ソニー・ショックでしたか?

日経平均 16906.23 -208.31 日経先物 16980 -170 円/ドル  114.11
TOPIX 1716.43 -12.94 TOPIX先 1724.0 -12.0 10年国債 1.915
出来高 173869   NYダウ 11382.51 28.02 WTI 70.97
売買代金 26157   ナスダック 2344.95 11.32 636.29

ソニー・ショックでしたか? それとも、円高ですか?(4/28日の日経平均の安値は16750.50円)
あれだけ、持ち上げたのですから、そうそうソニー・ショックとも言えないのでしょう。
とにかく、「技術のソニー」が、量販や金融では、この先どうなるか心配なんです。
そして、一番の問題は、四半期毎の決算数値が発表されているにも関わらず、アナリスト自身が
何の分析もしないのです。株価上昇に、そのレーテイングを合わせてしまう傾向!ここなのです。
たとえば、「液晶テレビの増産!」と囃しても、その事が実行可能か、ないしは、それによって
どの程度、数値が改善されるか? 誰も答えていないのです。
ソニーと松下の財務諸表を横に並べてみれば? 少しも難しい事なんてないのです。
370円安のソニー、単に「円高」だけでは弁明できないようには思えますが。
今週は、週明けの-489.56円安から週末の-208.31円安と、波乱の「週」となりました。
この様な波乱は、更なる大波乱の「兆し」に違いありません。注意は怠れません!
勿論、その様な「大波乱」には、もう少し時間的な余裕はあるのでしょう。
前回も述べましたが、今回は原油動向と、それに伴う米国経済の破綻が、その主因でしょう。
日本株も、そこを焦点に考えるべき!と思っています。
また、短期的には、どこで4/7日の17563.37円を抜くかが注目です。今週の「下げ」は、確実に
高値波乱を物語っていますが、逆に言えば、下げている間は大丈夫なのです。
決して「高値」を更新して「強気」にはならないことです。「月足」あと一本と思いましょう。
そして、個別銘柄(銘柄選別)です。
まずは、何が何でも「高値」を追わない! 「安値」を買う! このことでした。
このレポートでご紹介しました伊藤忠テクノサイエンス(4739)が、この下げの中、500円高のストップ高!
どうしてなんでしょうか? ただただ、出遅れていただけなのです。
今後、この種の「動意」は、更にはっきりしてくると思われます。
要は、「金太郎飴」(力ずくの均一銘柄群)では立ち行かなくなっているのです。
その意味で、週末(4/28)の「下げ」で、個人的には次の銘柄を買ってみました。
(4/28日の買付け銘柄)
豊田通(8015)1000株・2860円、ジェイテクト(6473)300株・2415円、王子紙(3861)2000株・675円

尚、四月のパフォーマンスは以下の通りでした。
見ての通りで、今月は結構、難しかったようです。
(四月のパフォーマンス)   使用現金:1000万円
実現損益:305,221円   評価損益:-324,863円  実質損益:-693,088円
(一月~の累計パフォーマンス)
実現損益:1,465,384円  評価損益:-324,863円  実質損益:1,140,521円

 

 

米国の選択

日経平均

17114.54

58.61 日経先物 17150 60 円/ドル  114.66
TOPIX 1729.37 6.08 TOPIX先 1736.0 10.5 10年国債 1.970
出来高 164881   NYダウ 11354.49 71.24 WTI 71.93
売買代金 24532   ナスダック 2333.63 3.33 642.00

原油」は高い方が望まれるのでしょうか?
少なくても、消費者にとっては「安い」方に決まっていますよね。
その「原油」は、ここ五年の内に、何と4.3倍になっているのです。(17.45→75.17$)
同期間のCRB商品先物指数は1.95倍。(183.52→357.29)
世界的な大インフレを物語っているのです。
では、どうして、こんなに「原油」は上がったのか?
まずは、いつもの「需給」です。「実需」と「投機」の両方でしょう。「政策」も、ですね。
日本の「ゼロ金利」が資金供給の源泉となり、更に結果として創出されたオイリマネーが、世界中を
駆け巡っているのです。株や不動産もバブリ始めたのです。
当然ですが、「金利」も上昇します。
では、「金利」は上昇した方が良いのでしょうか?
単純に考えましょう!「金利」は「成長率」なのです。
日本は「デフレ」だったからゼロ金利だったのですが、竹中大臣や日銀の大きな間違いは、いや、
おそらくは解っていたのでしょうが、時代がグローバル化していることの認識。
「デフレ」も「鎖国」なら何の支障もないのですが、グローバル化していれば、インフレの通貨で
デフレの「資産」を買い捲られるのは必然なのです。
実際、この時期に、日本の株、不動産、企業自体も「外国人」は大量に買い漁ったのです!
日本だけが「デフレ」なんて、有り得ないのは誰にだってわかるのです。
「金利」が「成長率」である限り、もはや、日本のゼロ金利維持は、その理由を失いました。
その意味でも、日本の「金利」だけではなく、世界的に「金利上昇」なのです。
ここで、困った(辻褄があわなくなった)のは、実は「米国」なのです。
政策金利(短期金利)は上げながら「長期金利」は上げない、インフレは助長するが好景気は
維持していく!この身勝手な「政策」に陰りが出始めたのです。
そうです!日本のゼロ金利解除なのです。実際、米国の長期金利は5%を超えてきました。
長期金利の上昇は、住宅景気を一気に冷やす可能性があるのです。
しかも、米国の基幹産業は空洞化が激しくなっています。(GMが典型です。)
実は、「原油高」と「日本のゼロ金利」で潤っていた「米国」が、これ以上の「インフレ」には
耐えられなくなってきているのです。
「金利」を上げられない「米国」には、ドル安の可能性が生じ、ドル安になれば、資金逃避が生じ、
さらに他国の金利上昇が追い討ちをかける、米国はスタグレーションへ?
さて、「原油」です。それでも、主導権は、まだまだ「米国」にあります。
本当に、厳しい選択を、「米国」は迫られていることになりました。「原油」動向に注意!
おそらく、今年どこかで(秋口と考えています)、この「矛盾」の精算を、世界的規模で強いら
れることになると思っています。
勿論、日本の株も例外ではありませんが、その時は、本当の意味で、安値が買えるのです!

