7/5日 日経平均:+291.04 14309.97円 Topix:+17.87 1188.58p
(前日)NYダウ:休場 ドル円:100.20円
世界中が注目した米雇用統計。またしても…優等生の結果に。
就業者数の増加が19.5万人。失業率が7.6%に。すでに出口戦略の日程を明らかにしています。
着実に米経済は回復に…市場にとって…これ以上の結果は考えられません。
しかも、4月/5月の数値を改善の方向で修正。
材料出尽くにって思えた米国株は、NYダウで+147$高の15135.84$に。(但し休日中の先物でも150$高。)
この結果を受け、ドル高に米長期金利の上昇。原油高に金価格の急落。
米国10年国債の利回りは、2.745%に。30年国債は、3.712%に。
誰が考えたって…日米の金利差。日本の10年国債は、0.88%。
しかも、為替は更なる円安に誘導されるならば…日本国債から米国国債へ資金シフトが…
本来であれば…金利差から資金シフトが起きれば、円安が進む一方で、国内金利も上昇。
国内金利の上昇から円安にも限界が…要は市場メカニズム。「見えざる手」ですね。
その裁定を、日銀は愚かにもオペレーションで対応。国内金利上昇を抑制に。
国内債券市場は、日銀の顔色を伺った歪な市場に。
そして、企業は…この低金利を利用しない手はありません。事業債の発行増加に。
国債金利を基準に発行金利が決められれば…事業債の金利上昇が国債金利の上昇圧力に…
上昇を抑制するならば、日銀は事業債も全て買わなければ…
しかも、日銀は買い入れを終了した時点で、購入した債券は不良資産化に…日銀の存在が問われることに…
では…この米雇用統計を受けた夏相場は…
当然?日米金利差から円安に。実際、雇用統計発表後のドル円は、101円台へ。
日経平均先物は、14420円がCMEの終値に。来週のSQでは…15000円の権利行使価格も視野に…
おそらく…N経済新聞は楽観的な論説に傾くと思われます。
ただ…「5.23」を思い出すことも…「5.23」の引き金は、米出口戦略と10年国債の1%でした。
そのショックには日柄が必要に。日柄を掛けなければ…次の「分水嶺」の18000円が遠のく事に…
6月末から明確になっているPKO。参院選挙がお目当てならば…
テクニカル的には、短期的な急上昇の見極めが必要に。
上昇に転じた25日移動平均値は、5日現在で、13298円。乖離率は7.60%に。8%を超えれば警戒でした。
週末のSQ時点では、25日移動平均が13500円に。8%乖離で、14580円に…
やはり…14500円からは…一方的な強気は禁物に…
加えて…WTI/原油の100$回復や、金価格の急落…資金の流れが米国と株に偏ることにも変化は…
我々には、次のショックにも備える余裕も必要に。