リチャード・クー氏の”レポート”からは…

8/29日 日経平均:+34.75 22848.22円 Topix:+7.97 1739.60p

(前日)NYダウ:+14.38 26064.63$    ドル円:111.18円

 

過熱する米中貿易戦争。その行へは…?興味を引く”レポート”…がありました。

リチャード・クーさんの”マンデー・ミーテイング・メモ”(8/20日号)その一部を抜粋すれば…

 

「…米国発の貿易戦争の相手国が一つなら、その一国が報復関税に出ても何とかなる

かもしれないが、今回のように、全世界の国々を相手に貿易戦争を仕掛けてしまうと

それらの国々からのインプットに頼る全ての米国企業がその影響を受けてしまう。

既に米国の多くの業界団体はこの種の問題で悲鳴を上げており、その意味でも、

この種の関税を使った貿易戦争は、早期に決着に持ってゆくのが不可欠と思われる。

しかし、戦争の常として、始めるのは簡単だが終わらせるのは難しい…」

「そこで実際に不確実性が拡大して、自国の景気まで減速しかねないという事態に

なったらトランプ大統領はどう動くかだが、そこで一つ考えられるのが、品目ごとに

対応が必要な”関税”という手段から、全品目の価格を同時に動かす”為替レート”を

使うという手段へと大統領が作戦を変えてくる可能性がある…」

 

更に…今回の貿易戦争に関しては、当の米国の事務方の処理に物理的にも時間的にも

限界が生じている…現実の”生の声”を伝えています。

更に…政府は火消しに躍起になっているそうですが…ワシントンポストのスクープ…

米朝首脳会談直前の安倍・トランプ会談での…”真珠湾を忘れていない…”発言。

T大統領の作戦が、関税から為替に移るならば…それはそれで…

その”論拠”に一貫性があれば…

8/28日 日経平均:+13.83 22813.47円 Topix:+2.68 1731.63p

(前日)NYダウ:+259.29 26049.64$   ドル円:111.22円

 

また…今回も…”23000円の壁”が…”だそうで…前場の”ムード”から一変…

日経平均は、23006.77円の+205円高から安値引けの22813.47円。かろうじて…6日続伸。

市況解説も…強気になったり…弱気になったら…毎度の”カメレオン”に…何とも…

そう思えば…日経平均の10万円を決して疑わないあの”M”氏の妄想的な論拠も…

それはそれで…超強気への一貫性は評価に値するもの…

もっとも…忘れられてしまっていますが…”リーマンショック”後の反発局面では…M氏は超弱気に…

日経平均が7000円を割れた局面では…半年以内の5000円を強調していました…

まあ…どちらにしても…”マーケット”はアジテート的な”極論”を望むのでしょうが…

繰り返しますが…上でも下でも…論拠に一貫性があれば…それはそれで…参考に…

 

とにかく…具体的に考えましょう…

”おこぼれ頂戴”的な相場に魅力がないのは…上がれば強気…下がれば弱気…その一貫性の欠如。

指数主導の相場では…指数が上がるから…確かに…指数だけならば…

この局面…個別銘柄で…全員参加型の”スター”が登場してくれば…

さてさて…

 

”おこぼれ頂戴”的な相場にも…

8/27日 日経平均:+197.87 22799.64円 Topix:+19.75 1728.95p

(前日)NYダウ:+133.37 25790.35$   ドル円:111.06円

 

今週の”週報”では…

先週の”check-point”の”二つの下げ止まり”…

①上海は下げ止まるか… ②マザーズは下げ止まるか…実際…両指数とも反発に…

その”二つの下げ止まり”が明確になるか…相場に…ある意味”お色気”が戻るか…に注目。

また…”一極集中”の米国株…先週の”S&P500″の高値更新に続き…ナスダックの8000pの大台達成は必定…

そして…日本株にも…”おこぼれ頂戴…”的な好影響となるか…

それぞれ…米株の上昇は…信越化学で…上海の上昇は…インバンドの復活…セブン&アイとOLCで…

マザーズの上昇は…中小型成長株の反発…シスメックスで…

何にしても…単純化して…具体的に考える…

 

ただ…米国株に”一極集中”が起き、その”おこぼれ頂戴”的な相場で世界同時株高になっても…

市場を取り巻く”Risk”は増大/拡大の一方に…

要は…リーマンショック以降の大相場は…”米国から始まり米国で終わる…”その見極めが大事に…

相場の格言では…

”相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観と共に成熟し、幸福感と共に消えていく…”

今が…どの”ステージ”なのか…興味深いですね。

 

ニトリにエムスリー・・・で…シスメックスは…?

