金融庁長官の発言!

日経平均 16351.85 -317.22 日経先物 16380 -310 円/ドル  117.36
TOPIX 1620.65 -30.08 TOPIX先 1623.5 -30.0 10年国債 1.725
出来高 186321   NYダウ 12090.26 -73.40 WTI 60.75
売買代金 28651   ナスダック 2350.62 -28.48 601.00

金融庁の五味長官が講演の席で次の様に述べています。
「証券会社には、利益追求の側面だけではなく高い公共性があり、証券会社の自己規律の維持
向上を通じて、適切にその機能を発揮し、市場の信頼性向上に寄与することが求められている」
正に、その通りなのです!
これは、現在の証券会社が利益追求の余り、その公共性の認識に欠け、自己規律が不足し、著しく
市場の信頼性を損ねているって、暗に述べているのです。
その金融庁の「指針」は、八月末に各証券会社に通達されているので、今回の発言は、その指針を
確認する意味合いがあるようです。
当然、長官が公の場で発言したのです。それなりの「裏」は取っているのでしょう。
更に、その発言には「法に触れ無ければ大丈夫」的な行為を、強い口調で否定しています。
一般投資家との「利益相反」が、必ず生じるからです。
いつも述べていることですが、早く、証券会社自体からの自浄が求められるのです。

その金融庁の指針とは裏腹に、本日も先物主導の「急落」でした。
N経済新聞によれば、先物を主導しているのは外国人と、ミニ日経先物を通じた個人投資家?
その紙面からは、証券会社の自己部門の影はひとかけらも見えません。
はたして、こんな歪んだ報道が許されるのでしょうか?
日本株が、どうして、二日間で450円も下げるのでしょうか?(本日は-317.22円安)
後付の理屈はいくらでも、そして「利益確定売り」なんてN経済新聞の常套句。
もう一度、金融庁長官の発言を読んでみて下さい。
不自然な価格形成は、結果的には、是正されることになるのでしょう。

では、ここ二日間の下げは?
売りが多ければ下げる! その下げは? 先物主導の下げは間違いなし!
では、誰がその売りの主体なのか?
答えは、金融庁長官の発言を待つまでも無いのです。
では、どうして、そんな売りができるのか?(利益が出るとは限らないのでは?)
ここからは、推測(憶測)になりますが、本日の「トピックス浮動株基準」の見直しでしょう?
最近のNT倍率も、ここがターゲットだったのでしょう。
また、本日の下げは全面安(値上り/値下り:199/1447銘柄)、特にトヨタ(+グループ)や
キャノン、東京エレクといった主力株がさげています。
25日移動平均が16392.02円ですから、その水準を割り込んできました。
どうしても、短期的に大幅な急落となると、自信喪失になりがちです。
それでも、この急落を、安値を買う!チャンスと思えるか?

個人的には、本日は、三井住友の133万円を売却し、東京エレクの8720円、キャノンの6360円を
買いました。二銘柄とも下がっていますが、200円下を買い下がるつもりです。

 

大事な月末に

日経平均 16669.07 -142.53 日経先物 16690 -140 円/ドル  118.83
TOPIX 1650.73 -13.86 TOPIX先 1653.5 -11.0 10年国債 1.735
出来高 175699   NYダウ 12163.66 28.98 WTI 60.36
売買代金 24602   ナスダック 2379.10 22.51 599.79

世界的株高、連日の「外国人買い」それでも日本株は?
一週間を振り返りますと、日経平均は僅か+17.44円高(16651.63円→16669.07円)しかも週末の
シカゴの日経先物は、大阪の終値と比べ、-165円安の16525円となっています。
相変わらず先物主導の売りが先行した一週間でした。
どうやっても、指数を上げたくはないようです。シカゴの出来高も299枚と意図が感じられます。
この一週間、まずはソフトバンクの料金決定をめぐって、KDDIとドコモが叩かれました。
ある意味「大相場」として、あと一押しの所まで来ていたのですが、残念です!
もちろん、その「大相場の目」は消えてはいないのですが、一割下がった分、先延ばし?
また「上乗せ金利見送り」をめぐって消費者金融中心に、その他金融が売られました。
直接関係の無いジャフコまでも急落するなど、価格形成に「ゆがみ」が感じられました。
これらは、指数中心の「売り叩き」に起因するのですが、それにしても困ったことです。

