N新聞の面目躍如に・・・

5/22日 日経平均:+61.54 20264.41円 Topix:+1.05 1647.85p
(前日)NYダウ:+0.34 18285.74$  ドル円:120.72円

おっ…23日の日経朝刊の「大機・小機」!
表題は「日銀の株式取得の是非」…論調は柔らかくても日銀批判に。
日経新聞の面目躍如って感心しました。一部引用しますと…
「…日銀が株式の取得を続ける理由は何なのか。…株式取得を止めても大きな影響を与えない。
逆に、1980年代の様に株価をバブル水準にまで高めてしまうと、その後の経済に多大な影響を
与えてしまう。日銀が日本経済の浮上を目標とし、株式市場の発展をねがっているのなら、
まずは、株価の位置を確認して当然である。その上で、株式取得の是非を真剣に検討すべき
だろう。」

ここで…現在の株価水準はバブルなのか…
22日の上昇で東証の時価総額がバブルの時価総額を越えたそうです。だから…バブル?
バブルの定義はまちまちですが…
投資の実践の世界では…投資の神様と称されるバフェット氏の「バフェット指標」があります。
この「バフェット指標」は、時価総額を名目GDPでわって、1以上ならばバブル。
単純明快な指標ですが…日本の株式市場では過去二回。
上記コラムの1980年代のバブル。数値は概ね1.5に。次がリーマンショック前の概ね1.15に。
この二回だけ。ITバブルでも1は超えませんでした。
実体経済と株価の乖離。その後の急落は…実体経済を大混乱に…
では…現在の数値は…
時価総額の591兆円を名目GDPの492兆円で割れば…1.20に…実質GDPで割っても、1.13に…
少なくても…バフェット指標からは…間違いなくバブルに!

日銀の黒田総裁。22日の記者会見では…
現在の株価水準は決してばバブルでない事を強調していました。
勿論、黒田総裁がバフェット指標を知らないハズはありませんね。
だからこそ…日経新聞の「大機・小機」なのです。
日銀には…次の追加金融策では、ETFの3兆円を6兆へ引き上げることが要望されているようです。
この政策は何の為に…誰の為に…