小口で慌てない?

日経平均 8809.30 -272.13 日経先物 8780 -340 円/ドル  97.95
TOPIX 889.36 -27.29 TOPIX先 887.0 -36.0 10年国債 1.490
出来高 208189   NYダウ 8870.54 -73.27 WTI 62.41
売買代金 16924   ナスダック 1616.74 -30.66 746.5

東証一部の売買代金が昨日が1兆6581億円で本日が1兆6924億円。
日経平均は昨日が+498.43円高で本日が-272.13円安。
本日の日経平均の値幅は9056.31円/8704.56円で351.75円。
思ったほど下げなかった?って思えてしまうほど超閑散?
一方で、先物は相変わらずの投機的な裁定売買が支配。だから、思ったほどは?
前場の日経平均は-299.98円安で、後場からは急反発したのですが再度急落。
昨日も述べましたが、この環境。
不確実で不透明の環境の中、先物主導の乱高下が続いています。
①短期的な売買に徹する。
②中長期で構えるならば7000円/6000円と記録を作る気概。(慌てず小口で買い下る。)
短期的には10月は一度も-5%~+5%の範囲に収まらなかった日経平均と25日移動平均との乖離率
が11月に入って、連日の乱高下に較べて、本日まで+-5%の範囲に収まっています。
また、26週移動平均の拡散は止まってはいません。
ただ、この拡散は下った日の下げ幅に注目でした。
拡散が止まる段階では、必ず下げ渋りだすからです。

今週末はSQとサミットです。
何が飛び出すか?よりも、それを理屈に先物主導の売りが?
ただ、先物の裁定買残も信用取引の買残も改善しています。
やはり、①と②の方針で。
日本の株の現象面での急落要因は?
①マザーズ市場を中心に新興市場の崩壊
②信用買残と先物裁定買残の解消売り
③外国人の売り越し
④先物/オプションに絡んだ投機的な売り
おぼつかないですが①は堅調?
②に関しては改善?③に関しては外国人の売りに対し個人投資家の買が。
①~③は少しは改善?残るは④の本命か?

繰り返しになりますが、①と②で、しかも小口で慌てない?

日経平均の日々の値幅が?

日経平均 9081.43 498.43 日経先物 9120 460 円/ドル  98.90
TOPIX 916.65 37.65 TOPIX先 923.0 36.0 10年国債 1.525
出来高 212394   NYダウ 8943.91 248.02 WTI 61.04
売買代金 16581   ナスダック 1647.40 38.70 734.2

日経平均の値幅に注目してみましょう。
10/28日の安値が6994.90円です。
その二日後の30日の高値が9030.85円。その幅が2035.95円。
翌日の31日の安値が8576.98円。
その二日後の11/5日の高値が9521.24円。その幅が944.26円。
その二日後の7日の安値が8266.09円。
そして、本日の高値が9106.29円で週末の安値からは840.20円高なのです。
一日二日の短期間に、日経平均が大幅に乱高下しています。
今週の週報では、日経平均は短期的には7000円~10000円って思えば?と述べました。
日経平均が一日二日で10%~20%動くならば、寄与率の高い銘柄は?
そう思えば?
①日経平均の値幅を割り切って狙う!短期売買に徹する。
②中長期で7000円を買い下る!7000円、6000円と記録を残す気概。
勿論、いくら短期とは言え、上値は追わない。

次に、日経平均の26週移動平均の標準偏差は拡散の最中。
この拡散が止まれば、移動平均自体への回帰が通例となっています。
26週移動平均自体の減少もありますが、それでも拡散が止まれば10000円奪回も視野に?
この拡散のために変動幅が激しくなっています。
やはり、拡散が止まるまでは、上記の①②が有効と考えます。
日経平均や個別株の目標株価の引き下げが相次ぎますが、それはそれなり?

