とにかく不思議な国なのです。

5/24日 日経平均:+6.78 8563.38円 Topix:+0.68 722.25p
(前日)NYダウ:-6.66 12496.15$ ドル円:79.48円

EU首脳会議への失望?具体策が見えなかった?中国のPMIも期待外れ…
日経平均はじり貧に…
答えは「8500円のオプションが狙われているのでしょう!」
先物主導です。明白ですね。8500円のオプションがノックイン。
案の定?8500円割れれば…日経平均の安値は8496.61円に。
8500円割れれば下げが加速するって解説もありましたが…
そんな…それでも事実は事実。
では、8500円割れからの急反発は、彼らはどう説明するのか?
まあ、ドチラニしても…今週は、気分に左右されずに数値は数値に聞く事で…

誰が考えたって…それでも異常が恒常化してしまうと…
東証一部の時価総額が250兆円以下。PBR一倍以下は当たり前…
本日、個別銘柄で大台割れが…
信越化学が3975円。富士写真が1491円。任天堂が8700円。ロームが2918円…
富士写真の時価総額は7790億円で剰余金は1兆9000億円。有利子負債が2000億円…
赤字ではありません。しかも増配。それでも株価は歴史的な安値に。
ロームだって。ロームの株価が2900円台なのです。
ロームの剰余金は5899億円。無借金です。そして時価総額は3360億円に過ぎません。
株価もここまで下がってしまうと…
富士写真もロームもPBRは0.5倍以下に。
今日にでも…?剰余金を当てにした企業買収が起きたって…
すでに危機的状況は超えているのですが…

確かに「みんなで売れば怖くない…」かもしれませんが…
投機筋の次のtargetは…?Topixの700pが迫ってきました。本日は716p。
ただ、リーマンショック時の安値が698p。昨年が703pでした。
Topixの700pは日経平均の8250円に対応。
そしてこの状況が富士写真やロームの状態なのです。
こんな異常に危機感を全く感じないの…不思議な国なのです。

日銀は無能なのか?確信犯なのか?

5/23日 日経平均:-172.69 8556.60円 Topix:-11.76 721.57p
(前日)NYダウ:-1.67 12502.81$ ドル円:79.48円

日銀は無能なのか確信犯なのか?
いくら期待されていないからって言っても…投機筋は何もない事を待ち受けています。
今月も決定会合の結論から売り叩かれました。
誰もが期待していないだけにsurpriseになり得るのですが…rip-serviceすらもなし。
Topixは年初来安値を更新。安値は720.85pに。
ギリシャの前大統領の発言?原文を読めば…極端な内容ではないのに。
残念ですが日銀の存在が日本の不幸に。FRBとは根本的に違うようです。

さて、今週の方針。
竹槍でも戦う!どんな少額でも買ってみる…気概ですね。
本日。東証一部の時価総額が250兆円を下回りました。(249兆6296億円)
大企業の内部留保金が266兆円あるそうです。
個人の金融資産の現預金が840兆円に及ぶそうです。
既に大企業は東証に上場している意義を消失しているのですが…
やはり危機感の欠如こそが最大の危機なのかもしれません。

売買代金の減少が語るのは?

5/22日 日経平均:+95.40 8729.29円 Topix:+8.18 733.33p
(前日)NYダウ:+135.10 12504.48$  ドル円:79.44円

大飯原発。安全から需給。夏場の電力が足りない…って。
需給も説得できなければ今度はコストだって。驚くべき発言が…。
枝野大臣って自分が何を言っているか解っているのでしょうか?
では、何故…浜岡を止めたのか?原発廃止を主張した政権の官房長官でした。
福島が何を語ったか…そして現在もingなのです。
原発依存度の高い関電はこの一年の間、何をやってきたのか…リスク管理は…?
消費増税に命を懸ける?
馬鹿言っちゃいけません…原発が必用ならば…そっちにも命を懸けたら…
原発は抑止力の面で必要不可欠。その抑止力の核の利用。
そうならば、まして原発事故の補償など膨大なコストを考えれば民営化は困難なのです。
東電の国有化ではなく原発の国有化。
各電力会社は必要に応じて国から原発による電力を買えば…
衆院の特別委員会のTV放送をみました。
何で消費増税なのか?命を懸けているにも関わらず、何の説得力を感じられません。
松下政経塾出身の政治家は口だけ…何て発言も。確かに…幸之助氏は泣いていますね。
残念ですね。

日本の株式市場。同じ事が繰り返されているならば…
投機筋は馬鹿では有りません。売れば儲かるから売ってくるのです。
では…売って儲からなければ…
相場の下げを主導しているのは…円買い/Topix売り/日本国債買い…同時の裁定売買。
ならば…要は裁定が効かなくなったら…
当然、売りが減少すれば…株価は下げ渋る。売買代金は減少します。
急落した18日の売買代金は1兆2187億円。週明けの21日が8656億円。22日が9174億円。
現物市場が超閑散に。
昨年12月と同じ事が起きているのです。

同じ事の繰り返しが・・・ならば?

