中国抜きには語れない?

7/6日 日経平均:-427.67 20112.12円 Topix:-31.73 1620.36p
(前日)NYダウ:休場  ドル円:122.45円

今や…世界の政治も経済も中国抜きには語れない?ハズですが…
中国の巨大マーケットに向けて…メガバンクも自動車も…本格進出。だから…日本企業の業績は向上?
何か単細胞的な良い所取りの発想に?
その中国の株式が大混乱。上海市場はこの三週間で29%の下落。
形振り構わぬ?一貫性に欠ける株価対策。
20数社の主要な証券会社の自己勘定でETFを2.4兆円購入計画。しかも買ったETFは4500pまでは売らない…
予定されていた大型IPOは全て中止/延期。国営ファンドもETFを買うって…
市場は管理しても介入には限度があります。
確かに株価は買いが多ければ必ず上がりますが、その対策は永遠では有りません。
今回の上海の暴落に関しては、5/28日に一日で-6.5%急落した時に指摘しましたが、その後は高値を更新。
バブルの特徴でした。6/12日の高値の5117pからは一気の暴落。
その兆しを感じた5/28日。3500p水準の暴落を予想しましたが…今回の株価対策がどう出るか…
要は、市場の本来の機能に任せれば、3500p水準では止まるはずだったのですが…
中国当局の狼狽ぶりが…市場がどう判断するか?
ギリシャ問題の何倍ものリスクが顕在化しているのですが…最大のリスクはリスクを無視する事なのですが…

本日の日本株の急落。
ギリシャ国民投票の結果には違い有りませんが、過剰反応? 逆に先週が余りにも警戒しなかった…?
そして…いつもの事ながら、日経平均先物はイブニングセッションから急反発。
如何も…不自然な流れは続いているようです。
上海市場も不安定な値動き。9%の急反発が2.4%の上昇に留まる…さてさて…

外堀は埋まってきたが・・・

7/3日 日経平均:+17.29 20539.79円 Topix:+3.85 1652.09p
(前日)NYダウ:-27.80 17730.11$  ドル円:123.12円

上海市場の急落が止まりません。株価対策が裏目に…?
バッブルが弾けるってこんなもん?…本日も-5.77%の急落。
上海指数の高値は、6/12日の5178p。三週後の7/3日が、3686p。何と…-28.8%の暴落。
この数値。日経平均に例えれば…20500×0.71=14500…
いくら…上海市場がバブルって言っても…この暴落の影響は軽微では有りませんね。
それを…東京市場は上海市場とは無縁?って無視してしまえば…
さてさて…なのですが…
中国のGDPはすでに1000兆円を超え、日本の二倍を超えています。
その第二の経済大国で信用収縮が起きれば…世界経済にも暗雲が…

ギリシャ問題も…7/5日の国民投票。結果によっては…と言うよりも…
結果から新たな問題が…ギリシャの財政破綻から地政学的リスクに問題は移行…暗礁に乗り上げた?
国民の選択で明暗を分けるって思いがちですが…
どちらにしても…独のDax指数は、4/10日の12390pを高値に調整中。-12%の水準に。
同様に日経平均ならば…18300円に…日経平均を買い上げるのも…痛し痒しに?
年初から急伸した中国にドイツと日本。日本だけがエアーポケットって事も…

リスクはそのリスクを無視する事が最大のリスクに…
日本の市場でも…ETF同様に日銀が買っているREIT。そのREIT指数が低迷…
低迷の要因は需給。日銀が買っても…それ以上の供給が有れば…価格は下がります。
REIT指数は、1/23日の高値の2005pが、本日の1752p。-12.5%の下げに。
日本株式の官制バブル。そのリスクは無視されても…外堀は徐々に埋まってきているようですね。

一方で肝に銘じる必要も・・・

7/2日 日経平均:+193.18 20522.50円 Topix:+11.83 1648.24p
(前日)NYダウ:+138.40 17757.91$  ドル円:123.35円