昨年8月以降、外国人は約2.5兆円の売り越しとなっています。
信用の買残は、昨年の8月の4.38兆円が、直近1.38兆円へ約3兆円減少。
先物の裁定買残は、昨年2月の5.96兆円が1.03兆円へ約4兆円の減少。
要は外国人の売りに、信用/先物の裁定買残の整理で、約10兆円の売り圧力が?
株価は売りが多ければ、必ず下がります。
今週の週末にはSQとサミットが控えます。
この乱高下に、如何対応するか?
値幅を見る限り、①と②の戦術も?と思っています。

下った日の下げ幅を見る?

日経平均 8583.00 -316.14 日経先物 8660 -140 円/ドル  97.45
TOPIX 879.00 -30.30 TOPIX先 887.0 -12.5 10年国債 1.510
出来高 271704   NYダウ 8695.79 -443.48 WTI 60.77
売買代金 21896   ナスダック 1608.70 -72.94 732.2

本当に株価の下落を止めたいならば?
日経平均は10/28日に6994円のバブル崩壊後の最安値を付けました。
不安心理と疑心暗鬼の最中、6994円自体が意味したものは?
単なる偶然か?
昨年高値の18300.39円の黄金分割、18300.39×0.382=6990.75円。
その28日の後場から、日経平均は急反発。その日の終値は7621.92円でした。
11/4日から実施予定の空売りの禁止に関し、前倒しの実施要請があったからでした。
貸し株市場が潤沢な現状でも、ザルに思える空売り禁止も効果はあるのです。
先物との裁定で現物との裁定には機敏性が要求されます。
その一刻一秒の裁定に、確かにブレーキはかかったのでしょう。
結果的には、6994円。黄金分割で止まったのです。
ただ、その後も先物中心の投機的な裁定売買は続いています。
この10日間の日経平均の乱高下。
-811.90円安、-486.18円安、459.02円高、589.98円高、817.86円高、-452.78円安
537.62円高、406.64円高、-622.10円安、-316.14円安
しかも日経平均自体は8500円の水準なのです。二日間で1000円の乱高下が継続!
この乱高下、その急落を本当に止めたいならば?
先物市場の寡占が引き起こしているのです。
市場が自由である限り、寡占は排除されるべきと考えます。
やはり、今回の暴落の一端は、当局の無策が引き起こしている事は否めないと考えます。

さてトヨタの決算です。
トヨタショックと評される驚きの決算でした。
個人的には営業利益の50%減少で09年3月末は1兆円+αと予想していました。
それが6000億円。
内訳は、為替変動で-6900億円、販売面で-6100億円、諸経費他で-3700億円の-1兆6700億円。
注目は、為替変動と諸経費他、これで1兆600億円の減少なのです。
しかも、上期の営業利益が約6000億円ですから、下期の営業利益はゼロなのです。
繰り返しますが、為替変動と諸経費他で、下期に1兆600億円の修正を入れる。
今回、自社株買いも実施されていません。
何か?変ですね。
個人的には米国のデトロイト問題では?って考えています。
オバマ新大統領は、基本的には保護主義と考えられます。
GM/フォード/クライスラーを廻って何かが起こるのでしょう。
11/15日の金融サミットの主題にデトロイト問題もクローズアップしてくると考えます。

日経平均の乱高下は、26週移動平均の拡散にあります。
26週移動平均の二標準偏差は7719円に拡大しています。
過去に例を見ない拡散ですが、拡散は必ず止まります。
そして、その拡散が止まれば、必ず移動平均値そのものへ回帰スルのが通例となっています。
週明けからは、週末のSQやサミットへの思惑で、更なる乱高下が予想されます。
どこで拡散が止まって収束へ向かうか?
株価は株価に聞く?って考えれば、下った日の下げ幅です。
下った日の下げ幅が-500円以上にならなくなれば拡散は止まりだします。
これは標準偏差の計算をしなくても、自分の目でわかることです。
また、6994円を含め、7000円台は四日間しか有りませんでした。
急落も買った記録を作ると思えば、気休めでも気概が生まれます。
為替に注意しながら、短期売買も一法かもしれません。

トヨタショックか?

