作り出されたモラルハザード相場は・・・

12/3日 日経平均:+1.77 19939.90円 Topix:0.68 1602.94p
(前日)NYダウ:-158.67 17729.68$  ドル円:123.42円

ECBの理事会前でも…しかも…先行した期待は既成の事実に…
万が一にも期待外れだったら…本来であれば市場は警戒を強めるものですが…
前場が安いのだから…日銀がETFを買ってくる…本日は369億円の買いが…
であれば…日銀が買う前に…レバレッジETGFを買っておけば…合理的な投機行為が…
日銀の買いは後場からの売買代金を考慮すれば…約5%に?
実需の5%の買いには、レバレッジの買いを増幅…前場安くても後場からは回復…
日銀が作り出したモラルハザード相場…その危うさは一切無視されて…
勿論、日銀が狙うのは…資金供給ではなく株高。
モラルハザードで株高ならば…日銀の思惑は充足…そんなものなのでしょう?
ただ…市場メカニズムが壊れてしまえば…日銀がETFを買えなくなったら…副作用はどうなるか?
リチャード・クー氏の主張をお忘れなく!

注目のETF理事会。結果は…リチャード・クー氏の解説通り…かなり慎重な緩和策に…
この結果を受け…ユーロ高に株安に…先行した思惑の巻き戻しに…
CMEの日経先物は、19545円へ急落。
25日移動平均値が19554円。26週移動平均値が19466円。19500円は下値の抵抗ラインに。
確かに…テクニカル的には19500円は下値のメドなのですが…市場メカニズムが果たして効くか?
モラルハザード相場で積み上がった裁定買い残…3.6兆円の重み。
4日夜の雇用統計に来週はSQ…
下がってからでは…誰にだって言えるのですが…いつもの繰り返しが…

トヨタの上昇は・・・

12/2日 日経平均:-74.27 19938.13円 Topix:+0.31 1602.26p
(前日)NYダウ:+168.43 17888.35$  ドル円:123.08円

日経平均は-74円安でも…Topixはプラスを堅持…
トヨタに三菱UFJにNTT…時価総額topが上昇。逆に日経平均はファーストイテイリングが大幅安。
トヨタの上昇に対し…「トヨタも走り始める…」なんてレポートも…
株価は買いが多ければ必ず上がります。上がって強気では…的外れにも…
少なくてもトヨタの上昇。
11/16日からの4000万株の自社株買い。4000万株です!
このブログでは…トヨタの自社株買いが始まる前に戦術が有効!ってご紹介しました。
11/13日の買値を、7525円とすれば…本日が、7862円に…約5%の上昇に過ぎません。
16日からは立ち合い日数で11日。平均で一日に200万株とすれば、2200万株。残りは1800万株?
残りが1000万株をきれば価格効果は薄くなると思われますので…上昇余地はあと四日?
8000円回復は有り得ても…
勿論、3日のECBや4日の雇用統計をキッカケに…相場全体が大きく変わる事も…
それでも…「トヨタも走り始める」でトヨタを買う事は…?
逆に…自社株買いを実施し株価を買い上げている割には…出来高が増えていない?
トヨタへの評価…自動車メーカーならば…車がどれだけ売れるのかに…

引け後発表の裁定買い残。微増し3.59兆円に。11/27日現在。
指数主導で株価が上昇すれば…通常、裁定買い残は増加します。
ただ…裁定買い残には、理論的には無限でも…実務の規模からは限界規模も…
3.5兆円が警戒!って言われていますが…
来週の11日がSQです。繰り返しますが…ECBに雇用統計。トヨタの自社株買い終了も…
急落してからでは…誰にだって解説できる事なのですが…

日経の20000円回復も・・・

12/1日 日経平均:+264.93 20012.40円 Topix:+21.70 1601.95p
(前日)NYダウ:-78.57 17719.92$  ドル円:122.89円

法人企業統計で設備投資が二桁の増加になったから…って言われますが…
そうだとしたら…?
引け際に買い注文が集中するのは妙な話に…それでも…20000円は回復。それはそれで…
これで…多くのオプションがノックインしました。要は…この後の持続性に…
上がれば…good!で利益確定が進みます。
先日発表された首都圏の新築マンション価格。平均が5000万円を超えたそうです。
しかも…都心に限定すると、70㎡で70000万円に…
この価格…一般のサラリーマンイに手が届くのでしょうか…バブル期を彷彿させますね。
やれやれ…

