両銘柄…この強さ、肌で感じる事に…

7/1日 (前場)日経平均:-405.78 40008.61円 Topix:-23.19 2829.65p

(前日)NYダウ:+275.50 44094.77$    ドル円:143.74円

 

日経平均は6日続伸で2000円幅の上昇…そうは言っても…伸びきった感も…

前夜のナイトセッションから…米国株高でも日経先物は売りが先行…総じて軟調に推移。

N新聞など…”カメレオン”的な俄か強気も…やはり…40000円の”option”が狙われた模様…

日中…現物も先物も…40000円が”ノックーイン”すれば…定石通りの反発と思えましたが…

ただ…大引けに向け先物主導で売りが加速…再度の40000円割れへ…引け値に思惑が…?

個別銘柄では…全面安の中…どの銘柄から反発するか? これも相場の常道…

正に…『テーマ』の確認ですね…

そして…案の定でしたが…SBGとアドバンテストが指数が安値を付ける前から反発。

SBGは-185円安の10330円から10900円へ。アドバンテストは-235円安から10880円へ。

指数寄与の高い両銘柄が…指数が大幅安でも急反発。この強さ…肌で感じる事に…

N証券がSBGの目標株価を引き上げ…

日経平均:+336.60 40487.39円 Topix:+12.30 2852.84p

(前日)NYダウ:+422.43 43819.27$   ドル円:144.14円

 

今度は…N証券がSBGの目標株価を引き上げ…株価が上がれば…ですね。

SBGの総会では…孫CEOの構想…これも今始まった事でもなし…

実践では…肝心な事は…4月の段階で『AI』に注目していなければ…

短期的には…N証券やN新聞が強気に転じれば…

もっとも…株価が上がった結果の”俄か強気”でしょうから…惑わされずに…

それにしても…Topixがさえませんね…主因はトヨタ。

”自動車関税”が不透明…?なのでしょうが…トヨタ自身が毅然としなければ…

トヨタには…まずは『株価』にたいする経営の意識が求められているようです。

そして…投資家には…PBRが0.9倍を下回り配当利回りが4%…

高配当/低PBRの象徴的な投資物件を…余裕をもって…

 

東京市場は摩訶不思議な市場にも…

6/27日 日経平均:+566.21 40150.79円 Topix:+35.85 2840.54p

(前日)NYダウ:+404.41 43386.84$    ドル円:144.32円

 

日経平均が40000円台を回復し…Topixも昨年来高値を更新…

三菱重工は上場来高値を更新しSBGは10000円を超える…それでも、疑心暗鬼?

外国人は12週連続で日本株を買い越し…『空売り比率』は30%台の低水準で推移。

どうして…国内勢は弱気なのか…不思議ですね。

もっとも…皮肉なもので…だから相場は強い…一方で個別銘柄では爬行色が強まる…

日経平均であれば…寄与率の高い半導体関連が急伸し指数を押し上げる…

一方でトヨタやNTTなどが売られTopixの上昇は限定的に…

では…何故…トヨタやNTTが売られるのか…単純化してしまえば…売りが多い…

そうですね…『政策保有株の解消』…個別銘柄では需給悪が…

トヨタやNTTだけではなく、株価低迷の主因…キッコーマンもユニチャームも…

ただ…だから『安値』って認識すれば…『政策保有株の解消』にも限界が…

まして…日本では巨大企業でも…世界1位のトヨタの時価総額は40兆円にも届かない。

NTTは13兆円…ドコモの時価総額はどこへ消えた?

やはり…どう考えても…東京市場は摩訶不思議な市場にも…

 

『安値」を買切る余裕が必要に…

6/26日 日経平均:+642.51 39584.58円 Topix:+22.45 2804.69p

(前日)NYダウ:-106.59 42982.43$    ドル円:144.60円

 

アドバンテストや任天堂が上場来高値を更新。日経平均は一気に39600円台を回復。

日経平均は年末には35000円とか…37000円~39000円の累積売買高が重荷とか…

つい数週前までは強調してきたN新聞の論説…勿論…いつもの事ですが…

当ブログや『週報』では…

4月以降…半導体関連…特に6月からは…”アドバンテストとSBGに期待”としてきました。

確認ですが…『戦略』は保有の継続。2年~3年は保有してみましょう…

一方で『戦術』は買売の徹底。当然ですが…現金化が進みます。

さて…日経平均の急伸と比べTopixの上値が重い。事実ですね。

その主因は…トヨタに違いない。トヨタは指数のこの急伸でも上がらない…

”自動車関税”を嫌気…先行きの業績不安…株価低迷の理由は色々…

ただ…トヨタの2450円。PBRは0.9倍を割り込み、配当は”4%”に…

何故…この水準でも下がるのか…答えは単純明快で”買いが少ない…”

不思議ですね…日本人は『安値』を買わない…?

例えば…この水準を買って…3年保有してみたら…『安値』を買切る余裕が必要に。

 

”エヌビデア”が最高値を更新するならば…

6/25日 日経平均:+151.51 38942.07円 Topix:+0.89 2782.24p

(前日)NYダウ:+507.24 43089.02$    ドル円:145.58円

 

SBGを除く…多くの半導体関連銘柄中心にハイテク株が日経平均を押し上げる…

一方でTopixは振るわず…終日にわたりマイナス圏で推移。

トヨタや内需関連株が足かせにも…実に…解りやすいですね。

”エヌビデア”が最高値を更新するならば…日本版のエヌビデアがアドバンテストならば…

そして…”1強”エヌビデアの近未来の対抗馬がSBGならば…難しくないですね。

勿論…強弱感は対立…本日のSBGの急落も…その都度…投機職は高まります。

だから…『戦術』(買売)では有効に…

また…上がらないトヨタ…PBRは0.89倍。2450円で配当は4%に。

正に…日本株を象徴。定期預金のつもりになれば…『戦略』が実に有効に。