トピックスは1勝11敗!

日経平均 15725.94 -365.79 日経先物 15720 -350 円/ドル  117.90
TOPIX 1533.94 -39.60 TOPIX先 1528.0 -41.5 10年国債 1.680
出来高 193941   NYダウ 12342.56 36.74 WTI 55.81
売買代金 25178   ナスダック 2445.86 -3.20 622.50

大変な一日でした。
新興市場は、10/12日の安値を、各市場とも更新しました。
また、日経平均は-365.79円、トピックスは-39.60pの大幅安となりました。
東証の西室社長は、20日の記者クラブ主催の講演会で、日経平均が大幅に下落している事に関し、
証券軽減税率の廃止が個人の売りを加速する事を懸念した外国人の売りって解説をしたそうです。
それは、それで政治的な駆け引きなのでしょう。(東証としての反対の意思表示)
ただ、実体としては(現状の急落に対しては)危機感に欠ける様に思えます。
株価が下がって恐ろしいのは、その後に控えるマインドの冷え込みなのです。
今回の急落が、トピックス中心に、しかもトヨタを除くトピックスの急落のため、主力銀行や
証券などの金融株を中心に内需関連株の急落なのです。
日経平均は、確かに下がったとは言っても、まだ15700円の水準なのです。
トヨタやキャノンなど一部の優等生を除けば、6/14日の14045円すら下回っているのです。
おそらくは、今回の急落は演出されてしまったのでしょう。
需給の崩れは、必ず、需給で解決されますが、注意しなければならないのは投資家心理なのです。
今回の日本株の急落が、日本だけの特有な需給によるならば、時間が解決してくれます。
その意味では、悪銭が良貨を駆逐しないことが望まれます。

予定通りトヨタの売り出し価格が決定しました。6820円となりました。
払い込みは24日で売却可能日が30日だそうです。
この環境です。安定操作も24日まではあるかもしれません。
ただ、株価が安定操作に頼るようであれば、このブログの仮説は外れたことになります。
単なる回収機構とトヨタの「エゴ」だったのか、不信感がつのる事になります。

さて、本日の急落を受け、信用取引の追証が、かなり発生していることが予想されます。
NYダウも六日連騰して調整が入り易くなっています。
それでも、日本株の急落が引き金になって、世界的な暴落には、まだ至らないと思います。
楽観が支配していないからです。
今回の日本株の下げを「FRBと日銀の信頼性の違い」と説明する人がいましたが、正に、その
通りと思います。
本日の下げで、トピックスのサイコロは「1勝11負」の異常事態となっています。
不安心理は増幅しますが、ここからの下げに対しては、慎重かつ大胆に!と思っています。

個人的ですが、本日は豊田通商の2920円、野村證券の1852円、みずほFの822000円、愛知製鋼の
641円を買ってみました。(勿論、売却しながらです。)
明日は、同銘柄の買い増しと、ジャフコの4800円、日本特殊陶業の2050円、ジェイテクトの
2250円、三菱商事の2000円などを考えています。

長いブログとなりました。

日経平均 16091.73 -72.41 日経先物 16070 -110 円/ドル  118.36
TOPIX 1573.54 -8.50 TOPIX先 1569.5 -12.0 10年国債 1.705
出来高 171543   NYダウ 12305.80 54.11 WTI 56.26
売買代金 22783   ナスダック 2449.06 6.31 621.70

この世界的同時株高の中にあって、どうして日本株だけが安いのか?
景気後退懸念? 金利上昇懸念? 企業業績不安?
とにかく、後付けの理屈探しでやっきになっているようですが、どこにも答えは見当たりません!
まあ、その中にあって、現象面で、少しは説得力を持つのは「先物の裁定買残」かもしれません。
要は、なぜ下がるのかは、売りが多い!からなのです。
この真理からすれば、裁定買残は、たしかに「売りの要因」ではあるのです。
株価(日経平均、トピックス)と、この裁定買残の推移をみてみましょう。
一目瞭然で、高値/安値は、僅かなラグ(株価が先行)を持って、一致します。
今回も、日経平均(トピックス)が10/24日で高値をとり、裁定買残は10/27日(10月第四週)に
50493億円がピークとなっています。
その意味では、裁定買残が5兆円へ乗った段階で「売り」が正解だったのです。

この事は、日経平均の4/7日の高値:17563.37円からの急落の時も、裁定買残はピークでした。
日経平均は4/7日の17563.37円から6/14日の14045.53円への急落!
これ程の急落も、その要因を誰も説明してくれませんでした。
このブログでは、その4/7日からの急落を次の三点で説明しました。
①信用取引の追証の発生(個人マーケットの崩壊)
→新興市場の崩壊、積み上がった信用の買残(59836億円)
②外国人売りによる需給の悪化
→日銀のゼロ金利解除による世界的なリバランス。(二ヶ月連続の外国人売りこし)
③先物/オプションを使った証券自己部門の暗躍
→①②の要因に加え、裁定買残が4/21日に44229億円でピーク。