リチャード・クー氏の熱い思いが・・・

11/30日 日経平均:-136.47 19747.47円 Topix:-14.20 1580.25p
(前日)NYダウ:-14.90 17798.49$  ドル円:122.78円

リチャード・クー氏のレポートに注目です。誰よりも熱く適切に語り続けています…
正に…cool-head but warm-heart
11/24日号の「マンデー・ミーテイング・メモ」では…

・政策転換点に近づく欧米、取り残される日本
・ドル高や海外経済の弱さが米国経済のアキレス腱だが…
・同国の不動産市場には過熱感も
・民間が本格的にカネを借り始める前に金融政策を正常化したいFRB
・インフレ率が2%になってからの金融政策正常化では遅すぎる…
・金融政策正常化に不可欠な過剰準備の回収は史上初の経験
・そこで発生する問題の多くも史上初
・中央銀行と政府双方の財務の健全性が疑われる事態になりかねない…
・金融政策の正常化は民間の資金需要が回復する前に進めるベキ…
・本来なら過剰準備の回収から始めるのがベスト
・今後は過剰準備の回収作業と金利正常化の組み合わせに注目
・FRBと対極の姿勢を貫く日銀
・人々は、2%達成後の世界も考慮してインフレ期待を形成する…
・日銀も量的緩和を続ければFRBが懸念する問題に直面
・これまで日本国債の空売りが成功しなかった理由
・日本では出口の時点で政府債務の大きさが問題視されやすい…
・出口に関する議論がない事が将来不安を惹起させかねない…
・FRBの早めの出口戦略は国際暴落の回避が狙い…
・物価や実体経済の予測を外してきた黒田総裁
・現実を理解せず教科書通りの発想でしか日本経済を見ていない…
・バランスシート不況下では政府の借り入れが貨幣乗数を維持する
・今からでも出口に向かえば手遅れにならない可能性
・今の黒田総裁のスタンスを見る限りハードランデイングも覚悟に…
・ドラギ総裁が財政出動の必要性に気づき始めた可能性
・積極的な財政出動に政策が転換すレバユーロ圏は本格的な回復へ

今週は3日のECB。4日の雇用統計。
リチャード・クー氏の警告。真摯に耳を傾ける事から始めましょう!
「現在の黒田総裁のスタンスから見て、同総裁が早めにハンドルを切る可能性は
限りなくゼロに近いが…(金融正常化、出口へのハンドル:当方で注)
そうだとしたら…投資家を含む国民は最後にハードランデイングシナリオもあり得るという
前提で今後の予測や期待を形成すべきと思われる。」(同レポートより)

単なる偶然でも・・・

11/27日 日経平均:-60.47 19883.94円 Topix:-7.87 1594.45p
(前日)NYダウ:休日  ドル円:122.51円

日経平均。5.95円で20000円に届きません。二日かけても…
単なる偶然って思いますが…それでも…数値の面白い所ですね。
先物では、20010円が高値になりましたが…日経平均の6円って事は…
値嵩株で簡単に調整は可能。数値のロマンを感じます。
それにしても…売買代金。とうとう…2兆円にも届かない。1.87兆円に。
米国が感謝祭で市場参加者が少ないから…だそうですが…日本株の主要取引は東京。
ポジションがあれば休日は関係ありませんね…要は指数主導の弊害に違い有りません。

さてさて…官邸主導の政策。財界は賃上げと設備投資増をお約束?したが…
アベノミクス。円安と株高を演出。それにより企業業績は向上…
景気の実体が好転しないのは…企業側の責任?
需給ギャップが解消されないで設備投資を行えば…過剰設備による業績悪化が…
一時的な業績向上から賃上げを実施したら…お給料が上がる事は悪い事では有りませんが…
本末転倒の矛盾…矛盾が露呈する前に…ここまでの矛盾を正す勇気も必要に…
ただ…自画自賛に権力集中…
間違っていると思っても、誰も正しません。。どうも…12月は波乱が予想されますね。