寂しい限りの自立反発期待?

日経平均 13159.45 -194.33 日経先物 13130 -220 円/ドル  107.47
TOPIX 1281.64 -19.15 TOPIX先 1280.5 -20.5 10年国債 1.545
出来高 142428   NYダウ 11131.08 -239.61 WTI 124.73
売買代金 18947   ナスダック 2264.22 -46.31 927.70

日本の場合、東証に代わる新たな現物市場の創設が必要かもしれません。
先物やオプションの投機的な売買を排除した現物取引の市場。
その第一号にはトヨタが最適かもしれません。
本来、先物やオプションは、現物市場の補完的な存在。ヘッジ等・・・・・。
先物/オプションによって個々の銘柄の価格が決められてしまうなんて・・・・・。
やはり、どう考えても本末転倒なのです。
今日も、先物主導の一日となりました。
500枚単位の売り注文が頻発するのです。
しかも、値段を崩すため・・・・?より高く売るためとは、到底思えない売り方なのです。
正に、力関係のみ!
よくよく考えてみましょう。
一部の投機筋によって、価格形成が歪んでしまっているのです。
どうして、やらせ放題に放置しているのか?不思議でなりません。
東証にしても大証にしても、先物の売買量が欲しいのは解るのですが・・・・・
本日も、東証では斉藤社長の会見がありましたが、大義なくしては・・・・ですね。

国債先物を買って日経/トピックス先物を売る。
インフレなのに金利は低下・・・・?
百歩譲って、低金利ならば高配当銘柄を買ったら・・・・・・。
高配当のトヨタや武田を売って、更に高配当にして、しかも低金利の国債を買う・・・・?
全て、力関係なのです。
売りが多ければ、必ず下るし、買が多ければ、必ず上がります。
当たり前ですね。
本日の10年国債の利回りは1.545%でトヨタの配当利回りは、倍の3.09%となりました。
トヨタが大幅な減配をしない限り、配当利回り2%の裁定で、7250円?
自社株買いが実施されてからでは・・・・・・?

とにかく、大多数が売りに傾いています。しかも世界的な規模なのです。
先物だって、売れば容易に利益がでています。
こんな安易な売買が長続きするとは、到底思えません。
信用の買い残や先物の裁定買い残なども激減しています。投資意欲は陰の極?
ただ、自律反発にしか期待できないってのも、寂しい限りなのですが。

東証一部の売買代金は?

日経平均 13353.78 19.02 日経先物 13350 -10 円/ドル  107.78
TOPIX 1300.79 2.51 TOPIX先 1301.0 4.0 10年国債 1.565
出来高 156766   NYダウ 11370.69 21.41 WTI 123.26
売買代金 17133   ナスダック 2310.53 30.42 926.80

週末のシカゴの日経先物は13510円でした。
ドル円も、一時は108円台へ!
それでも、東証一部の売買代金は今年最低の1兆7133億円、出来高は15億6766万株。
現物市場は、正に機能不全?
月曜特有の外国人の売買が少ないからって言ったて・・・・・・・。
情けないほど、自国の株を買わない投資家ぞろいなのです。
それどころか先物主導で売ってくるのです。
前場、10:45分以降、日経先物には500枚以上の単位で、売りが頻発!
こんな単位で売れるのは、地銀クラスでも、そう見当たらないのが実情のはず。
いくら同時に国債先物を買っているからと言っても、理解の領域は越えています。
日経先物の出来高は877712枚と、それ自体は急減しています。
500枚単位が頻発するのです。200から300枚単位は・・・・・?
出来高が急減する状況で、大口の売り注文が・・・・・・。

考えようですが、こんな状況で日経平均は+19円高、トピックスは+2.5p高でした。
トヨタは-60円安、信越は-70円安、ホンダは-110円安、東京エレクトロンは-290円安・・・・・
円安メリットを受けるはずの主力企業は軒並み安。
日経平均が-200~-300円安しなかったのが不思議なくらいなのです。
売り込んでも下らなくなったら、どうなるか?

今週は日本国内は主力企業の決算発表。
29日がコマツ、ソニー、松下、野村、東芝・・・・・・
30日がトヨタグループにドコモ
31日が新日鉄など鉄鋼株、武田、重工、商事に地所など不動産にみずほF・・・・
米国では、29日のシラー住宅価格指数、31日がGDPで8/1日が雇用統計。
買わない理由には事欠かない週となっていますが、果たして・・・・?
少なくてもチャートを見る限り、3/17日の11691円を大底に、1/22日の12572円と7/16日の
12671円を両肩とした逆三尊が形成。
N波上昇として、上昇③波のメドは15000円から15500円が支持されているのですが・・・・?