今日の「ソニーの決算」ですが、何かとり作った「張りぼての決算」にみえます。
この「株価」には近寄らないのが賢明と思っています。

 

 

ソニーの技術は?

日経平均

17055.93

85.64 日経先物 17090 150 円/ドル  114.92
TOPIX 1723.29 3.56 TOPIX先 1725.5 9.5 10年国債 1.935
出来高 16079   NYダウ 11283.25 -53.07 WTI 72.88
売買代金 24902   ナスダック 2330.30 -3.08 634.20

昨日も述べましたが「先物」に関する限り、かなり、気迷いが感じられます。
その分、現物は「個別部色」の色彩がでて,相場としてはbetterになっています。
明日(4/27)は、いよいよ、注目の「ソニー」の決算発表です。
ここ最近の(ソニーの)株価上昇の根拠は何だったでしょうか?
「オイルマネーの狙う最右翼!」「液晶テレビの出荷台数増を計画」「プレステ2の値下げ」等
新経営陣になってから、マスコミをつかった巻き返しが「材料」視されているようです。
ソニーの株価(6000円)を許容できる「業績」は?
クレデイスイスの目標株価7500円をはじめ、外資系証券の「強気」が目立ってはいるのですが、たとえば
PERで何倍まで買えるのか?意外に、答えてはいないのです。
まあ、松下が50倍だからって考えれば、EPSは120円となります。でも、その後は?
現在、ソニーには思ってるほどの「技術力」はないのでは?(松下と比較しては失礼?)
「液晶テレビ」って言っても中身は「サムソン」、期待のウォークマンAも「i-pod」の前には?
まして、プレステ2を値下げして、プレステ3に備えたって・・・・。
そんな思いの中、「技術空洞」(宮崎琢磨著:光文社ペパーバックス)を見つけました。
「技術が消えブランドだけが残った!」
「数字至上主義、歪んだ成果主義、社内の派閥争い、これらがソニーから企業存立の根幹である
技術を奪い去ってしまったからだ。」(引用)
とにかく、一読をおすすめします。
そして、この「本」に書かれている「病巣」は、何もソニーだけではないのです
業界のトップと錯覚されていても、いつかはメッキは剥がれるのです。
やはり、アナリストたる者は、その企業体質の変化にも配慮が必要となってきます。
株価は、買いが多ければ、確実に上がります。問題は、その継続性なのです。
勝手な「美点凝視」に、一般投資家を巻き込まないで欲しいのです。
その意味で、ソニーは変われるか(買われるか)? 明日は、注目となります。
もちろん、高値は買わない!なんですから・・・・・。

尚、原油動向に関し、米国(ブッシュ大統領)が本気かどうか?
原油は上がっても下がっても、本当に難しい局面に入っていると思われます。
どちらにしても、軟着陸の可能性は低くなっています。注意しておきましょう!

今日一日は?