今年の有望株として五銘柄あげました。
日経新聞のお正月恒例の経営者アンケートの今年の有望株にちなんで…
エムスリー、シスメックス、アサヒインテック、ユニチャーム、ニトリ…の五銘柄。年初と比べれば、それなりの上昇に…
それでも、何となく嬉しさは半分以下に…その原因は…
今回の上昇が、ROEを理由に、力づくで買い上がっているからです。
中小型成長株です。大型投信の設定など大量の資金で注目が集まれば…上がって当たり前!
折角の有望株も株価が過度に先行してしまえば…
また…
先物やレバレッジETFを通じて買い上がられる日経平均。
PERの16倍は割安とか…日経平均ならば24000円は年内。来年には30000円にも…こんな解説も。
でも…日経平均はファーストリテイリングの指数。その寄与率は11%に。
実際、この三日間。ファーストリテイリングは+1000円、+1050円、+1260円の急上昇。株価は58400円に。
この水準のバリュエーションは、PERが50倍。PBRが7.5倍。配当利回りが0.6%…
時価総額が6.19兆円の巨大企業なのです。株主はどうやって投資資金を回収するのでしょうか?
確かに…日経平均が買われれば…パッシブ運用であれば、その11%は自動的にファーストリテイリングに買いが…
日経平均が24000円でも30000円でも…煽り立てるのは結構としても…
その数値にファーストリテイリングの株価…いや業績が伴うか…危さを感じますが果たして…

どちらにしても…リスクを無視して買いが先行しています。
買いが多ければ株価は必ず上がります。事実は事実。それでも…最大のリスクはそのリスクを無視する事。
一方で肝に銘じる必要も。

イブニングに先物が急伸・・・

7/1日 日経平均:+93.59 20329.32円 Topix:+6.01 1636.41p
(前日)NYダウ:+23.16 17619.51$  ドル円:122.65円

指数からは…ファーストリテイリング。+1050円高。そして…中小型は大幅続伸。
現物市場が終了すれば…日経先物が急伸。18:11には一気に20620円に…
上海市場が-5%を下げる急落でも…ギリシャ問題が進展した訳でもなく…それでも…
理屈は後から…要は結果オーライならば…?
繰り返しになりますが…バブルなのです。ただ…その実感が伴わないのは…仕組まれたバブルだから。
富の偏在により気分的な高揚感が伴っていないのです。
では…そのバブルはいつ弾けるか…
当然ですが…仕組まれたバブルなのですから、その仕組みが崩れれば…
その仕組みは…各国の中央銀行が資金を供給し、その余剰資金にヘッジファンドがレバレッジを掛ける…
おそらく…崩壊の兆しは進行中。
上海市場の暴落や、プエルトリコやギリシャのデフォルト…でも…リスクを無視してしまえば…
バブルであるがゆえに戻りやすい? 解りやすいですね。官制バブルなのです。
今後の値動きとしては…高値波乱?
だったら…安値を買って戻りを売れば…

我々の対応は…相場に振り回されることなく…バブルって認識を持ちながら…
いつもの事ながら…戦術に徹する。あすの相場でも現金化が進むことに…

月末の省エネPKOか・・?

6/30日 日経平均:+125.78 20235.73円 Topix:+5.58 1630.40p
(前日)NYダウ:-350.33 17596.35$  ドル円:122.30円

取引前は… シカゴCMEの日経平均の終値は20050円でしたが…
しかも…プエルトリコの債務不履行や新幹線での事件に大涌谷など…ヘッジファンドのマクロにとっては…
その割には堅調に推移…? 前の日に600円も下げたんだから…?
まずは…月末のPKOなのでしょう。
個別株の値幅で見る限り…中小型成長株にファーストリテイリング。
どうも…省エネで月末基準値を上げたかったか…370億円の日銀買いは当たり前に…
N新聞にはファーストリテイリングの実質大株主が日銀って記事が…日銀が5%超の大株主に?
日銀にしてみれば…ETFを買っているのでファーストリテイリングを買っているのではない…って言うのでしょうが…
それでも…一国の中央銀行が、民間企業の大株主になるためには…それなりの理由も必要に。
もっとも…お味方であれば、何でもOKの日本であれば…誰も疑問視しないのかも?
どうも…日経平均って指数が歪に。
その日経平均の30000円や40000円って…一体?ファーストリテイリングはいくらになるのでしょうか?
如何も…そもそも論がなくなって…裸の王様の行く末が案じられますが…

週報会員のTさんからご連絡をいただきました。
6/11日に8880円で買ったニトリを10000円で売却したそうです。戦術の徹底。
今月だけでも…ユニチャームにエムスリー。シスメックスにアサヒインテック・・・資金を限定しても十分に闊達な買売だったそうです。
銘柄は我々の共有銘柄だけで買売。
この相場がいつまで続くかは別としても…高値は追わないのですから…だそうです。