悲観一色でもチャートは?

日経平均 13334.76 -268.55 日経先物 13360 -300 円/ドル  106.72
TOPIX 1298.28 -34.29 TOPIX先 1297.0 -42.5 10年国債 1.575
出来高 177089   NYダウ 11349.28 -283.10 WTI 125.49
売買代金 20773   ナスダック 2280.11 -45.77 922.30

買い手は不在なのです。
日経平均は、7/22日から24日の三日間で799円上昇しました。
買が多いから上がったのですが、では誰が買ったのでしょうか?
24日の夜の勉強会の質疑応答。
「皆が下げると思い、先物を売ったり、空売りをしているとしましょう。今晩の米国株が
急落したら、皆様はどうしますか・・・・・?」
少なくても、三日間で799円急伸しているのです、売っていても穏やかではないのです。
しかも、買い手が不在な事は万人が承知の上。
答えの多くは、売り乗せ! or 売りの継続。
結局、NYダウは-283$安の急落で、日経平均の-268円安。
現物市場の閑散のなか、先物主導で売りの一方通行。日経先物は-300円安。
東証一部の値下りは1404銘柄と全面安。
勉強会の質疑応答と同じ投資結果がでたのです。

特に、みずほFや野村Hなど金融株が大幅な値下りとなっていました。
みずほFは二日連続安で、25日は-8.15%の急落となりました。
一体、みずほFに何が起きたの?
前日に自社株買いの終了が報じられたのをキッカケに、一気に裁定の餌食?
やはり、価格形成が異常なのです。
前日+250円高したトヨタが-180円安、+120円高した信越が-120円安、+130円高した武田が
-90円安、+69円高した野村Hが-91円安・・・・・
個別銘柄に個々の連動性は、全く見当たらないのです。

で、更に売り込んだのです。
3/17日からの急伸も、今回の三日間の急伸も、結局は買戻しが原動力でした。
お金に色が無い以上、買いは買い!なのです。
売っても下がらない?
信用の買い残も、先物の裁定買い残も低水準で推移。需給は改善しているのです。
悲観一色で不安心理は増幅。米国の動向に左右されながら一喜一憂。
それでも、具体的な数値で見ていけば。
3/17日から6/6日までの、11691円→14601円の急伸!誰も買っていないのです。
その時、何が叫ばれたか?
「必ず、二番底はやってきます。黄金分割で12800円があれば理想で、絶好の買場!」
その願っていた二番底がやってくれば、総悲観/総弱気で売り乗せ?
これでは、永久に安値は買えません!

先物主導の異常な相場展開が続いています。
それでも、数値は、その分一方通行にならず、その都度の急落/急伸を繰り返しています。
先物による撹乱を排除すれば、7/16日の安値12671円を基点とした、上昇③波がスタート?
3/17日~6/6日の①波の上昇幅をN波で返せば、15500円近辺が上値のメドに?
しかも、3/17日の11691円を大底に、1/22日の12572円と7/16日の12671円を安値とする
典型的な逆三尊?
次は26週移動平均が上昇に転じるか?がポイントとなります。
その26週は、8/1日の終値が13497.16円、8/8日が13017.24円超で上昇に転じます。
ただ、13週移動平均が、現在は下落中で、13週が上昇に転じるには、8/1日が14049.26円、
8/8日が13655.34円超が必要となります。
買い手不在の先物主導の相場展開の中、数値は大きな転換点を示しだしました。

トヨタが15分も寄らない?

日経平均 13606.61 290.38 日経先物 13660 300 円/ドル  107.92
TOPIX 1332.57 29.22 TOPIX先 1339.5 30.0 10年国債 1.655
出来高 196471   NYダウ 11632.38 29.38 WTI 124.44
売買代金 22723   ナスダック 2325.88 21.92 922.80