10/27日の日経金融新聞の「スクランブル」に次の内容の解説がありました。
フィデイレイテイ「中小型株オープン」が新興市場株を組み入れる投信の中で、抜群の運用実績となった。
それは、たとえばインデックスの12.81%の大株主から3.29%へ激減するなど運用の妙か?
この間の運用実績は-0.9%となった。(指数自体が半分以下になる中で)
この解説を読んで、何を感じられますか?
少なくても、いくらオープンだから機動性が大事と言っても、そもそも投資信託って?
まして新興市場など、分散投資を重視し中長期的投資に徹するべきではないでしょうか?
それに、暴落したインデックス株をここまで叩き売って、運用成績が-0.9%って?
当然、指数を大量に売却し、それに合わせて寄与率の高いインデックス株を売ったのでは?
結局、個人投資家は、自らが関与しない「ツケ」を回されたことになります。

それでも、この一週間、底流では(微妙ですが)変化も感じられだしました。
下方修正に打たれ強くなってきたのです。
新興市場では、USENやインデックス、日東電工(6350→7110円)愛知製鋼(705→735円)
トーメンエレク(1790→2060円)など、それにしても下げすぎだったのでしょう。
その意味で(下方修正した)週明けのオリコ(8585)の動きに注目しています。
オリコの中間は-49%減の利益となりましたが、営業収益は1540億と予想の1525億円を上回って
その減益の理由は「引当金(上限金利を超える金利の返還)」126億円の計上。
通期の一株当り利益は45.36円(←64.8円)の予想と減額されました。
ただ、これで一連の「上乗せ金利見送り」に具体性が出てきたのです。(具体的引当金)
求められた健全性を加味した上で、PERは5.4倍なのです。
株価は10/27日に243円の年初来安値を更新しています。

さて、週明けのポイントです。
トピックス浮動株基準の見直し
→恒例のトピックス浮動株比率の変更が10/30日の大引けで行われます。
大引け間際に、銘柄によっては、出来高を伴って急騰/急落が起きるかもしれません。要注意!
月末の日経平均に注目!
→日経平均は週足でゴールデンクロスを達成しましたが、月足が気になります。(月足はポンプ?)
その月足ですが、10/31日の大引けが16649.82円以上となるか?(以下だと移動平均がマイナス)
少なくても、前月の高値16414.94円以上では引けることが望まれます。
その他金融の動向に注意!
→消費者金融を中心に「その他金融」の下げが止まりません。
NT倍率(日経平均÷トピックス)は、10/18日の10.16倍で止まりだしました。
どちらにしても、トピックス型となれば、金融株の上昇は必要となってきます。

実働が四日間の週となりますが、大事な週明けとなりそうです。

上場来安値の武富士?

日経平均 16811.60 112.30 日経先物 16830 120 円/ドル  118.63
TOPIX 1664.59 11.21 TOPIX先 1664.5 10.5 10年国債 1.745
出来高 177832   NYダウ 12134.68 6.80 WTI 61.40
売買代金 23312   ナスダック 2356.59 11.75 590.79

消費者金融株を中心とした一連の金融株が下げ止まりません?
上乗せ金利見送りによる収益圧迫だけの問題ではなさそうです。
勿論、その消費者金融自体の「あり方」を問う株価の急落であれば、それはそれで社会的健全性
として是正の方向性に向かっているのでしょう。
ただ、そこまでの「覚悟」なくして、下がりやすいから売り叩く!(指数からの裁定)であれば
安値で売却されていく「現物株」は、一体、どこへ収まっていくのでしょうか?
アコムは三菱UFJが、プロミスは三井住友が、ではアイフルと武富士は?
業界の再編が問題になっているのです。
たとえば、武富士の外国人持株比率は53.7%あります。
そのPBRは0.62倍となってきました。(本日安値は-270円安の4250円は上場来安値更新)
これ以上の「M&A」の好物件があるでしょうか?
消費者金融が外資系の傘下に?考えただけでも恐ろしいですね。
昨日も述べましたが、是非は別として、トピックスの上昇のためには金融株の上昇は不可欠。
どこで、消費者金融株の急落に決着が付くか、注目の「水準」と考えています。
また、その連想で売られたジャフコは、昨日の-380円安の大半を戻しました。本日は+320円高。
早く投資家サイドにたった、公正な価格形成を求めて欲しいところです。