ここで大事な注意点があるのです。
構造的には、株価が上昇する限り、裁定買残は積みあがります。
しかも、その規模(水準)は、あくまでも結果論なのです。
4/7日の17563.37円の時点が4兆円だったからと言って、その4兆円自体の是非の議論なんて、
何の意味も待たないのです。実際、6月の第三週の30267億円からは積み上がったのです。
たとえ、売りが正解だったとは言え、5兆円がどうか?これも結果論だったのです。

それでも、株価が下がり、裁定買残が減少に向かっているのは事実なのです。
この事実を踏まえれば、この裁定買残がどこまで減少するのか?
技術的には、大事なチェックポイントとなります。
ここ一年間の裁定買残の推移からみますと、12/22日の39383億円→1/20日の30537億円(-22.5%)
4/21日の44229億円→6/23日の28808億円(-35.0%)。
そして、今回です。10/27日の50493億円→?(直近は46808億円-7.3%)
発表の数値は、11月の第二週分で一週間遅れています。
絶対水準の調整がどこまで進んでいるか?
また、この先の調整の期間は?って推測していきます。
個人的には、最長で12月のSQ(12/8日)まで?って考えています。
そうであれば、株価は、その手前で反転を始めます。(1~2週前)
もう一度、4月からの急落の要因を考えてみてください。
たとえ、需給は悪化していますが、4月の急落よりも軽微と思います。
また、4月の急落時は「世界同時株安」だったのです。
その環境下でも、このブログでは「どうして日本株が一番下げるのか?」と疑問を投げました。
それ以上に、今回の「日本株だけが、どうして上がらないの?」は異常なのです。
その意味では、結果的な「裁定買残の減少」も、「裁定解消の状況」が出てしまった!と理解
すべきなのです。需給構造が崩れてしまったのです。
では、どうして需給構造が崩れたのでしょうか?

ここで、このブログで述べてきました、トヨタのファイナンスに関する「仮説」です。
くどくなっていますが、どう考えても、今回のファイナンスは理解の範囲を超えています。
10/24日から日経平均やトピックスは反落しました。
特に、トピックス中心に下げ、その下げ幅は-6.9%となっています。(ほぼ全面安?)
その全面安の中、トヨタだけは8.2%上昇しているのです。
しかも、4341万株の大量の売出しを発表したのです。(別に2000万株の自社株買いを実施)
好対照が、豊田通商の公募でした。
通商の株価は、この公募で、10/27日の3620円から急落しました。(公募価格は2979円)
しかも、払い込み終了後の17日には、2945円と公募価格を割ってきました。
公募に応じた投資家の売却可能日は、22日~だそうですが、それにしても?になっています。
如何に、トヨタの株価が異常となっているかが、よくわかるのです。
結局、このファイナンスに関連して「トヨタ買い/トピックス売り」の裁定が起きているのです。

本来は、トピックス上昇/トヨタ上昇、トピックス下落/トヨタ下落が、相応なのです。
トヨタは時価総額ダントツで、トピックスが急落する中、需給悪をかかえても上昇するのは、
誰が考えても異常なのです。(トヨタの上昇分、銀行や証券、商社や不動産が売られるのです)
そのトヨタの値決めは、週明けの20日~となります。
サイコロ「2勝10敗」(+1→-7→+1→-3)のトピックスは、「1勝11負」になっていくのか?
異常は、異常であるが故に、必ず是正されます。
どちらにしても、その鍵はトヨタが握っているようです。
トヨタの上昇→トピックス反転(上昇)以外、答えは見つからないのですが?

今回のブログは、長くなりましたので、ここまでとします。

 

ここからのトヨタに?

日経平均 16163.87 -79.60 日経先物 16180 -90 円/ドル  117.93
TOPIX 1582.04 -9.96 TOPIX先 1581.5 -10.5 10年国債 1.700
出来高 153249   NYダウ 12251.71 33.70 WTI 58.76
売買代金 20429   ナスダック 2442.75 12.09 623.79

さて、日本株は、どうなったら上がるのでしょうか?
米国株は連日の「高値」更新! 少なくても、米国の「所為」にはできないようです。
景気後退もGDP発表でその懸念が後退、今度は「金利引き上げ」懸念も現状維持の方針。
軽減税率廃止による譲渡課税の20%を嫌気したって、それでは来年末まで上がらないの?
今朝の12chのテレビ解説で「これで米国が下がったら、どうなるのか?」って言っていました。
正直な心配ですが、おそらくは現状を言い当てているのでしょう。
下がって「弱気」、上がって「強気」は世の常なのです。
まして、世界的株高にあって、どうして日本だけが上がらないの?
企業業績も下方修正で下がるのは分かるけど、上方修正でも、どうして上がらないの?
答えは、いつもの事ですが、売りが多ければ下がる! この一言なのです。

