思い出されるMM理論?

4/28日 日経平均:+75.63 20058.95円 Topix:+8.36 1627.43p
(前日)NYダウ:-42.17 18037.97$  ドル円:119.07円

普通ではない?相場展開に…
今週はBig-eventが山積み。しかも…大型連休。相場は慎重であるべき…。
米国株安でもCMEの日経平均は上昇。20100円へ急伸。
指数が先行するのは…いつものパターンとしても。
大幅な株主還元策が報道されたファナック。材料自体はsurpriseでは有りませんでしたが…
一気に+1775円高の28575円。上場来高値を更新。
指数への寄与率では、ファーストリテイリングも+1095円高に。
終値では、ファナックが+885円高。ファーストリテイリングが+880円高。この二社で日経平均を+70円押し上げました。
一方でアプライドマテリアルとの経営統合が破談になった東京エレクトロンは-1440円安の暴落。
値嵩株中心の値動きに。何が何だか…?

そもそも…株主還元策が理由で二回もファナックがこんなに急伸するなんて…
ファナックのPERは34.6倍。PBRは3.9倍。配当利回りは2.1%。
中小型の急成長銘柄では有りません。時価総額が6.6兆円の大型株。こんな急伸?普通ではないのです。
実は…40年前。当方の卒論。企業金融のMM理論。
MM理論とは…モデイニアリとミラーの経済学者の頭文字のMをとってMM理論。
企業の配当政策は株価には影響を与えないって理論。
数理と実証分析から導かれるのですが…簡単に考えても…
そもそも内部留保など余剰金も…その帰属は株主。株価は当然ですが、その帰属を前提に形成。
株主に帰属する利益が株主に移転しても、その帰属は変わりません。
逆に、その移転によって会社に現金が減少すれば…次の投資機会が遅延する可能性も。
その為に…成長を遂げていたマイクロソフトが、無配から配当実施に踏み切った時点では、株価が急落。
そんな事例も…
大事なことは…ファナックのファンダメンタルズ。ファーストリテイリングもそうですね。
日経平均の15%を二社が決めます。その二社のファンダメンタルズが中小型成長株が如く乱舞する…
銘柄こそ違いますが…ITバブルに相似?
ITバブルの瓦解は大型投信の設定と大型の時価発行増資でしたが…その兆候も?