異常な数値の意味は?

日経平均 14888.77 51.11 日経先物 14800 -390 円/ドル  108.92
TOPIX 1437.38 -1.34 TOPIX先 1429.5 -32.5 10年国債 1.415
出来高 234923   NYダウ 12799.04 -211.10 WTI 97.29
売買代金 29434   ナスダック 2562.15 -34.66 798.60

「円買い/日本株売り」の裁定がまかり通っています。       
一円の円高で、おおむね日経平均が-250円売られるスキームになっているようです。       
これは、円キャリーと先物主導の日本株の異常がもたらしていると考えられます。       
その意味で、円高と株安が同時に進行しているのです。       
特に、108円台に突入した「為替」は、円買い圧力が、更に強まっていました。       
実際、21日の米国市場は、相当の急落リスクにさらされていました。       
ところが、NYダウは-218.35$安と急落したのですが、為替は108.50円を挟んでの値動き?       
誰も気がついていないようですが、これは大事なポイントと考えています。       
また、そのNYを受けた東京でも、108.50円を挟んでの値動きだったのです。       
ある意味、一番「ヤバイ」為替が、24時間も一定の値幅でしか動かなかったのです。       
そして、週末のロンドンでは、107円台が入りましたが、NYでは108.30円となっています。
今後の値動きを注視する必要がありますが、介入さえ感じられる程なのです。
その意味で、週明けの為替動向が注目となります。

株価は「正規分布」するとされています。       
そしてそうならば、日経平均など指数は、その25日移動平均との乖離率が、5%をこえると       
平均値に引き戻される傾向が確認されています。       
また、暴落時には、瞬間的に-10%を超える乖離も散見されています。       
この25日移動平均との乖離は、単純に計算できることから、実に便利なのです。       
急落の最中、下値のメドは?       
不安心理が増幅される中、単純な計算で、結構、心の準備ができるのです。            
たとえば、しんどかった21日です。       
22日は、どこまで下がるのか?(NYダウは-211$安、為替は108円台・・・・)       
10%乖離してしまえば、反発する?って推測すれば(覚悟すれば)その計算は?       
25日移動平均は16034.73円で、乖離が-7.47%ですから、あと-2.5%?       
16034.73×0.025=400円       
正確には、移動平均自体も値下りしますから、その分を加味するのですが、400円で十分?       
結局、22日の安値は14669.85円で、その乖離は-7.95%となりました。 

また、株価は上げ続けることも無ければ、下げ続けることも無い?       
投資家心理のリズムを判断した指標がサイコロジカルラインで、短期的なベースでは12日間       
の上げ下げを数値化、75%以上が警戒ゾーン、25%以下が下値ゾーンと考えられています。       
要は星取表です。       
上がったら〇、下がったら×として、その勝率の計算です。       
11/2日から13日までは八日連続安、これは3年二ヶ月ぶり。
また、11/19日の日経平均は1勝11敗で、1991年12/2日以来16年ぶりの異常値。
本日で、3勝9敗となりましたが、この数値とて、昨年は三回しかなかったのです。
11月に入っての、日経平均の急落は、異常の連続となっています。
      
その他、色々な指標が異常値を示しています。
26週移動平均の標準偏差の極端な拡散も目立ちだしています。
拡散と収束を考えれば、平均値への回帰は、待ったなしかもしれません。
数値は、必ず何かを語っています。
不安心理は増幅しますが、安値を買う!と思えばですね。
横浜のT氏は22日の寄り付きでトヨタと武田/信越を、名古屋のK氏は野村Hを買い付け。
元気付けられるメールをいただきました。
やはり、安値を買う!に徹していきましょう。

主力株の安値が大事?

日経平均 14837.66 -373.86 日経先物 14820 -390 円/ドル  109.01
TOPIX 1438.72 -30.55 TOPIX先 1440.0 -32.5 10年国債 1.425
出来高 217217   NYダウ 13010.14 51.70 WTI 98.03
売買代金 27902   ナスダック 2596.81 3.43 791.40

町村官房長官のコメントです。
「海外の株安が波及してきており、日本のファンダメンタルズを反映していない株価の動きが普通の
姿になってきているので、日本独自の株価対策がうてるわけでもない」(ロイター)
この程度の認識なのです。
そこには危機感のひとかけらも感じられませんでした。
今月に入り、日経平均は-2135.77円下がっているのです。
立会い日数では、上昇は僅かの三日で、下落は12日に及んでいます。
上昇の三日分+674.66円を加味すれば、下落12日で2810.43円、一日平均-234.20円の下げ!
1/19日には1勝11敗という16年ぶりの異常値をだしました。
現在も、2勝10敗なのです。この数値自体も異常値なのです。
為替との裁定?一円の円高で日経平均は-250円売られているのです。
108.80円まで円が買われれば、当然-400円安まで売られてしまうのです。
これは、海外の株安の影響ではなく、日本独自の要因なのです。
なぜ、投機筋の思いのままにしているのか?
この国は、一体どうなっているのでしょうか?不思議ですね。