では、どうして売りが多いのでしょうか?
それは、景気とか企業業績と言ったファンダメンタルズとは別に、価格メカニズムに問題が在るのです。
先物/オプションによる「指数」の売買によって、個々の銘柄の価格形成が歪んでしまったのです。
もちろん、そのスキームはベールに包まれています。
ただ、結果的には、必ず、最終的に「現物」の売りとなって清算されているのです。
今日は、大引けでは、値上り/値下り銘柄数は516/1057の全面安となりましたが、やはり金融など
内需中心にトピックスが売られていました。(NT倍率は10.217となってきました。)

では、このメカニズムで、どこまで下がるのでしょうか?
それは、個々の現物が、どこまで下がるのか?なのです。
トピックス中心であれば、本来はトヨタなのです。(他の業績は無視しているのですから)
そのトヨタが、上場来高値を維持しているのですから、その分、他が売られているのです。
特に、金融株(銀行/証券/ノンバンク)が売られています。
その意味で、まず主力三行がどこまで下がるのか?
三菱UFJは? 三井住友は? みずほFは? 下値は、あとどれだけ?
野村證券は? 三菱商事は? キャノンは? 東京エレクは?
米国が安くなったら、どうなるの?なんて心配しないで、具体的に考えましょう。
具体的に考えれば、トヨタを除く大半の主力株は、下がっても5%の範囲に入った?と思います。

そのトヨタを、どう考えるか?
ここが最大のポイントとなっています。
繰り返しますが、今回のトヨタのファイナンスは異常です。
売り出しの規模、自社株買いの実施など、さらに、この高値が維持されていること自体が、異常
なのです。(この先、トピックスが下がるには、トヨタが下がれば自然なのです。)
個人的には、今回の売り出しに関して、オプションが組まれたと思っています。
勿論、将来の事はわかりません。当面は、トヨタ買い/トピックス売りの「裁定」が主流?
その仮説が、的を得ているならば、値決め以降、トピックスは買われる?
値決めは、早ければ20日の予定だそうです。
何故ならば、買われたトヨタ株は、更に買い進まれ、値段(行使価格)と株数がオプションに
充当、売られたトピックスの買戻しが始まるからです。

もちろん、個人的な仮説です。
個人的には、仮説を立てる以外、今回のファイナンスが理解できないからです。
そして、こんな仮説の信憑性など、全くないのです。
繰り返しますが、デタラメです!
その意味でも、ここから数日のトヨタの株価に注目しましょう。(金/月/火)
このファイナンスで、これに応じた一般の投資家が、それなりの利益を得られないとしたら、
トヨタにとっても「汚点」となることは間違いなさそうです。

売買代金上位10銘柄は?

日経平均 16243.47 -46.08 日経先物 16270 -30 円/ドル  117.73
TOPIX 1592.00 -4.42 TOPIX先 1592.0 -5.5 10年国債 1.56
出来高 160210   NYダウ 12218.01 86.13 WTI 58.28
売買代金 22521   ナスダック 2430.66 24.28 625.29

米国高にもかかわらず、日本株は二日連続高さえも儘ならないようです。
日経平均は-46.03円安、トピックスは-4.42p安で、NT倍率は10.203となっています。
昨日のGDPを好感した?はずなのに、また辻褄合わせの低次元な理屈を言っていました。
早期利上げ懸念(明日の速水総裁が何を述べるか?)や軽減税率廃止懸念だそうです。
これでは、いつまでたっても日本株は上がらなくなってしまいます。
トピックス主導で売られる構図は変わってはいないのですが、それでも、大きな変化は感じられ
てきました。(先物は値幅の割には大口の売り仕掛けがでていました。)

本日の売買代金の上位10銘柄を見てください。
①みずほ(+1000円高:720億円)②三菱UFJ(+30000円:591億円)③トヨタ(+30円:561億円)
④いすず(+16円:524億円)⑤ソフトバンク(-25円:460億円)⑥三井住友(+0円:318億円)
⑦東京エレク(+160円:198億円)⑧アドバンテスト(+230円:293億円)⑨キャノン(+30円:278億円)
⑩ホンダ(+10円:252億円)  上位10銘柄の売買代金シエアは約20%

これを見て、ちょっと変?って思いませんか。
売買代金の約20%を占める上位10銘柄で、下がっているのはソフトバンクだけなのです。
しかも、その下げは小幅にとどまっています。(主力三行は反発に転じています。)
それでもトピックスは下がってしまうのです。 どうして?
いかに、指数中心に値ツケが行われたが現れています。(値上り/値下り銘柄:593/1009銘柄)
たとえば、トヨタ買い/トピックス売りなどの裁定の結果と考えられます。
また、主力三行が下がらなくなった分、商社やノンバンクなどが売られたと思います。
どちらにしても、トヨタの強引なファイナンスが引き起こしている事は間違っていないでしょう。
また、そうならばトピックスの巻き戻し(反転)は、トヨタの値決めまでには?
希望的な願いを込めながらも、トヨタの動向には注目しています。