日経平均 8899.14 -622.10 日経先物 8800 -720 円/ドル  97.72
TOPIX 909.30 -57.61 TOPIX先 899.5 -79.0 10年国債 1.495
出来高 237634   NYダウ 9139.27 -486.01 WTI 65.30
売買代金 19988   ナスダック 1681.64 -98.48 742.4

衝撃的なトヨタの決算でした。
営業減益は50%と予測していましたが、-73.57%の6000億円の予想が発表されました。
08年三月の営業利益が2兆2703億円が09年三月が6000億円。
為替変動で-6900億円、販売面で-6100億円、諸経費等で-3700億円の減益。
すでに一部の朝刊で、トヨタの営業利益が一兆円を下回る!と報道されていましたが、
実数は、その数値を大幅に超えていました。
本日、日経平均が-714円安となりましたが、トヨタショックと言われていました。
そのトヨタは-440円安の3810円。
明日以降、どこまでこの数値を織り込むか?
現時点では自社株買いの発表は報道されていません。
10/28日の安値が2880円です。
一株当りの純資産が3789円。
配当は前年度と同じ65円で3月末がわかりませんが実質減配?前年は65円に75円で140円。
65円を前提に130円とすれば、3000円で4.33%でPBRは0.79倍。
10/28日の安値が基準と考えます。

連日の乱高下です。
日経平均の25日移動平均との乖離は本日が-2.47%、昨日が+3.28%。
但し26週移動平均との乖離が拡散中です。二標準偏差は7652円に拡散。
ボラテイリテイの高い乱高下を裏付けています。
この拡散が止まるまでは、乱高下が続き易くなります。
この乱高下では、7500円~9500円のボックス?と短期に徹するか?
7000円台を買って長期に保有するか?
どちらにしても7000円台を待つ余裕が必要と考えます。

トヨタの自社株買いは?

日経平均 9521.24 406.64 日経先物 9520 420 円/ドル  99.51
TOPIX 966.91 56.21 TOPIX先 978.5 63.5 10年国債 1.530
出来高 286591   NYダウ 9625.28 305.45 WTI 70.53
売買代金 23280   ナスダック 1780.12 53.79 757.3

日経平均が9500円を回復してきました。
相対的には強気シナリオを堅持して来たD生命が年度内の見通しを6500円~10000円へ。
決して揶揄しているのでは有りません。
先週の6994円に直面して仕方ナシのシナリオの変更だったのでしょう。
財務不安から暴落したソフトバンクが五日連続のストップ高。
28日の安値636円が僅か五日間で約二倍となりました。
本日、野村HやみずほFがストップ高。
トヨタは400円高で4250円となっています。
トヨタの安値は28日の2860円。一週間で48%上昇しているのです。
トヨタの配当利回りは?PBRは?って主張しても馬鹿呼ばわりでした。
このブログのコメントすら廃止せざるを得なくなりました。
一週間で何が変わったのでしょうか?
勿論、金融危機や経済危機への対応はありました。日銀の利下げは貢献しました。
それでも、個々の企業にとって、一週間で何が変わったのか?
逆に、9500円になったからって・・・?
日本株の三つの異常は、何ら解決していないのです。
株価は、売りが多ければ必ず下がります。
今回の急上昇も、安値での個人の買が入ったのも事実ですが、結局は巻き戻しが主因。
またぞろ円高になれば投機的な裁定売買が復活するでしょう。
今回の歴史的な暴落を検証し反省する。
株式市場を守るためには?
お題目の貯蓄から投資へ!そのために何が必要か?

少なくても自社の株は自社で守る!
その気概が市場へのメッセージとなります。
この暴落時に自社株買いを実施した企業の株価を検証してみましょう。
その意味でも明日のトヨタの決算発表。自社株買いの発表はあるか?
また、日経平均ですが、25日移動平均との乖離率は+3.28%となっています。
新値三本足は陽転しました。8/21日以来です。
D生命のシナリオ通りに6500円への暴落が再来するならば、やはり記録と気概を大事に!
6994円を含め7000円台は四日間の大バーゲンだったのです。