以内でやっています。)
ソフトバンク、ヤフー、インデックス、日本碍子は、指値はしたものの買えませんでした。
いつも、「安値を買いましょう!」って言っていても、儘ならないものです。
本日、ソフトバンクは2160円→2605円(20.6%)、ACSESSは78200→896000円(14.6%)、楽天は
67600→78900円(16.7%)、インデックスは99400→121000円(21.7%)などなど・・・。
「安値」は充分に買えたのです!
そして、昨日の特徴は、これ程の急落にも関わらず、トヨタ、三菱UFJ(主力銀行株)、ファナック
KDDI・・・・などの主力株は、全く下がっていないのです。

結局、日経平均は、285.57円高の15789.31円で終わりました。
安値の15266.97円から522.34円の戻りとなりました。
26週前の日経平均が、15421.60円ですから、かろうじて、26週移動平均は、前週比プラス!
来週は、15404.05円(週末・終値)がテストされることになります。
とにかく、「安値を買いましょう!」
実際の投資行動は、時として「逆」をやってしまうことが・・・・要注意ですね。

 

どうして、毎日毎日?

日経平均 15503.74 36.41 日経先物 15500 30 円/ドル  112.61
TOPIX 1584.56 4.62 TOPIX先 1584.5 4.5 10年国債 1.920
出来高 169479   NYダウ 11168.31 73.88 WTI  71.29
売買代金 23079   ナスダック 2178.88  14.14  649.00

どうして、毎日毎日、後場から売られるのでしょうか?(先物が主導しています。)
一般投資家ならともかく、先物市場の90%は「業者」がシエアしているのです。
昼のバスケット売買(現物の買いが来ない)を確認して、仕掛けるのでしょうが、それにしても
連日です。前場の「買い」を後場に振り返れば、こうもひどくはならないのですが・・・・?
何か違った意図があるのか?全くの不思議なのです。
そして、これまた、連日の「安値更新の新興市場」!
マザーズ指数は-52.90ポイント安の1317.80ポイント!1/16日の高値が2800.88ポイントですから、指数が
短期間の間に半分以下!ジャスダック指数が、-2.16ポイント安の99.44ポイントで100ポイントの大台ワレ!
指数自体が半分とか三割急落した場合、個別の銘柄に至ったら・・・・。
おそらく、オプションが隠れているのでしょうが、この急落は異常です。
先物とオプション、やはり、その実態をデイスクロするのは関係者の急務ではないでしょうか。

N経済新聞によれば、昨日の日経平均-392円安に対し、
「個人 過度の強気後退」「信用取引で含み損」「新興株安から売り波及」と今回の「急落」を
個人投資家サイドが原因と断言しています。  果たして、そうでしょうか?
個人投資家は、あくまでも結果として、この厳しい状況に追い込まれたのであって、「犯人」は
別に隠されているのです。
煽るだけ煽っておいて、後は、個人投資家に、そのツケを回しては、本来の投資家保護の精神は
一体、どこへ行ってしまったのでしょうか。
今回の急落で、いかに彼らが無責任なのか!よくよく理解できた事と思われます。
やはり、投資本来の中長期的な「保有」のスタンスが重要となっているのです。
「株はヤルものではなく、持つもの」なのです。

だから、毎回毎回、言い続けます。 「安値」を買いましょう!
「安値」を買えば、後は、持っていればいいのです。
たとえ、天下の「トヨタ」でも、6950円を買ってしまったら、1000円下がるのです。
1000円下がってしまうと、そうは言っても不安心理は増幅してしまいます。
いくら「トヨタ」は一万円(大方の証券会社の目標値)って言っても持ちきれません。
だから、買うのは「安値」なのです。
それも、一発必中ではなく、時間分散と銘柄分散。(誰も安値は教えてくれません!)

目先、500円安の15000円ワレを視野に入れながら、主力株の「安値」を狙いましょう。
トヨタ、三菱UFJ、キャノン、日本特殊陶業、BS、アイシン、ドコモ、日立・・・
有名ブランドの大バーゲンは続いています。
また、新興市場に関しては、その「夢」を消さないためにも、「投機」と割り切って、一歩を
踏み出しても・・・と思っています。(勿論、割り切れる方のみですが。)