さて、このブログでは、個人的には〇×銘柄を買いました、とご参考にしていますが、どんな
銘柄を対象にしていますか?ってご質問がきました。
基本的には、次の様な、個人的グルーピングで買い付けを決めています。

〇グループⅠ(優等生組) トヨタ、キャノン、武田(信越)
〇グループⅡ(金融組) 主力三行(みずほ、三菱UFJ、三井住友)、野村H、ジャフコ
〇グループⅢ(トヨタグループ) 豊田通商、ジェイテクト、アイシン
〇グループⅣ(通信組) KDDI、NTT、ドコモ(ソフトバンク)
〇グループⅤ(激安組) 日本特殊陶業、三菱商事、アルバック
〇グループⅥ(M&A組) 愛知製鋼、トーメンエレク、タチエス
〇グループⅦ(新興組) ヤフー、インデックス、IIJ(楽天、そーせい)

それらに、その都度、ブリジストン、旭硝子、野村不動産、日本碍子、ダイセキ、フジミインコーポ
ローム、NEC、住友電工、など価格水準で分類わけしていきます。
ご参考にして下さい。

 

GDPの数値を受け?

日経平均 16289.55 267.06 日経先物 16300 290 円/ドル  117.60
TOPIX 1596.42 27.66 TOPIX先 1597.5 30.0 10年国債 1.720
出来高 184771   NYダウ 12131.88 23.45 WTI 58.58
売買代金 25434   ナスダック 2406.38 16.66 625.79

8:50分に発表されたGDPは、事前予想を大幅に上回り、年率2.0%となりました。
10日に発表された「機械受注」とは逆に、今度は一転、先物の大量買いとなりました。
このGDPの数値を見る限り、この三ヶ月間の機械受注の数値は一体、何だったのでしょうか?
とにかく、事前予想を10%以上下回る数値が、三回も続いたのです。
もちろん、日銀短観やGDP、鉱工業生産指数や機械受注、それぞれにはタイムラグがあるのは
理解できます。(微妙な違いはあるのですが?)
それでも、オークマやデイスコなど機械メーカーの決算を見る限り、受注の減少は全くの程?
感じられないのです。(大幅な増額修正)
また、本日のGDPの牽引は、輸出と設備投資でした。
企業の設備投資が旺盛で、機械メーカーの決算が好調であれば、機械受注の落ち込みは、やはり
一時的な季節要因と考えるべきでしょう。
それを、景気後退懸念として先物の売り材料としてきたのです。
やはり、このブログで指摘してきました様に、後付の理屈だったと思っています。
ただ、この三週間、世界同時株高の中、日本株だけが下がったのは事実は事実なのです。
結局は、またしても、オプション/先物の悪行だったのかもしれません。

さて、本日の全面高を受け、焦点ボケにならないことが肝心となります。
今回の日本株の急落に関しては、トピックス中心に内需、特に金融株が売られたのです。
反面、時価総額トップのトヨタは、上場来高値を更新したのです。
このトヨタの株価は、ある意味では「異常」な価格形成でした。
大量な売り出し(4314万株)で高値が更新されるのです。しかも、あえて自社株買いも。
このブログでは、仮説として、この問題をとりあげました。(過去のブログを参照して下さい。)
昨年の「みずほFの大量売り出し」と同様に、おそらくはオプションが絡んでいるのでしょう。
まあ、仮説は仮説として、今週は、「トヨタに聞いてみましょう!」でした。
トヨタの株価が下がらずに、来週の値決めを迎えれば、そして、大量の売却にもかかわらず、
堅調に推移すれば、年末年始にはトヨタの一株100$が現実味を帯びるのかもしれません。

また、そのトヨタが上昇するためにも、今度はトピックス自体の上昇が必要となります。
そのトピックスの上昇には、ここまで下がった「金融株」が貢献するかもしれません。
ここ数日述べてきました、主力三行や野村Hはどうっだったでしょうか?
それぞれ、年初来安値まで下がっていたのですから、戻りとなれば、それ相応なのです。

昨日、豊田通商の公募価格が2979円(2%デイスカント)で決定しました。
先週末の「勉強会」で、公募価格が決定したら、その50円上で指値の買い!って述べました。
3030円の指値は、結局、3010円の商い成立となりましたが、如何だったでしょうか?
今後も、公募買い付けの売却可能日が21日からでしょうから、その21日と、それまでは
徹底した「押し目」買いに妙味がありそうです。