さて、本日は新興市場も含め堅調(一部の金融を除く)とはなってきました。
何度も述べていることですが、決して、上がって強気/下がって弱気にならないことです。
このブログや「勉強会」では、もう既に、日本株のトレンドは特定しました。
反面で、一寸先は闇!って思いながら、一歩一歩、そのトレンドを確認しましょう。
安値を買う!このスタンスが一番なのです。
まだまだ、隙あらば?必ず、先物で叩いてきます。(昨日のジャフコは?)
どんな銘柄だって、思わぬ「安値」をつけるのです。
トヨタやキャノンだって、その例外ではありません。
もう「安値なんて?」なんて事はないのです。その「安値」を逃さないことです!

また、トーメンエレク(7558)ですが、一時-43円安の1790円まで下げました。
引け後発表の中間決算は、-15.7%の減益でしたが、07/3月期予想は変えていません。
EPS197.9円の株が1790円とは、PERは9.04倍、そしてPBRは0.887倍なのです。
いくら、トピックス浮動株基準の「売られる株」と言っても、これは売られすぎと思います。
そのトピックス浮動株基準は30日の大引けが問題となります。

今日は金融株が?

日経平均 16699.30 -81.17 日経先物 16710 -80 円/ドル  119.23
TOPIX 1653.38 -9.15 TOPIX先 1654.0 -9.0 10年国債 1.790
出来高 181089   NYダウ 12127.88 10.97 WTI 59.35
売買代金 23296   ナスダック 2344.84 -10.72 587.60

まずは「特例上乗せ金利見送り」の報道で消費者金融が売られました。
また、後場からは、野村Hやジャフコの引け後の決算発表に関し、不安心理が増幅、金融全般が
売却の対象となりました。(ジャフコは-430円安の5800円まで売られました。)
毎日の様に繰り返していますが、全て、指数が売られているのです。
特に、金融株指数は、トピックスと絡めて売り安いようです。
そして、この叩き売られている金融株を、外国人が買っているのです。
いくら、売りが多くて下がっている!って言っても、必ず、誰かがその安値を買っているのです。
たとえば、好き嫌いは別として消費者金融株。
今回の「特例上乗せ金利見送り」にしても、その健全性を思えば、当然のことで、それを理由に
売り叩く材料とは思いにくいのです。
たとえば、武富士(8564)のPBRは0.65倍となっています。
引当金の関係で、07/3期の業績は読みにくいものの(赤字の報道がありました)、金融株が
PBR一倍以下なんて? 正に業界再編を睨んでの「M&A」に発展?
おそらくは、金融株全般が売られる中で、三井住友だけが堅調なのも、月末のトピックスの
浮動株基準の見直しも絡んでいるのでしょう。
それでも、トピックスが2000pなんて、金融株が安値では達成は不可能と思えるのです。

そして、全般安のなかで、トヨタ(+グループ)の堅調振りが目立ちました。
トヨタ本体もですが、増益発表のトヨタ紡織は+110円高の2670円と高値を更新してきました。
トヨタ本体も7110円の高値をとっているのです。
また、愛知製鋼と共に株価が低迷していた東海理化(6995)が、75円高の2325円となりました。
これで、トヨタ直系とされるグループ内で、株価が低迷しているのは愛知製鋼のみ?
その愛知製鋼ですが、PBRは1.15倍となっています。
この数値は愛三工業の1.01倍、豊田織機の1.11倍に次ぎます。
来年の六月以降は、たとえ、トヨタグループと言えども、M&Aの対象になりかねません!
その意味では、中長期のスタンスになれば、これら三社も狙い目なのです。