この為替と日本株の裁定は、どこまで続くか?
死語となった褒め殺し?かもしれません。
25日移動平均の-10%乖離と考えれば、昨年安値の14045.53円や14437.34円か?
本日の乖離で-7.47%ですから、あと-3%? 厳しい-500円安?が予測の範囲。
そう考えれば、為替は、106.80円となってきます。
それでも、数値は何かを語っています。
この先の-500円安は、不安心理を極限にしますが、すでに-2135円下がっているのです。
PBR一倍以下が40%に及び、PERは15倍以下、配当利回りは?
企業買収も積極化されだしました。
必ず、株価は下方硬直性を発揮すると信じます。

三連休を控えた週末となります。
厳しいですが、一喜一憂の中、個々の銘柄の安値を予測して見ましょう。
例えば、トヨタの昨年安値は5430円。
この値段で、配当利回りは2.58%、PBRは08/3期を予想すれば1.3倍?、PERは1.15倍!
近い将来、金利裁定が働き、トヨタは2%となれば、140÷2%=7000円なのです。
11/20日の日経新聞の一面に、大手銀行の資産規模が載っています。
定義が書かれていませんが、みずほが149兆8800億円、三井住友が100兆8583億円。
金融再編が注目されるなかで、両行の時価総額は6兆円に過ぎないのです。
その銀行株の下値は?
日本株の急落は、間違いなく狙われています。
しっかりと、見定めて行きましょう。(自分に言い聞かせています!)

 

16年前の記録でした!

日経平均 15211.52 168.96 日経先物 15210 140 円/ドル  110.36
TOPIX 1469.27 12.66 TOPIX先 1472.5 16.0 10年国債 1.465
出来高 272097   NYダウ 12958.44 -218.35 WTI 94.64
売買代金 32098   ナスダック 2593.38 -43.86 778.00

日経平均の1勝11敗は、1991年の12/2日以来の事だったそうです。
驚きですね、16年前の記録なのです。
それを受けての今日でした。
しかも、米国株は大幅安、シカゴの日経先物も14780円の-290円安でした。為替は109.74円。
寄り前の外国人動向は、2001年の発表開始以来の、差引き5020万株の大幅な売り越し。
全てが negativeな記録尽くめとなりました。
案の定?
前場の日経平均は-291.29円の14751.27円の安値をつけました。
この安値時点での25日移動平均との乖離率は-8.38%に広がりました。
それでも、ですね。
後場からは買戻しとは言え、反発。日経平均の大引けは15211.52円の168.96円高となりました。

昨日のこのブログです。
「株価は必ず下方硬直的になってきます。好業績が無視されても、PBRがあります。
配当利回りがあります。・・・・・どこか見えざる良識が働くのが市場と考えます。」
「後から振り返れば?それでは誰にだって言えることなのです。・・・・・数値は必ず何かを
語っています。異常は異常ゆえに是正されます。」

決して、予想通り?なんて・・・・・
思い通りの投資行動なんて、そこまでの余裕は?全く、持ち得ないものです。
ただ、安値を買う!を肝に銘じれば、安値は売らない!に通じます。
少なくても、今日の前場、不安心理は増幅されていました。売りの誘惑/恐怖は?
今日の反発でも、未だ何も見えてはいません。
だから、今週は「木を見て森を見ず!」でした。
あえて、目先/短期の指標で判断していきましょう。
今日の反発でも、日経平均は2勝10敗です。この数値でも異常は異常なのです。

そして、材料はでていました。
住友信託とあおぞら銀行の提携! さらに、JCフラワーズによる新生銀行のTOB。
では、そのJCフラワーズって?誰が画策しているのでしょうか?
すでに、金融再編は始まっているのです。
ここまで激減した日本の時価総額に、つけ込まない手はないのです。
本日のアルバックの5000円回復など、ただ単に、好業績だけではないようですね。

1勝11敗の異常な世界!

日経平均 15042.56 -112.05 日経先物 15070 -120 円/ドル  110.43
TOPIX 1456.61 -15.06 TOPIX先 1456.5 -17.0 10年国債 1.460
出来高 191435   NYダウ 13176.79 66.74 WTI 95.10
売買代金 22842   ナスダック 2637.24 18.73 787.00

とうとう日経平均のサイコロは1勝11敗の8.33%となりました。(トピックスは2勝10敗)
立会い12日で、その内11日がマイナス!
上がった下がったの単純な指標です。12日連続安の0%に次ぐ、この1勝11敗です。
当然ですが、12勝全勝から0勝12敗まで、取り得る数値は、100%、91.6%、83.3%、75%
66.6%、50%、41.6%、33.3%、25%、16.6%、8.3%、0% の13通りです。
「サイコロジカルライン」とは
株価は上げ続けると買い疲れから反落しやすく、下げ続けると反発しやすい。
こうした投資心理のリズムで株価の上下の過熱感を判断する指標。
要はその日の上下/買った負けたの単純な指標。星取表なのです。
75%以上は警戒?25%以下は底値ゾーン?と考えられています。
では、底値ゾーンの25%って?それは、3勝9敗なのです。
この3勝9敗ですら一年を通しても、めったにありません。(今年は今回、昨年が3回)
まして、1勝11敗など?