トヨタの寄りは+190円高の5160円でした。
昨日の-40円安の反動もあったのでしょうが、注目は寄り付きの時間でした。
主力株の中で、最も遅い9:15分だったのです。
トヨタが15分も寄らなかったのです。
注目もされない事かも知れませんが、変化の兆しを感じるのです。
通常、証券会社の自己部門は寄り付き/大引の売買を避けます。
いつも述べている事ですが、トヨタは裁定の最右翼の銘柄。
実需の買が入ってこない以上、裁定には格好の銘柄なのです。
そのトヨタが15分も寄らなかったら、先物との裁定はどうなるか・・・・?
また、15分も買い気配を続け+190円高してきたのです。
少なくても、実需の売りを実需の買が上回ってきたのです。
しかも、寄り付き後も、裁定の売りを吸収し、前場は+180円高の5050円で終了。
トヨタが堅調の分、先物は巻き戻しが。
また、逆に裁定でトヨタが買われる?トヨタは+250円高となりました。
しかも、その水準は、まだ5120円なのです。

日経平均は、今週の三日間で+799.61円上昇しています。+381.26/+127.97/+290.38円。
世界中の投資家が、ドル安→原油高→株安に賭けたのです。
誰もが悲観一色で不安心理を増幅させているのです。
そこに登場したのが、米SECと言う騎兵隊であり、バーナンキ/ポールソンと言った
保安官だったのです。
株価の上昇に理屈はいりません。
買が多ければ、必ず上昇するのです。
騎兵隊と保安官が、まずは株安を止めた?風説の流布の調査と空売りの禁止。
問題は、その持続性です。
お金に色はないとは言え、空売りの買戻しにも限界があります。
要は、実需の買が入ってくるか・・・・なのです。

その意味で、本日のトヨタの値動きが注目だったのです。
トヨタの決算発表は8/7日に予定されています。
発表と同時に自社株買いを実施するか・・・・・?
トヨタ自体の株価に対する危機感が問われる事になります。
どちらにしても、我々は、安値を買う!
今回も、13000円以下で買えたかどうか・・・・?反省のほうが多いですね。

それでも西部劇は?

日経平均 13312.93 127.97 日経先物 13360 160 円/ドル  107.62
TOPIX 1303.35 15.61 TOPIX先 1309.5 17.0 10年国債 1.645
出来高 202786   NYダウ 11602.50 135.16 WTI 127.95
売買代金 22627   ナスダック 2303.96 24.43 948.50

ドル安→原油高→株安→金融不安→ドル安
原油高→インフレ懸念→金利高→ドル安→原油高→株安
解決策の無い連鎖だったのです。
ドル安を止めれば解決策が見えても、自国通貨の防衛には、その国の対策は見当たらない?
原油高に象徴されるインフレも、ユーロが金利を上げれば、ドル安の進行で原油高。
G8でも何でも、各国のエゴが出てしまえば、それはウイーン会議?
悲観一色でも、投資の世界では、益々弱みが付け込まれます。
世界中のお金が、売りに傾いたのです。
あっと驚いたのですが、ここで登場したのが、米SECと言う騎兵隊だったのです。
悪いのはあいつらだ!
ヘッジファンド約50社に対し召喚状を送りつけたのです。容疑は風説の流布!
逮捕するぞ!
しかも、逃げ道をふさぐ規制措置。空売りの禁止!
当然、確信犯は逃亡?
ファンドは巻き戻し換金。投資先に累が及ばないように?
お金に色はありません。買が多ければ、株価は必ず上がるのです。
こんな茶番じみた西部劇が、実に効果を発揮したのです。
NYダウは、この一週間/五日間で639.96$の大幅高となりました。
そして、原油は127$へ急落、ドルも安定。
問題は、この逆の連鎖の継続性となります。
騎兵隊は登場しても、難題は山積みのままなのです。
ただ、ドル安→原油高→株安に、多くの投資家が資金シフトしてしまった事は事実なのです。

今日の解説でも、日経平均の上値は重い!なんてありました。
相変わらず、日経先物には債券先物との裁定で大口の売りがでていました。
その伸び悩みの結果として、結局、トヨタは-40円安となっているのです。
日経平均が、それでも+127円高し、為替も円安、ホンダが100円高しても、トヨタは安い!
何故、トヨタが売られるのか。
本日のトヨタ、一時は+90円高の5000円を回復したのです。
先物との裁定には格好の銘柄なのです。貸し株が潤沢。いくらでも売れる。
ただ、考えてみれば、配当利回り3%と思えば、安値は買える?
7/16日の安値は4580円でした。配当利回りは 145÷4580=3.16%
5000円のトヨタは買わずに、4580円を買えば・・・・・・。
また、トヨタが低迷している分、逆に日経平均の上値余地もあるのです。
要は、安値を買うためには!ですね。