毎日毎日、それなりに「指数」による影響が、個々の銘柄に及んでいます。
昨日も述べましたが、視点を「安値は買う!」って割り切れば、それなりなのです。
一方で上がれば「年内には二万円も?」なんて言ってみたり、下がれば「利益確定売り!」って
悲観にくれる、これでは、間違いなく「安値」は買えません!
たとえば、東京エレクトロンの9000円ワレ、KDDIの72万円、繰り返し示現してくるのです。
本日も、金融株がそうでした。ドコモの178000円もそうでした。
高値には、決して踊らず、安値は確実に買っていきましょう。

KDDIの急落は?

日経平均 16780.47 -8.35 日経先物 16790 20 円/ドル  119.42
TOPIX 1662.53 3.14 TOPIX先 1663.0 6.0 10年国債 1.820
出来高 181778   NYダウ 12116.91 114.54 WTI 58.81
売買代金 26650   ナスダック 2355.56 13.26 582.90

今日から携帯電話ナンバーポータビリテイ制度が開始となりました。
それにしても、推奨販売はしない!なんて、片意地を張らずに、戦略的な営業をしたら?
決して、バブル時の「ウオータフロント」を良しとは言いませんが、あの当時、N証券では
全国の営業マンに、東京湾の航空写真を持たせ営業活動をしていました。
折角の「テーマ性」も、猫に小判、暖簾に腕押しでは?
その種の戦略的な営業活動は、一体、どこへ行ってしまったのでしょうか?
ナンバーポタビリテイ、株価的には、ズッコケでの開始となりました。
KDDIが-56000円安の728000円、ドコモが-4000円安の184000円、ソフトバンクが-30円安の2655円。
引鉄は、ソフトバンクの価格設定にあったわけですが、当のソフトバンクも、結局は安かったのです。

では「競争激化/価格引下げ競争」が、本当に収益圧迫に繋がるのでしょうか?
どうも、一つのパイの取り合いで、パイ自体が大きくなることには配慮しないようです。
最も、今日の下げ幅をみますと、KDDIが-7.14%、ドコモが-2.13%、ソフトバンクが-1.12%と
KDDIの下げ幅が突出しています。何と-7.14%下がっているのです!
ソフトバンクの価格設定が、KDDIに、特に不利なんでしょうか?
どうも、今日の下げの「要因」は、別の所にありそうですね。
いつもの、先物主導の「裁定」って考えています。(本当に、下げるのが好きな様です。)
KDDI一社の下げで、日経平均は-23円下がっています。
記憶に新しい所では、10/19日に東京エレクトロンが、同じ手口で急落しました。
このブログでは、そのエレクトロンの9000円以下を買いましょう!って提案しました。
確かに、目先の利益を追求すれば、先物主導の「裁定」は効率がいいかもしれません。
ただ、価格を無視した売却によって、総体的には失うものの方が大きいのです。
(個人投資家の損失、証券会社に対する信頼の喪失、基盤拡大の機会損失など)
そして、そんな「裁定」は、一部の証券/自己にしかできないって事なのです。
毎度の事とは言え、早く、襟を正して欲しい!と思っています。

最も「安値を買う!」って考えれば、話は別です。
こんなチャンスは、そうあるものではありません。後どれだけ叩けるか?なんです。
個人的にはKDDI、72万円、70万円ワレと買い下がりを考えています。
本日のKDDIの出来高は98444株!空前の出来高となっています。
まあ、それにしても、日経平均は週足がゴールデンクロス、トピックスは、やっとの思いで、
10/16日の高値を奪還した矢先に、寄与率の高い銘柄を叩き売るなんて?
本日、主力銀行株を中心に「金融」株を外国人は大量に買ったそうです。
外国人は、好機をちゃんと好機と捉えているようです。

また、本日はヤフーがストップ高をしてきました。
新興市場株を含め、ネット関連など、益々値動きが荒くなってくると思います。
10/12日が「底」ならば、上値は相当残っています。
くれぐれも、高値を買って、安値を売ることの無い様、肝に命じておきましょう。