5/21日 日経平均:+22.58 8633.89円 Topix:-0.36 725.15p
(前日)NYダウ:-73.11 12369.38$ ドル円:79.25円

Topixは売られる。日経平均はプラスのTopixはマイナスに。
売買代金は8656億円の超閑散に。
それでもシカゴの日経先物は8555円でした。下げ渋ったのは事実。

そして…同じ事が繰り返されています。
昨年12/18日号の「週報」。その12月第4週の「今週の注目点」。引用してみます。
1)米国次第!
→結局は今回も米国次第に違い有りません。
2)外国人動向は?(12/5日~8日の週は-2761億円の大幅売り越しに)
→5/7日~11日の週は-2074億円の大幅売り越しに。
3)期待すらされない日銀政策決定会合(12/20日~)は現状維持の確認?
→5/22日~日銀政策決定会合。状況は全く一緒?
4)試されるTopixのリーマンショック時の安値は698p。
→今回の安値は5/18日に722.96p。
5)戦術が有効に。キチット10%の利益を積み重ねる…方法論の確認を!
→今回も戦術の徹底です。今週は「竹槍でも戦う」気概でした。
6)円買い/Topix売り/日本国債買い…の裁定売買…
→今回も同様の裁定売買が主導しています。

当時の日本株の懸念は…
1)日本の政治への懸念。
→何の進展も見られません。やたら日数だけが経過しました。
2)米国景気回復への懸念。
→毎回繰り返されるQeⅢへの期待?と毎月の雇用統計…
3)ユーロ金融危機への懸念。
→またぞろギリシャ危機から金融不安に。

12/16日のTopixが723p。日経平均が8401円。ドル円が77.86円。
現物市場は超閑散。当時も「円買い/Topix売り/国債買い」の裁定売買が相場を主導。
同じ事が繰り返されています。
そして、同じ事ならば…その後の三カ月は…
投機的な裁定売買は、裁定売買故に値段の許容度が必要になります。
要は、この先の円高は…国債の利回りは…
78円台から75円は可能か?10年国債の利回りは0.815%から0.7%が可能か…
その観点から…数値が語っているのは…?
上がらないTopixもリーマンショック時の安値に接近すれば…それなりに下げしぶります。
しかもNT倍率はITバブル以降の最高値。11.92倍に。

下げに強くなりましょう。
だから安値が買えるのです。今週は竹槍でも戦う…とご提案しました。
個人的ですが21日はコマツの1851円を買ってみましたが…果たして?

どこまで下げたって・・・

5/18日 日経平均:-265.28 8611.31円 Topix:-21.62 725.54p
(前日)NYダウ:-156.06 12442.49$ ドル円:79.24円

何故…?って言っても売られるのは事実。
これが日本の株の否定できない現状。情けないですね。
それでも…
株価には実体があります。指数が一方的に売られても、個別では下げ渋ります。

インタビューを受けました。その一部を…
「日本株の下げのメドって…どうお考えですか…?」

既にオーバーシュートとみていますが、残念ですが上昇の切っ掛けがありません。
17日の後場からも自律反発したのですが、ユーロ安とフィラデルフィア連銀指数で裏切られ18日の暴落へ。
個人的にはこれで…と思ったのですが…
売りが売りを呼んでしまう。売れば儲かるから売る…信用取引の追証…オプションのノックイン・・・
Topix中心に売られているのですからTopixでは…
リーマンショック時の安値が698p。昨年の欧州金融危機が703p。18日が725pですから…
Topixの寄与率topはトヨタですから…トヨタの株価を考慮すれば、既にトヨタを除くTopixはリーマンショックを下回っています。
少なくても下げの最終局面って考えています。Topixの700p。+-10pを想定しています。
また、現在の東証一部の時価総額が250兆円。この数値に危機感を覚えないって不思議な事なのです。

「日本株のPBR中心に今後の展望については…?」

日本の株式市場のメカニズムが壊れてしまった状況がPBR一倍以下って考えています。
先程も話題になりましたニューエッジ証券の先物取引でのシエア。これ以上は売れない!って基準がPBR一倍なのですが…
その基準が消滅してしまえばニューエッジ証券に象徴されるCTA業者の想いのまま…
そして先物は必ず現物と裁定されますから、現物の手口が公開されれば…対策も可能なのですが…
東証は敢えて手口の公開をしない。だから東証は悪代官って…まあ、愚痴はさておき…
どちらにしても…PBR一倍以下は異常です。
例えば富士写真。PBRは0.43倍。株価は1537円。時価総額は7909億円に過ぎません。
万年割安のままに放置されていますので株価が下がっても危機感が無い…
この富士写真。剰余金は1兆9445億円。有利子負債が1988億円。
もし、アップルが株価を3000円で公開買い付けしたら…
7900億円の資金で50%を買付、残りの50%を株式交換で富士写真はが手に入ります。
しかも公開買い付けの資金は、剰余金の半分にも…相手の剰余金を使って企業買収が可能に。
これは富士写真だけではありません。
日本のメガバンクも…
企業買収って…どうしても経営悪化した企業が…って思われますが…

「では…日本の投資家はここからどうすべきでしょうか…」

株価はどうしても行き過ぎてしまいます。不安が不安を…短期的には売れば楽になります。
だから戦術と戦略を強調してきました。戦術は売買。戦略は保有。
(戦術と戦略についての部分は省略)
指数から売られることで株価は全面安に。そのために個別銘柄では予想外の安値が狙えます。
どうしても全面安から保有銘柄の値下がりが厳しくなります。買う気持ちが萎えてしまいます。
大事なことは、みずほFを100株でも買うぞ!って意欲。みずほFの100株は11000円です。
みずほの配当利回りは5.5%あります。どこまで下がっても買うぞ!って気概が。
銘柄を絞り込んで、安値を想定し、実際に買う事が…買う事に焦点を絞れば…
個人投資家の一人一人が、竹槍でも戦うぞ!って気持ちに期待します。

一方で経営。自社株買いを。株主総会の決議事項です。
自社の株は自社で守る。企業買収されてからでは…