日経平均 16970.29 55.89 日経先物 16940 90 円/ドル  114.60
TOPIX 1719.73 8.97 TOPIX先 1716.0 11.0 10年国債 1.910
出来高 165641   NYダウ 11336.32 -11.13 WTI 73.33
売買代金 26125   ナスダック 2333.38 -9.48 623.90

「先物」の動きを注視する余り、疑心暗鬼に?(証券・自己は?)
為替は114円台と、急速な「円高」、外国人も「売り越」(寄前動向)これでは?なんでしょうが。
注目の(心配された)日経先物の「安値」は16790円(-60円安)まででした。(終値は16940円)
少なくても、今日一日に関しては、売り叩けなかったのです。
東証一部の値上がり数は1183銘柄で、下落の432銘柄を大幅に上回りました。
「新興市場」も、インデックス(4835)に象徴されるように堅調な動きとなってきました。
今日の相場展開をみても、証券会社や年金などの「機関投資家」は、自信喪失してくれていた方が
どうも相場にとってはbetterなのかもしれません。
後場からですが、決算発表を受けて日野自動車(7205)が波乱。事前予想を下回った株価は667円
まで(-37円安)売られましたが、注目は、その出来高です。後場から1000万株(前場は197万株)。
短時間の間に、大量の株を、ある意味で値段を無視して売買、到底「個人」にはできません。
また、ドコモ(9437)も後場から大量の売り、安値は167000円までつけています。
とても、「個人」とは考えられません。
先物主導の「裁定」も「バスケット売買」も、価格を無視?これは「個人」にはできないのです。
それでも、今日一日に関しては、気迷った分、正常だったかもしれません
「65000円以下を買いましょう!」って述べていました「ヤフー」が、本日、3300円高の67500円と
なってきました。昨日一日でしたが、65000円以下は充分に買えているのです。
そして、「16万円台のドコモ」でした。お蔭様で、この16万円台も充分に買えるのです。
インデックスの13万円台は、どうも難しいようですが、要は「安値を買う!」ことなのです。
ただ、この「安値を買う!」には、胆力が要求されます。
「安値」は、その時点では解らないからです!安く買えても、大方、更に下がるのです。
今回も「エネサーブ」が、いい例ですね。
エネサーブは、本日は39円高の1715円と反発しましたが、昨日の安値は1655円でした。
この1655円で買っていれば、配当利回りは3.02%なのです。
いくら3%の配当があっても、「底割れ」する場合もあるのです。胆力は必要なのです!
それでも、「安値を買いましょう!」なのです。
株式投資にあたって、乗り遅れは、決してありません。断言します。
ただ、・・・・。胆力なのです。

尚、決算数値に過敏になっています。発表の日時には注意しましょう。

 

週明けの大波乱は?

日経平均 16914.40 -489.56 日経先物 16850 -570 円/ドル  115.67
TOPIX 1710.76 -45.64 TOPIX先 1705.0 -54.0 10年国債 1.890
出来高 182396   NYダウ 11347.45 4.56 WTI 75.17
売買代金 28656   ナスダック 2342.86 -19.69 635.50

やはりと言ってしまえばそれまでなんですが。(日経平均は-489円安の16914.40円)
先週末のバランスの悪さが、週明けの大波乱となりました。(コア銘柄への過度な集中!)
でもどうして?
いつもの事ですが、四の五の言わなければ、ただただ、売られたのです。
「オプション」に「先物」!それに、「為替」が絡んで、「裁定」売り!
おそらく、この「下げ」で、カメレオン軍団は豹変してくるでしょう。(下がれば弱気に大変身!)
なにしろ、日経平均・トピックスは「新興市場」に比べて下がっていないのです。
本日、日経先物の出来高は135794枚と急増しています。
反面、現物市場は、通常通り、犯人は、先物・オプションなのです。
この先物主導の「裁定」に伴う「現物売り」には、容赦・裁量は全くありません。
当然、「板」の薄い銘柄は下げ易くなってしまいます。
それでも、「安値を買いましょう!」って肝に銘じていれば、それなりなのです。
勿論、豹変するカメレオンならともかく、そうノンキにしていられないのも事実は事実。
なにしろ、評価損は、一気に拡大しているのです。(信用取引の追証も予想されます。)
でも、敢えて繰り返せば、下がって狼狽してはならないのです。
誰だって完璧に「売り買い」などできないのです。
ただ、必ず、自らの「投資行動」に対する「予測」→「検証」→「反省」は必要!なのです。
今日の大幅な下落は「ヘッジファンドによる売り仕掛け」なんて、コメントされるでしょうが、
本来は、想定の範囲にしておかなければならないのです。
どちらにしても、「金太郎飴」銘柄への、安易な集中には「限界」が感じられます。
「指数」が上がるから、その「寄与率」で銘柄を決めていては・・・・?
だから、「テーマ」が欲しいのです。
上がりきった銘柄が、更に上がっていくには、それなりの「時間」が必要となります。
その意味では、「金太郎飴」よりは、休養充分な「テーマ」が望まれるのです。
上がっていない(上がるとは思われていない)「ドコモやヤフー」に、誰が注目するのか?
ドコモの16万円台も、ヤフーの65000円以下も、結局、大商いなのです。

尚、今後の相場想定としては、目先は一旦は反発。(4/7の高値・17563.37円奪還?)
しかし、この反発は、「残念ながら・・・・・」で、相変わらずの「金太郎飴」。
これでは、長続きは難しいと思っています。