東京市場は『宝の山』にも…

6/5日 日経平均:-192.96 37554.49円 Topix:-28.66 2756.47p

(前日)NYダウ:-91.90 42427.74$   ドル円:143.06円

 

東京エレクトロンやアドバンテストが大幅高でも日経平均はTopixの大幅安にお付き合い…

折角…Topixが上値追いの『正念場』を迎えていたのに…

明らかに…日本株の上値を重くしたのは植田総裁の『利上げ』前向き発言。

その日銀の会合は6/17日。FOMCが18日ですから…結果は19日。

過去の会合の整合性からは…『現状維持』って思われますが…何にしても…

そして…明日は『雇用統計』…来週は『SQ』…東京市場は生体反応に乏しい市場に。

まあ…だからこそ…肩に力を入れても始まりませんね。

日立や三菱重工…任天堂にソニ-…アドバンテストにイビデンも急伸しました…

三菱商事に三井住友も押さえています…コア銘柄の確認を。

グロース低迷の象徴だったエムスリーも持ち合い離れ…”安値を買っておけば…”ですね。

そんな観点に立てば…キッコーマンにしてもユニチャームや大同特鋼にしても…安値の見極め…

東京市場は『宝の山』にも…

 

下げを待つ余裕が決め手に…

6/4日 日経平均:+300.64 37747.64円 Topix:+14.02 2785.13p

(前日)NYダウ:+214.16 42519.64$    ドル円:144.02円

 

米国株高を受け日経平均は4日振りの定石通りの反発。ただ…”迫力”に欠ける…

外国人動向次第で…当然、為替動向に左右される…

日本国内に”主体性”が欠けるのは…今始まったことでもなし…

気になるADP雇用レポートでは就業者数は事前予想を大幅に下回り…景気減速感も…

更にISM非製造業景況感指数も49.9と節目の50を下回る…

米国景気の減速感が明確になれば…米国では”利下げ”も…市場への影響は限定的にも?

一方で国内は…日銀は相変わらず”利上げ”に前のめり…上値の重しに…

ただ…1年を通じれば…2度の暴落を経て…需給悪は水面下で改善…

まずは…下げを待つ余裕が決め手に…

エムスリー…新たな相場への期待

6/3日 (前場)日経平均:+76.18 37546.85円 Topix:-3.31 2773.98p

(前日)NYダウ:+35.41 42305.48円 ドル円:142.89円

 

前日の米国株やナイトセッションでの日系先物が堅調でも…東京時間に移れば…

どうも…東京市場には厚い雲が掛かってた様にも…先物主導で上値は重い?

ドル円も(143円を挟んで)142円台での神経質な値動き…

何にしても…先週末の植田総裁の”利上げ”前向き”発言…本当に懲りないですね。

その日銀会合は6/19日。18日にはFOMCも…来週のSQへの『波乱要因』に違いない。

とにかく…今週はTopixが上放れるかの『正念場』…当然…”売り”も活発に…

まずは…肩に力を入れず…余裕をもって…

 

補)注目のエムスリーですが…年初来高値を更新。新たな相場入りへの期待も。

2020/1月に10675円から24/8月には1126円へ暴落。

”グロース株”の象徴的な銘柄でした。単純なテクニカル的計算では…『黄金分割比』

(10675-1126)×0.382+1126=4773円 材料は後から出てくるならば…

強権発動も自ずから『朝令暮改』に…

6/2日 日経平均:-494.43 37470.67円 Topix:-24.28 2777.29p

(前日)NYダウ:+54.34 42270.07$    ドル円:143.52円

 

確かに…日中安値の-644円安からは下げ渋るも…戻りも限定的で大幅安。

イビデンやNRIなど…散発高は見られるも、全体として”生体反応”は感じられず。

売買代金は3.8兆円の低水準。先物主導で37500円割れ。2日間で1000円安に。

まあ…面白みに欠ける『相場』ですが…それはそれで…

今週は…Topixが2800円pを固められるか…『令和のブラックマンデー』以降3度目の挑戦。

逆に考えれば…既にTopixはその水準へ戻っているのです。

2日の夜発表されたISM製造業景況感指数。

数値は”48.5”で前回を微妙に下回る…T関税の不透明感が景況感の悪化に繋がる?

T政権の『アキレス腱』が『トリプル安』ならば…強権発動も自ずから『朝令暮改』に…

『生成AI』の声を真摯に聞くべきに…

5/30日 日経平均:-467.88 37965.10円 Topix:-10.45 2801.57p

(前日)NYダウ:+117.03 42215.73$    ドル円:143.88円

 

売買代金は4/7日以来の6兆円を超える大商い…MSCI銘柄入替で大引けで3兆円。

”クロージングオープン”で一気に1日分の商いが集中し事に。

そして…4/7日と言えば『トランプショック』当日…この暴落は『令和のブラックマンデー』に酷似。

その理由を『生成AI』に問えば…

 ①日本株の需給に関する構造問題

 ②心理的なパニックシンドローム                 

この二点を挙げているそうです。(29日のTV番組)

まあ…我々も共有してきた『事実』ですが…市場関係者の多くは検証を怠る…

きちっと『事象』を検証すれば…ですね。

まあ…日銀をはじめ多くの市場関係者は『生成AI』の声を真摯に聞くべきに…