また、25日移動平均との乖離率は-7.12%と5%の壁を越えたままとなっています。
日本株全体のPERは14.5倍?って解説がありました。
日経によれば配当利回りが10年国債の利回りを上回ったともありました。
株価は売りが多ければ、必ず下がります。
売れば儲かるのですから、量にかかって売ってくるのも理解できます。
無策/無防備な市場なのですから、外資系証券や業者にとっては、笑いが止まりません。
しかも、現下の好業績すら無視されて売られるのです。
それでも、株価は必ず下方硬直的になってきます。
好業績が無視されても、PBRがあります。配当利回りがあります。
武田の配当利回りは2.5%、トヨタは2.3%あります。
いくら売りが多くても、どこか見えざる良識が働くのが市場と考えます。

後から振り返れば?
それでは誰にだって言えることなのです。
1勝11敗の異常な急落場面です。不安心理は、それでなくても増幅しています。
それでも、我々のコンセプトは、安値を買う!でした。
数値は、必ず何かを語っています。
また、異常は異常ゆえに、必ず是正されます。
本日の急落も、鉄鋼/非鉄/造船/海運/商社/機械など、直近の人気株に偏っています。
反面、銀行やトヨタ/キャノン/武田/信越などは下げ渋っていました。
1勝11敗といった異常の極みで、それらの銘柄が何かを語りだしたようです。

短期の指標からは?

日経平均 15154.61 -241.69 日経先物 15190 -200 円/ドル  110.12
TOPIX 1471.67 -27.19 TOPIX先 1473.5 -25.0 10年国債 1.470
出来高 182988   NYダウ 13110.65 -120.96 WTI 93.43
売買代金 22857   ナスダック 2618.51 -25.81 787.30

株価は上げ続けることも無ければ、下げ続けることも無い?       
投資家心理のリズムを判断した指標がサイコロジカルラインで、短期的なベースでは12日間       
の上げ下げを数値化、75%以上が警戒ゾーン、25%以下が下値ゾーンと考えられています。       
現在の日経平均は2勝10敗で、現在は16.67%の水準で、05年10月以来の異常値?       
来週3勝1敗となっても、4勝8敗で33.33%までしか回復しません。
また、25日移動平均との乖離も、日経平均で14日に-5.83%になったものの、週末は-6.96%
となっています。果たして、5%の壁は?
同様に、ストキャス/ボリュームレシオ/騰落レシオなどの指標も、過去に珍しい数値となっています。
大方の評論家も、日経平均の下値のメドは?14000円を強調しだしています。
また、賢明な?個人投資家は、信用取引の空売りやツナギ売りを多投していると思います。
当然、機関投資家はキャッシュポジションを高めているでしょう。
全員が弱気とは言わないまでも、慎重になっている事は事実なのです。
その意味では、目先は反発?
現在の日経平均の25日移動平均は16289.12円です。
戻りは、0.97%~移動平均まで?15700円~16000円を想定しています。

11/2日~13日には八日連続安を記録、その下げ幅は-1743.78円、率にして-10.34%でした。
僅か八日間で-10%以上も下げてしまうのです。
しかも、この異常なまでの急落に対し、その原因はサブプライム?としか解説できないのです。
このブログや週報/勉強会では、日本株には三つの異常がある!と指摘。
日本株の低迷や急落の、根本的な原因は、この以上にあることを解説/強調してきました。
日本株の復活には、これらの異常が、正常化されることが必要となるのですが・・・・?
逆に考えれば、これらの異常が正常化されるまでは、何度も繰り返し、同様な手法が使われ
日本株の急落はおきてしまう事になります。
残念です。

そして、中長期の見通しは?
バリエーション(PER/PBR/配当利回り・・・・)を無視して、トレンドは下落の最中!       
トピックスは昨年の安値(6/14:1439.00p)へ!(11/12日に1440.29p/16日は1471.67p)       
日経平均の昨年の安値は14045.53円。(多くの評論化が言い出しました。14500と14000円を!)       
先物/オプションの権利行使価格から考えれば、日経平均の14500円?トピックスの1400pは
標的の可能性は大きいかもしれません。
但し、多くの投資家が、そう思っているのも事実なのです。
その意味で、目先は「木を見て、あえて森を見ず!」と考えます。
一方で、14500円ならトヨタなど主力株の株価は?14000円なら?って予測し、その可能性を
考る事も大事となります。
日経平均14000円ならば、トヨタは昨年の安値5/14日の5430円を下回るでしょう。
その時点での配当利回りは2.59%となります。
果たして?
今週は、19日に三井住友、21日に三菱UFJの決算発表があります。
その結果を受けての株価動向に注目となります。