8/24日 日経平均:+190.95 22601.77円 Topix:+10.98 1709.20p

(前日)NYダウ:-76.62 25656.98$   ドル円:111.36円

 

安値を買っておけば…誰でも…そう思うに違いないのですが…

では…どうして…安値が買えないのか…それどころか…安値を売ってしまう事も…

この点について…”ニトリ”を具体例にして…説明しました…

我慢に我慢を重ねて…連日の急落を耐えても…最後の”-2~-3%”が耐えられない…

週初…Oさんから相談を受けました…

”ニトリは大丈夫でしょうか…15500円を切ってきましたが…”

”とりあえず…売って様子を観ましょう…”それが答えだったら…

勿論…”ニトリ”の15500円が安値とは限りませんね。

ただ…だから…当方の答えは…”戦略なのですか戦術なのですか…”

”せっかく…4000円の急落に耐えて…残り-400円が耐えられない事に…安値と思いますが…”

その後…Oさんが…どうしたか…”ニトリ”は三日間で+1000円の急反発に…

 

”エムスリー”でも…

”エムスリー”に関しては…8/5日の週報で解説しました。

「高成長銘柄ファンドの解約に伴う換金売りも…従来の”狙い目”の4200円を下回ってきたが…

積極的な対応を支持…買い下がり。9月末に1株を2株に分割。

分割後の株価を2000円~3000円に想定。今は正念場に…」

8/3日の株価は4105円でした…”エムスリー”は24日に急伸。株価は4650円に…

 

上がれば強気…下がれば弱気…世の常に…

ただ…それでは…実践では…大事な”お金”…いくらあっても足らない事に…

高成長銘柄でも…本格調整となれば…それなりの安値が…安値の見極めですね。

我々は評論家ではありません。実践では…焦らず…慌てず…躊躇せず…安値を買う!

難しくは有りませんね。

今だったら…”シスメックス”の9000円割れを安値と思えるか…

しかも…1回では買わない…”二段戦法”…戦略なのか戦術なのか…

5日連続の2兆円割れ…夏枯れ?

8/23日 日経平均:+48.27 22410.82円 Topix:-0.15 1698.22p

(前日)NYダウ:-88.69 25733.60$    ドル円:110.85円

 

日本時間で…13時1分が注目されましたが…

米国の中国への追加制裁…160億$分への関税が…市場は…読み筋通り…無反応に…

次は…”ジャクソンホール”のパウエル議長の講演に…何を今さらですが…それでも…ドル円に反応すれば…

何にしても…東京市場。主体性のない相場は継続。5日連続の2兆円割れの”夏枯れ”相場に…

日経平均は…ファーストリテイリング効果…一社で日経平均を+50円押し上げ…一方で、Topixは”マイナス”に…

こんな相場に誰がした…まあ…ぼやいても始まりませんね。

どちらにしても…今週は…”波乱から小康”と解説しました。

そのポイントは…

①上海市場が下げ止まるか…②マザーズ市場が下げ止まるか…この二つの”下げ止まり”に注目でした。

その観点からは…微妙ですが…下げ止まり感も…

まずは…数値は数値に聞く事から…

 

また…急落する中小型成長株では…

昨日は”ニトリ”を具体例に説明しましたが…往々にして、急落後の残り5%の下げが我慢ならない…

実際…”ニトリ”は…心配のご相談を受けた直後から急反発…22日は+135円高、23日は+605円高に…

市場心理のなせる業…安値は買うもので売るものではありませんね。