| 日経平均 | 16112.43 | -86.14 | 日経先物 | 16080 | -170 | 円/ドル | 117.53 |
| TOPIX | 1581.37 | -7.69 | TOPIX先 | 1578.0 | -15.0 | 10年国債 | 1.680 |
| 出来高 | 190590 | NYダウ | 12103.30 | -73.24 | WTI | 61.16 | |
| 売買代金 | 27939 | ナスダック | 2376.01 | -8.93 | 金 | 636.79 |
またしても「機械受注」でした。
10日発表の「9月の機械受注」は、予想の+2.6%を大幅に下回り-7.4%となりました。
発表は14:00なのですが、発表と同時に、先物に大量の売りがでました。
三ヶ月連続で、予想値を10%以上下回ったのです。
いくら「ブレ安い数値」とは言え、ここまで事前予想が外れるって、困ったことですね。
この「機械受注」は景気の先行指標で、景気減速懸念が前面にでてきてしまったのです。
11日のN経済新聞には「日本株 不振際立つ」「業績に失望、景気減速懸念」と解説されました。
ここ二週間の日本株の急落の原因を、この様に説明していました。
果たして、これで納得して良いのでしょうか?
これらは、耳障りは非常に良いのですが、結果的に(後付けで)整合しただけなのです。
今回の急落は、あくまでも「オプションSQ」に向けての人為的な「下げ」だったと考えます。
勿論、機械受注の落ち込みの事実は事実として、今後の展望を考える必要があります。
その分は、確かに、厄介になったのです。
まずは、14日発表の「GDP」の見極めが大事になってきます。(マイナスに落ち込むか?)
ただ、一部で報道されているような「総悲観」に陥る必要性など、これまた行き過ぎなのです。
少なくても、中長期的には、景気減速懸念が株安には繋がらないのです。
たとえば、景気減速/景気後退となって、日銀は金利を引き上げるでしょうか?
更に、ゼロ金利解除の時期(だから景気が悪くなったんだ!)や日銀総裁の個人的運用問題など
日銀の責任問題が再燃するでしょう。(次期総裁としてT元大臣の影まで見え隠れ?)
こうなれば、日銀は、当面、金利は上げられなくなってしまいます。
企業自体は設備投資を抑え、金利が緩和されたらどうなるか?
この面では、再度、デフレへ落ち込まない限り、株価にとってはマイナスにはならないのです。
株価にとっては、マイナス要因とプラス要因が入れ混じるって事なのです。
そして、結局は、個々の企業業績になってくるのです。
その企業業績が、果たして今後どうなっていくのか?ここが大事なポイントとなります。
この点に関しては、精査の必要がありますが、中間決算が慎重である分、下振れは少ないのでは?
さて、週明けからの見通しです。
本来であれば(機械受注が予想の範囲だったら)11/10日のSQが転換点と思っていましたが、
そうは言ってもで、もう少し、下値をつける可能性は否定はできません。
また、次の12月のSQに向けて、もう一段「売り叩く」可能性もあるかもしれません。
そのメドは、15500~15600円(9/25日の安値:15513.87円近辺)?
最悪でも、6/14日の14045.53円までで、この場合は、2月~3月までの調整で十分でしょう。
ただ、これと反する展開も十分ありえるのです。
オプションに絡めた「売り叩き」が、一応メドがつけば(12月のSQでないならば)、後は
反転のキッカケ待ちとなります。
また、7日周期や13日周期なんて計算すれば、11/15日や11/20日、11/20~23日などが「転換日」と
なってきます。
では、具体的に、どう対応したらよいのでしょうか?
個人的には、トヨタに聞いてみよう!と思っています。
今回のトヨタの大量の売り出しに関して、別に自社株買いを行ったのは、どう考えても不自然?
なのです。(トヨタは慎重かつ合理的な会社なのです。)
たとえ、自社株買いと言っても、一円でも安く買うのが「トヨタ流」?なのです。
それを、わざわざ、9日~10日と限定して、二日間で2000万株も買い付けるなんて?
何か、思惑が隠れているのでは?と思っているのです。
時価総額ダントツのトヨタの動向次第では、トピックスが大きく動きます。
今回の日本株の急落は、トピックス主導によるもので、トヨタがこの間、下がらなかった分、
金融を中心に商社/不動産/通信など内需関連が下がったのです。
特に、主力銀行は、三行とも、ほぼ年初来の安値になっています。(6月安値の水準なのです)
主力三行が、このまま「底ワレ」していくのか?
トピックスを中心に日経平均など、更に、下げ足を早めるのか?
どうも、全てはトヨタが握っているように思えるのです。
週明けのポイントは、この「トヨタに聞いてみよう!」につきます。
早ければ、売り出し価格決定のX-dayは、11/20日と聞いています。
それまで、出来高を伴って「値持ち」するのか? これは、単純/明快な指標では?
また、13日~は、豊田通商の公募価格が決定されてきます。
今回の公募発表を期に、豊田通商は3620円の高値から3120円と急落しています。
トヨタ自体に、第三者割り当てがあることから考えても。この公募をめぐっては、妙味がある?
って思っています。
どちらにしても、大事な大事な「週」となりそうです。